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【経験者が教える】仕事で心が壊れるとどうなる?うつ病を未然に防ぐためのロードマップ【完全版】

【経験者が教える】仕事で心が壊れるとどうなる?うつ病を未然に防ぐためのロードマップ【完全版】

心が壊れるとどうなるの?
転職するか悩んでるけど、勇気が出ない……。
上司のパワハラに毎日耐えてて、涙が止まらなくなった。

こんな悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。

実はぼく自身も、以下のように心を壊した経験があります。

  1. 社会人3年目の春に適応障害で休職
  2. 1ヵ月半後に部署異動し復職
  3. 4ヵ月半後に再休職、うつ病に悪化
  4. 半年以上休職

とはいえ、自分で「最近調子がおかしい」と気づくのはは極めて難しいもの。

仮に気づいたとしても、転職や心療内科へ踏み出す勇気が出ない人もいるでしょう。

そこで、うつ病を未然に防ぐ、もしくは早めに気づくために大切なことをまとめました。

ぼく自身や友人の経験談、過去のSNSの投稿などを織り交ぜていますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

この投稿はほんの一部です

※この投稿は、うつ病経験者1個人の意見です。あくまで参考程度にお願いいたします。

筆者の自己紹介

自己紹介

じんと(@Jinto_Jibunpock

仕事で心が壊れるとどうなる?

仕事で心が壊れるとどうなる?

早速ですが、仕事で心が壊れるとどうなるか見ていきましょう。

以前投稿したツイートに基づき、いくつか情報を補足して紹介しますね。

フェーズ①:警戒編

まずは「警戒編」です。

このうち複数あてはまる場合は、心が壊れかけている可能性があります。

フェーズ①:警戒編

このとき大切なのは「以前と比べて」ということ。

  • 元から部屋の片づけが苦手
  • もともと人と話すのが嫌い

などの場合は必ずしも当てはまらないので注意しましょう。

フェーズ②:通院編

続いて「通院編」です。

文字通り、1度病院へ足を運んだほうがいいフェーズで、定時退社日や休みの日に病院へ行くことをおすすめします。

会社をすぐに休んだ方がいいというわけではありませんが、受診した病院から休職を勧められたときは、医師の判断に従いましょう。

フェーズ②:通院編

フェーズ③:緊急編

最後に「緊急編」です。

こちらに当てはまっていたら、すでに心と体が悲鳴をあげています。

ぼくがうつ病で休む前日に病院へ行ったときも全て当てはまってて「今すぐ会社を休んだ方がいい」と言われました。

フェーズ③:緊急編

ここまで紹介した3つのフェーズについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

心が壊れるとどうなるか分かった後の行動

心が壊れるとどうなるか分かった後の行動

心が壊れるとどうなるかはわかった、じゃあ具体的にどんなことをすればいいの?

そう思ったあなたは、上のフローチャートを参考にしながら詳しくみていきましょう。

①:転職する

1つ目が「転職する」ことです。

会社の社風と自分の性格が合ってなかったり、上司からパワハラを受けていたりするときは転職を検討しましょう。

会社は本来「仕事をする場所」であって、ガマンする場所ではないですからね。

一方で、転職する会社選びを間違えますと、再びしんどくなることもあります。

会社の雰囲気や退職理由を、Openworkなどの口コミサイトを十分に確認しましょう。

転職のメリット・デメリット

②:病院に行く

2つ目が「病院に行く」ことです。

日本では、精神科や心療内科に対して抵抗を感じる人がまだまだ多いですが、身体でいう内科のようなもの。

風邪をひいた時と同じように、調子が悪いと感じたら診てもらうことをおすすめします。

ただし、病院選びを間違えると、回復まで時間がかかるかもしれません。

詳しい理由は、後ほど詳しく解説します。

通院のメリット・デメリット

③:休職する

3つ目が「休職する」ことです。

油断すると涙が出たり、平熱でも身体がだるかったりするときは、1番の資本である「身体」を休ませることが先決。

全てを投げ出してでもいいので、身体を守るために今すぐ休みましょう。

このとき、医師からの診断書があればベストですが「なければダメ」というわけではありません。

休職のための診断書は、必須ではありません。ただし、現実的には本人の意向だけで病欠にすることは難しいため、「休職が必要である」という客観的な証明として、会社側から「休職診断書」を求められる場合は多いです。この場合、主治医に診断書を書いてもらう必要があります。

引用元:はたらく人・学生のメンタルクリニック

一方で、「休職なんて認めない、辞めちまえ!」といきなり言われるケースも少なからずあります。

調べてみましたが、法令違反にはならないとのことです。悲しいですね。

休職のメリット・デメリット

おまけ:部署異動する

部署異動するのも1つの方法ですが、おまけとして書かせていただきました。

なぜおまけにしたかといいますと……

  • 従業員数が少ない会社だと、元上司との関係を断ち切るのは難しい
  • 会社の雰囲気と自分の性格が合っていなければ、異動しても体調は改善しない
  • 異動先が窓際族だらけで仕事がないケースもある

