就活サイトでおすすめの理系向けサービスはあるの?
こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
結論から言いますと、理系に特化した就活サイトを使うのがおすすめ。
なぜなら、エントリーシートの書き方や理系ならではの「技術面接」対策などをプロから受けることができるから。
一方で、理系に特化したサービスは少ないもの。
「イマイチピンとこない」という人は、逆求人型就活サイトの活用もおすすめです。
そこでこの記事では、理系におすすめしたい就活サイトと、タイプ別におすすめの人を徹底解説します。
「就活を成功させたい!」というあなたは、最後まで読むことでヒントが得られるはずです。
筆者の自己紹介

じんと(@Jinto_Jibunpock)
就活サイトでおすすめしたい理系向けサービス5選

数多くの就活サイトの中でも、おすすめしたい理系向けサービスは以下の5つです。
クリックすると、各サービスの詳細に飛べます!
詳しく見ていきましょう。
おすすめ①:アカリク

1つ目は、理系の大学院生に特化した就活サイトアカリクです。
アカリクに登録するメリットは以下の通り。
- 10年以上大学院生へに支援した実績
- 研究内容を登録するだけでスカウトが届く
- エントリーシートや面接対策も受けられる
特に、理系の就活に特化したサービスゆえのノウハウや経験を持っているのが強み。
アカリクでは、研究で身に付けた素養を活かせる設計開発やデータサイエンティストはもちろん、コンサルタントなどの文系向け専門職も一部取り扱っています。
研究を活かしにくい求人を紹介される可能性は、通常のサイトよりグンと減るのはありがたいですね。
また、理系の就活ではESや面接で「研究」について聞かれることが多いです。
- 研究への取り組み方
- 論理的に考えられるか
- 詳しくない人に説明できるかどうか
といったところが見られるのが、文系の就活にはない特徴。
(詳しくは理系大学院生のエントリーシートの書き方を修士卒Webライターが紹介の記事を見てね)
こうした理系ならではの就活対策を、理系就活のプロから受けられるのはアカリクならではの強みでしょう。
一方で、以下のような注意点もあります。
大学院生・ポスドク・大学院卒の人が登録対象
つまり、学部生はアカリクに登録できません。
ただし、一部イベントは学部生も参加可能とのこと。
進学か就職か悩む学部生は、1度参加してみるとヒントが得られるかもしれませんよ!
\大学院生必携の就活サイト/
※無料で登録できます
おすすめ②:レバテックルーキー

2つ目は、ITエンジニアになりたい学生へのサポートに特化しているレバテックルーキーです。
レバテックルーキーに登録するメリットは、以下の3つ。
- エンジニア業界に精通したアドバイザーからのサポート
- 年間3,000社以上の企業を訪問するゆえの、豊富な情報量
- IT特有の「ポートフォリオ」の添削にも対応
なかでも、1番のメリットは「ポートフォリオに対応している」こと。
エンジニアの就活では、今まで作ったプログラムを採用担当者に見せるよう求められることが多いです。
そうでない企業でも、ポートフォリオを添付して応募することで、書類選考を有利に進められる可能性もあります。
とはいえ、適当に作って提出すればいいわけではありません。
レバテックルーキーでエンジニア業界に精通したアドバイザーからの助言をもらうことで、応募企業に刺さるポートフォリオを出せるようになります。
ライバルと差がつくので、内定を早くゲットできますよ!
一方で、登録する条件は以下のようにやや厳しめ。
- 東京・神奈川・埼玉・千葉で就職したい人
- 講義・研究などでプログラミングの経験がある人
- クリエイター希望でない人
しかし、門戸が狭いぶん、一人ひとりへのサポートは手厚いこと間違いなし。
条件を満たしている人は、ぜひ無料カウンセリングから受けてみましょう。
\ITエンジニアまで全力サポート/
※無料で登録できます
おすすめ③:キャリアチケット

