うつ病闘病

適応障害とうつ病の違いって?両方患った当事者が解説

適応障害とうつ病の違いが気になる人も、多いのではないでしょうか。

結論から言うと「ストレスの原因から離れた時に症状が出るか否か」です。

しかし、ロクに症状や要因などのカウンセリングもせず、「適応障害」と診断する医者も意外といます。

実際、ぼくがうつ病を患っていた時も、主治医と別の医者から「適応障害」と言われた経験が。

今回の記事では適応障害とうつ病の違いについて、両方のかかった当事者のぼくが解説します。

筆者の自己紹介
  • 理系大学院を2017年に卒業
  • 大手メーカーで設計開発と新卒採用を担当
  • 設計開発の部署でパワハラ等→2019年に適応障害
  • 1度復職するも、半年後にうつ病へ悪化
  • 2020年9月に退職、フリーランスWebライターへ
  • 転職後半年で月商20万円達成!
  • Webライター以外にも、ブログやSNSで情報発信を行っている

適応障害とうつ病の違い

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適応障害とうつ病の違いは、以下のように「ストレス因から離れた時の体調」です。

  • 適応障害…休職や部署異動などでストレス因を取り除くと元気になる
  • うつ病…休職や部署異動などでストレス因を取り除いても気分の落ち込みがある

適応障害は、休職や部署異動などによりストレス因を取り除くと、比較的短期間で元気になります。

私も適応障害だった時は、ゴールデンウィーク含め3週間弱のリフレッシュで元の状態に戻り、職場復帰したい気持ちまで出てきました。

むしろ早すぎて会社から「異動先決まってないからもう少し待って」と返事が来るほど(笑)

適応障害を患った友人も何人かいますが、長くても3カ月で職場復帰していますね。

しかし、うつ病は短期間で復職するのは極めて困難。

ぼくも、社会復帰するまで1年以上かかりました。

とはいえ症状が近いことから、実際は「うつ病」でも「適応障害」と診断されることが多いです。

なぜなら、今から紹介するように「共通の症状が多いから」です。

適応障害とうつ病に共通する症状

ぼくが経験して感じた、適応障害とうつ病に共通する症状は以下の通り。

※個人差はあります。

  • 夜中や早朝の中途覚醒
  • 十分寝ているのに目覚ましの時間になっても身体が動かない
  • 突然涙が出てくる
  • 感情がなくなる
  • 普段しないようなミスや忘れ物をしやすくなる
  • 家や車のカギやガス栓などが閉まってるか、やたら不安になる
  • 上司や会社のことを思い出すとストレス(適応障害の方が軽度)

適応障害の度合いによるとは思いますが、上のような症状は共通していると考えてよいでしょう。

適応障害とうつ病における症状の違い

次に、適応障害とうつ病における症状の違いは、以下の通り。

  • 何か物事をしていても突然動けなくなる
  • 常時インフルエンザのような身体のだるさ(ただし平熱)
  • 気圧に体調が左右されやすくなる
  • 三大欲求が落ちる(特に性欲)
  • 癇癪をおこしやすくなる
  • 「死にたい欲(希死念慮)」が頻発する
  • 好きなことに興味が持てなくなる
  • 働けないことによる自己嫌悪
  • 言動、行動が暗くなる(本人は無自覚)
  • 考え方が破滅的になる
  • 人に会いたくなくなる
  • 親しい人の幸せを喜べなくなる
  • 体重の増減が10kg単位で起こる

ご覧の通り、「適応障害」と「うつ病」違いは想像以上に多いことがおわかりいただけたでしょう。

しかしここまで多いにもかかわらず、なぜうつ病の人が適応障害と誤診されやすいのでしょうか?

適応障害とうつ病の違いがわからないのは「診察時間」が原因

適応障害とうつ病の違いがわからない理由は、初診における「診察時間」の短さ。

実は2020年11月の休職後、私は2回「適応障害」と誤診されています。

どちらも15分もない程度の初診で、内容は

「どのような背景(主に直近)があったから辛くなって、どのような症状があります」

という話だけ。

しかも、ただでさえ短い初診の大半が「適応障害とうつ病の共通症状」です。

その結果、本来は「うつ病」の人も「適応障害」と診断されてしまいます(もちろん本当に適応障害な場合もありますが)。

また、共通事項として「カウンセリングよりも薬物療法がメイン」というところが挙げられます。

一時期、1日12錠飲んでましたからね……(笑)

しかし、ぼくが現在も通院している病院は、初診にてカウンセリングの時間を1時間取ってくださりました。

そのとき、「幼いころの環境や発達の遅れはありましたか?」というところから始まり、

背景や症状、服薬状況に加え、自〇未遂の状況まで詳しく聞いてくださったうえで、治療方針を定めて下さりました。

そして症状に加え、

部署異動してストレス因を取り除いているのにも関わらず、短期間で再発している

ということから「うつ病」と判断されました。

薬も12錠から7錠に減り、その後も少しずつ減ってきています。

余談ですが、今の病院の初診から1年半で、2カ月に1回の通院にまで減り、睡眠導入剤もなくなりました。

適応障害とうつ病の違いは意外とある

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本記事では、適応障害とうつ病の違いについて解説しました。

「適応障害」と「うつ病」は一見似ていますが、別物です。

適応障害の診断が数カ月続くようでしたら、転院を検討した方がいいでしょう。

予備校の先生に相性があるように、主治医や病院との相性も当然ありますからね。

苦しんでる方々が少しでも楽になれる世の中になることを私は願います(`・ω・´)

本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

ではでは、今日も皆さま生きててえらい(/・ω・)/

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