といったことです。

ぼくも1度部署異動で復職しましたが、「会社の雰囲気と自分の性格が合わない」という根本的な原因が残っていたこともあり、再度休職するほど悪化しました。

ただし、仕事の進め方が変わらないことや、収入が大きく減る心配がないといったようなメリットあります。

今しんどい原因が「上司だけ」なのか、同僚との関係や残業といった他の原因もあるのかを考えることをおすすめします。

部署異動のメリット・デメリット

心が壊れるとどうなるか心配なあなたへ、未然に防ぐコツ

心が壊れるとどうなるか心配なあなたへ、未然に防ぐコツ

心が壊れるとどうなるかは心配だけど、現在は問題なさそう。

そう考えているあなたへ、未然に防ぐコツを最後にお伝えします。

配置転換や異動、転職などで将来心を壊さないためにも、頭の片隅に入れていただけると嬉しいです。

以前は11選で紹介しましたが、今回は特に大事なもの5つを紹介します

①:周囲に相談する

1つ目は「周囲に相談する」ことです。

特に、仕事でパワハラを受けているは、上司の上司もしくは人事担当に相談しましょう。

というのも、意外にもパワハラ上司は「自分に自信がなくてビビり」です。

自分の昇進や待遇に影響するとわかった途端、パワハラをやめる人もいるかもしれません(少数派ではありますが……)。

一方で「そんな人いないよ……」と悩む人もいるでしょう。

その場合は、以下の人たちに相談しましょう。

  • 学生時代の友人
  • 同じ趣味を持つ仲間
  • 家族(毒親を除く)

とはいえ、地方から上京して友人がいなかったり、趣味らしい趣味がないという人もいるでしょう。

その場合は、カウンセリングや悩み相談サービスの利用をおすすめします。

最近ではTVCMで話題のココナラを通じて、フリーランスのカウンセラーやうつ病、適応障害経験者にオンラインで話を聞いてもらうことができます。
(ぼくもそのうちの1人です。詳しくはこちらをご覧ください)

②:自分の意見を伝える

2つ目は「自分の意見を伝える」ことです。

日本では、何かと協調性が求められますが……周囲に合わせてばかりいると「意見を言わないあなたが好き」という人が集まってきます。

パワハラ上司はもちろん、モラハラパートナーやマウントを取ってくる友人など。

一方で、自分の意見や考えを持って誰かに伝えることで、それに共感した人が集まってきます。

似た考え方の人たちが多く集まるので、人間関係の悩みがグンと減りますよ!

いきなり職場で言うのは難しいですが……友人と出かける時やSNSなどで、少しずつ意見を言う練習をしましょう。

③:嫌な人と距離をおく

3つ目は「嫌な人と距離をおく」ことです。

パワハラ上司やモラハラパートナー、マウントを取ってくる友人といった人は、あなたからエネルギーを奪う「吸血鬼」のような存在。

彼らの相手をすればするほど、体力を消耗してしまいます。

こちらの記事で紹介したように、心を守るための「人間関係の断捨離」は必要です。

友達に年数は関係ない。

この言葉を頭に入れておきましょう。

④:体調の変化を無視しない

4つ目は「体調の変化を無視しない」ことです。

最初に紹介したように、心が壊れる前兆はたくさんあります。

しかし、「心が壊れるときにどんな行動をするのか」「どのように対処すればいいのか」などは学校や会社で教えてくれません。

とはいえ、心の病気はいつ自分がなってもおかしくないですし、同僚や部下が患うこともあります。

自分や周囲の身を守るためにも、心が壊れたときの行動や対策を覚えておきましょう。

余談ですが、1度うつ病を患うと「年単位の闘病生活」や「社会復帰の難しさ」などで厳しい戦いを強いられます。

うつ病からの社会復帰の難しさはこちらの記事で解説してますので、気になる方はあわせてご覧ください。

⑤:全力で逃げる勇気を持つ

5つ目は「全力で逃げる勇気を持つ」ことです。

うつ病や適応障害で倒れる寸前なのに無理に動こうとするのは「今の場所を失うことへの不安」。

  • 出世できなくなるから
  • 家族を養えなくなるから
  • もう少しだけ頑張れるから

わかる……わかるんだけども。

これでぼくは倒れました。

上のツイートのとき転職活動に踏み切ってたら、長い闘病生活にならずに済んだのかもしれません。

身体を守るためには、時に何もかもを捨てる覚悟を。

かつてぼく自身が失敗したからこそ、声を大にして言いたいです。

心が壊れるとどうなる?よくあるQ&A

心が壊れるとどうなる?よくあるQ&A

最後になりますが、心が壊れるとどうなるか気になる人から良く聞かれる質問をまとめました。

さらに詳しく知りたい場合は、リンクの記事もご覧ください。

石の上にも3年って言われるんだけど……

結論から言いますと、こういう意見は無視でいいです。

3年はガマンしたら成果が出るという意味ですが、あくまで「健康に働けている前提」です

加えて、第二新卒枠は社会人3年目までしか使えず、転職の幅も狭くなります。

転職が当たり前になった今、体調を悪くしてまでガマンする必要はないですよ!