3つ目は、文系理系問わずにサポートを承っている就活エージェントキャリアチケットです。
キャリアチケットに登録するメリットは、以下の通り。
- 大企業の関連会社や知る人ぞ知る企業の求人多数
- 企業の人と話せる「キャリアチケットサミット」に参加可能
- 登録者向けの特別推薦枠も多数
なかでも「キャリアチケットサミット」が1番の魅力。
キャリアチケットサミットに参加すると
- 1度に複数の企業の人と話せる
- ワークや交流会を通じて、会社の雰囲気の理解が深まる
- 参加企業に直接自己PRもできる
といったメリットがあり、就活に失敗しにくくなります。
実はぼくは理系院卒で大手メーカーに入社しましたが、社会人3年目にうつ病を患いました。
振り返ってみると「社風(会社の雰囲気)が体育会系で自分と合わなかったこと」や「機械系の専攻やあこがれから設計開発を選んだこと」が原因でした。
一方で、合同説明会や企業説明会だけで会社の雰囲気を知るのは、正直厳しいです。
そのため、キャリアチケットサミットのような、ワークや交流会を通じて知れるきっかけがあれば利用したかったなと思っています。
Web上にて無料で参加できますので、ぼくと同じ失敗をしたくない人はぜひ参加しましょう!
一方で、以下の注意点もあります。
首都圏・京阪神・名古屋・福岡のみが登録対象
よって、地方在住の理系学生は、キャリアチケット以外のサービスを検討しましょう。
\社風が見れるイベントが好評/
※無料で登録できます
おすすめ④:dodaキャンパス

4つ目は、企業からオファーが届く逆求人型就活サイトdodaキャンパスです。
dodaキャンパスに登録するメリットは、以下の通り。
- 登録している企業数は6,800社以上
- キャリアノート(プロフィール)で自己理解を深められる
- 無料のキャリアイベントや添削サービスを受けられる
なかでも、1番おすすめしたいのは「キャリアノート」です。
キャリアノートでは
- 企業へ特にアピールしたい「注目経験」
- スキルやパーソナリティの登録
- 経験とスキルを紐づけられる仕組み
といったことが登録できます。
つまり、プロフィールを作ることで自己分析も進めることが可能!
自分の強みや弱み、自己PRが漠然としている人は、dodaキャンパスのプロフィールを埋めていくうちに固まってくるはずです。
もちろん、プロフィールを見た企業から「ぜひお話ししたい」というオファーが届く可能性も十分ありますよ!
一方で「一部企業から、定型文のようなオファーが届く」との声もあります。
しかしながら、オファーを受けたからといって、絶対に受けなければいけないわけではありません。
興味がない企業や、行きたくない企業からのオファーはお断りでOK!
これまで紹介した3社同様に無料で登録できますので、ぜひ検討してみてください( ˘ω˘ )
\プロフィール作成×自己分析を同時に/
※無料で登録できます
※Web版はこちら
おすすめ⑤:OfferBox(オファーボックス)

5つ目は、dodaキャンパスと同じ「逆求人型就活サイト」のOfferBox(以下、オファーボックス)です。
オファーボックスに登録するメリットは、以下の通り。
- 大手企業やベンチャー企業、官公庁などからオファーが届く
- 文章だけでなく、動画や研究スライドでアピール可能
- 適性診断AnalyzeU+で自己分析を深められる
1番の魅力は「文章以外でもアピールできる」こと。
研究内容を文章にしたときに「本当に伝わるのかわからない」と悩む人も多いはず。
特に、専門用語ばかりを書いてしまうのは理系の自己PRあるあるです。
しかし、オファーボックスなら研究のスライドを使って企業にPR可能!
採用担当者にもわかるように説明できることはもちろん、資料や動画でプレゼン力のアピールにもなりますよ!
一方で、「必ず希望業界からオファーが来ることがない」のがデメリット。
「この業界に絶対行きたい!」と考えている人は、登録して損した気分になるかもしれません。
しかしながら、ぼくみたいに「機械系出てるから設計開発」となんとなくで考えていると失敗します。
ぼくと似たような人がいたら、オファーボックスに登録して色々な業界や企業を見ると将来後悔しにくいはずです。
\プレゼン資料で企業へアピール/
※無料で登録できます
【タイプ別】就活サイトは理系のこんな学生におすすめ

続いて、ここまで紹介してきた5つの就活サイトが、どんな理系の学生におすすめかを条件別に見ていきましょう。
①:筆者じんとのイチオシ
まずは、ぼくのイチオシから紹介します。
5つの中で1番おすすめしたいのがキャリアチケットです。
キャリアチケットがイチオシの理由は「幅広い業界が見れて、なおかつ書類や面接のサポートを受けられる」から。
特に、イベントで会社の雰囲気を知ることができるのは、入社後のことを考えると間違いなくプラスになります。
以前、【ただ1つ!】就活の企業選びで重視したいことを、身体を壊した先輩が解説で紹介したように、会社の雰囲気は学生時代のクラスのノリみたいなもの。
例えば、おとなしい人がパリピばかりのクラスに入ったら……。
考えただけでもしんどいですよね。
入社してから雰囲気の違いで失敗しないためにも、就活生の自分にもし会えるならキャリアチケットへの登録を勧めますね。
▼キャリアチケットについて詳しく知りたい方はこちら!
関連記事:キャリアチケットの評判は?サービスの特徴やおすすめの人と合わせて紹介
②:大学院生におすすめ
続いて、大学院生におすすめなのがアカリクです。
アカリクは大学院生やポスドクしか登録できないサービスな分、徹底的なサポートを受けられます。
大学院に進学していると、研究してきたことを企業にアピールする機会が増えますし、素人に伝わるように表現しなければいけません。
だからこそ、大学院生に特化したアカリクのサポートを受けることがおすすめ。
他の就活と少し異なる理系大学院生ならではの、コツやポイントを掴めるようになります。
無料で登録できるので、気になったら登録してみましょう。
また、逆求人型就活サイトを使いたいなら、プレゼン資料や動画でアピールできるオファーボックスがおすすめですね!
▼アカリクについて詳しく知りたい方はこちら!
関連記事:【疑問】アカリクの評判がやばいって本当?文系でも登録できる?理系院卒が徹底解説
③:地方在住の学生におすすめ
地方在住の学生におすすめなのはdodaキャンパスとOfferBoxの2つです。
多くのサービスが大都市圏に限定するなか、逆求人型就活サイトの2社だけは地方大学の人でも利用できます。
また、dodaキャンパスは6,800社、オファーボックスは8,400社が登録しているため、地元の優良企業にも出会えるチャンス!
(いずれも2022年2月現在)
オファーを狙いつつ、プロフィール作成やWebセミナーで就活準備を進めていきましょう。
また、もし地方から上京を志望するなら、就活エージェントの「JobSpring(ジョブスプリング)」がおすすめ。
詳しいサービスやおすすめする理由を知りたい方はジョブスプリング(JobSpring)の評判は?特徴やおすすめの人を徹底解説の記事を読んでみてくださいね!
④:IT系の学生におすすめ
IT系の学生におすすめなのは、圧倒的にレバテックルーキーです。
なぜなら、書類の作成はもちろん、ポートフォリオの作成まで添削してもらえる数少ないサービスだから。
エンジニアに就職したいIT系の学生は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみましょう。
また、逆求人型就活サイトのオファーも狙いたい人は、OfferBoxがおすすめ。
研究スライドや、プログラムが動いている瞬間の動画をPRに使うことで、企業へアピールできるはずです。
⑤:専攻以外を志望する人におすすめ
最後に、専攻以外を志望する学生におすすめの就活サイトはアカリク、キャリアチケット、OfferBoxの3つがおすすめ。
これらのおすすめポイントは、以下のように微妙に異なります。
1つでも気になったものがあれば、ぜひ登録してみましょう。
(もちろん、2つ以上の登録も問題ありません)
まとめ:就活サイトでおすすめの理系向けサービスを使って、内定をゲットしよう

この記事では、就活サイトでおすすめの理系向けサービスについて徹底解説しました。
理系の就活は、研究や成果物などの「技術的なもの」を求められるのが特徴です。
しかも、ただ見せるだけではなく「素人に分かりやすく伝える力」が求められます。
そのため、理系を得意とするサービスでプロに見てもらうことが、早く内定をゲットする秘訣と言えるでしょう。
一方で、研究や専攻と同じ仕事に就かなければいけないことはありません。
特に、不況で入社後の異業種転職が難しいので、新卒カードが使える今こそ色々な業界や会社を見ておきたいところ。
就活エージェントや逆求人型就活サイトを活用しながら、本当の意味で後悔しない就活になることを心から願っています。
最後に、この記事で紹介した5つのサービスについてまとめました。
よかったら参考にしてくださいね!
サービス名 | 種類 | 対象地域 | おすすめの人 |
---|---|---|---|
アカリク | 就活サイト 就活エージェント | 全国 | 大学院生 |
レバテックルーキー | 就活サイト 就活エージェント | 一都三県 への就職 | エンジニア志望 |
キャリアチケット | 就活エージェント | 首都圏 関西圏 福岡 名古屋 | 会社の雰囲気 を知りたい人 |
dodaキャンパス | 逆求人型 就活サイト | 全国 | 自己分析を 進めたい人 |
OfferBox | 逆求人型 就活サイト | 全国 | 動画やスライドで PRしたい人 |
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!