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

おまけ:第二新卒におすすめのサービス

リンクから各サービスの公式サイトへ飛べます!

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企業選びを失敗しないためには?

ぼく個人の考えですが、

  • ブラック企業の求人を避ける
  • 会社の雰囲気(社風)が自分と合うか確認する
  • 自分が転職後にどうなりたいかを明確にする

の3つが大事だと思います。

そのためには

  • OpenWorkなどの評判サイトを確認する
  • 今の会社でしんどい原因を書き出す
  • 転職エージェントのキャリアカウンセリングを受ける

の3つの行動がおすすめ!

3つ目で紹介した転職エージェントのなかでも、キャリアカウンセリングを実際に受けてよかった5社をこちらの記事で厳選しました。気になる方はぜひ!

心が壊れる寸前だけど、お金が心配……

休職した場合には、以下のようなサポートを受けることができます。
(各リンクから、公式サイトの詳細ページへ飛べます)

他にも重度の場合は精神障害者保健福祉手帳による税金控除や障害年金といった補助を受けられます。

障害者手帳における税金控除は、当ブログでもこちらの記事で解説しています。

家族から休職を反対されるんだけど……

家族も大事ですが、1番はあなた自身の健康です。

うつ病が重症化する前に治したほうが、将来的にはプラスになることを伝えましょう。

それでも難しい場合は、こちらの記事をぜひご家族に読んでいただきたいです。

一人暮らしだけど、実家に戻った方がいい?

可能なら戻った方がいいです。

なぜなら、倒れる寸前は食料品や日用品を買いに行く元気もなくなるから。

ただし「実家が毒親」という場合は例外。

帰省することでストレスが増え、かえって悪化する可能性があります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

病院を選ぶ時のポイントってある?

ぼくは闘病中に引っ越しがあったため、いくつかの病院をめぐりましたが、以下の2つに当てはまる場所はあまりおすすめできないと考えています。
(友人数人の話を聞いても、似たような傾向が強いです)

  • すぐに初回の診察を受けられる
  • 初回の診察時間が15分以下

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
(転院当時の日記はこちらから)

まとめ:心が壊れるとどうなるかわかったら早めの対策を

まとめ:心が壊れるとどうなるかわかったら早めの対策を

この記事では、心が壊れるとどうなるかについて、経験談を交えながら解説しました。

お分かりいただけたように、心が壊れるとかなりしんどいです。

  • 数年にわたる闘病生活
  • 働けない罪悪感
  • 家族や周囲から理解されないとき
  • 書類すら通らない転職活動

これらに加えて「再発しやすい」のもうつ病の特徴。

こちらの記事でも紹介したように、企業からリスクに思われるし、せっかく社会復帰しても再発への不安はつきまといます。
(なんなら、ぼくもときどき未だにあります)

だからこそ、重くなる前に早めに対策してほしい!
そして、今は問題ないという人にも、同じ苦しみを味わってほしくない!

そう思って、この記事を書かせていただきました。

とはいえ、

悩む人

話せる人もいないし、どうしたらいいのかわからない……

と悩む人もいるでしょう。

そんなあなたへ。

1回1,300円から相談できる「じんとのオンライン相談」で話してみませんか。

誰かに話すだけでも気持ちが軽くなりますし、経験者としてアドバイスすることもできます!

「話を聞いてほしい」「経験談を知りたい」という方は、ぜひ上のリンクから特設ページをのぞいてくださいね!

この記事が、仕事でしんどいと悩むあなたにとって、少しでも励みになれば嬉しいです。

最後になりますが……。

今日も1日、生きててえらい!
(このブログの合言葉です)

関連記事:うつ病からフリーランスで社会復帰し、戦い続ける。じんとのプロフィール

関連記事:【疑問】カウンセリングと悩み相談の違いは?どっちが良いの?

ABOUT ME
じんと
社会人3年目でうつ病になった経験をもとに、パワハラや毒親、キャリアに関する情報を発信。理系大学院卒業後、大手メーカーで設計開発と新卒採用に携わる。しかし、3年目にうつ病で休職。転職で250社から落とされたあと、フリーランスで社会復帰。Webライターで300記事以上納品するかたわら、ブログ「じぶんぽっく」を月間17,000PVのメディアに育てる。SNSフォロワー合計5,000名以上。オンライン相談で30人以上の悩みを解決。相談サブスクコミュニティ「おじんさんの相談室」オーナー。メンタル心理カウンセラー資格保持。
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