- 人間関係リセットは気持ちいいって聞くけど本当?
- 人間関係リセット症候群ってサイコパスじゃないの?
- 罪悪感あるけど、私もやった方がいいのかな?
このような迷いを抱えていませんか?
その一方で、「人間関係リセットされた側の気持ち考えてる?」という意見も耳にします。
そのたびに申し訳なさを感じ「都合のいい人」で居続けて苦しい人もいるでしょう。
結論から言いますと、適度な人間関係リセットは「心を守る行動」であり、決して異常ではありません。
無理な関係を続けることで、心が限界を迎えてしまう方がずっと危険だからです。
この記事を書いている僕も人間関係に疲れ、社会人3年目にうつ病で休職した経験があります。
うつ病をきっかけに人間関係を見直した結果、少しずつ生きやすさを取り戻せました。
この記事では、人間関係リセットが気持ちいい理由と、距離を置くべき人の特徴について経験を交えて解説します。
同じように悩むあなたの心が、少しでも軽くなりますように。
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人間関係リセット症候群の人はサイコパスって本当?

人間関係リセット症候群の人は、サイコパスではないか。
こうした意見を目にすることがあります。
たしかに、感情なく切り捨てる人も一定数はいます。
しかし、サイコパスというよりは、以下のような「生きづらさ」が原因というケースのほうが多いです。
- 繊細さゆえに断れず、都合よく利用されてきた
- 人間関係とまっすぐ向き合い続け、うつ病で倒れた
- 信用していた人の態度が変わり、いじめや嫌がらせを受けた
- 発達障害(特にADHD)の傾向がある
実際、僕のもとに相談に来る方も、上のいずれかの経験を持っています。
こうしたことから、「人間関係リセットした人=サイコパス」ではなく「ガマンしていたけど、限界を超えて離れた」と考えたほうがいいでしょう。
必要なら、距離を置いてもいい。
こう思えるだけでも、気持ちが軽くなりますよ!
 じんと
じんとそもそもサイコパスだったら人間関係に悩みませんからね。
適度な人間関係リセットが気持ちいいと感じる3つの理由


人間関係リセットが「気持ちいい」と感じてしまうのは、決して性格が悪いからではありません。
長くガマンし続けてきた人ほど、心が限界を超えたあとに安心や解放感を覚えることがあります。
その理由は、主に次の3つ。
- 自分の時間を取り戻せる
- 自信を取り戻せる
- 気を遣いすぎて疲れずに済む
つまり、気持ちいいという感覚は「人を切ってスッキリ」ではなく、自分を取り戻した安堵感に近いのです。
それぞれ、もう少し詳しく見ていきましょう。
自分の時間を取り戻せる
1つ目は「自分の時間を取り戻せる」ことです。
仕事やプライベートだけでなく、何気なく触っているSNSも人間関係の1種。
極端なことを言えば、「起きている間は何かしらで他人と関わっている」といえます。
単につながっているなら問題ないですが、以下のように「自分の時間を侵食すること」も多いです。
- 会社の飲み会
- 長電話してくる人
- いつも待ち合わせに遅れる人
- 断ってもしつこく誘ってくる人
- 有益で面白い投稿を期待されるSNS
こうして「他人の時間」に振り回され続けた結果、かなり疲れてしまいます。
自分の時間を作ろうとしても、彼らは遠慮なく突っ込んできますからね。
加えて、年を取るほどに新しい人間関係も増え、積み木のように他人時間の割合が大きくなりがち。
適度にリセットすることで自分の時間を取り戻し、のびのびと過ごせるようになります。
自信を取り戻せる
2つ目は「自信を取り戻せる」ことです。
- 学校の成績表
- 会社の査定評価
- SNSのフォロワー数
このように「他人の指標で評価される場面」は生きていくうえでたくさんあります。
たしかに、仕事は「成果を上げる代わりにお金がもらえる」ものなので、他人の評価は避けて通れません。
一方で、以下のような場合だとしんどくなってしまいます。
- パワハラなどで正当な評価を受けれていない
- 評価が上の人からマウントを取られる
このような人間関係の中にいると、自己肯定感がゴリゴリに削られて自信を失います。
そして自信のないあなたに漬け込んで、さらに攻撃してくるのが彼らの特徴。
こんな人間関係はリセットすると、自信を取り戻せて気持ちよくなります。
気を遣いすぎて疲れずに済む
3つ目は「気を遣いすぎて疲れずに済む」ことです。
悲しいかな「揚げ足を取ってくる人」や「否定的な言葉ばかりを投げかけてくる人」も一定数います。
気のおける友人だと注意したりできますが、
- 上司や取引先などの言いづらい関係
- 会社の同期などの微妙な人間関係
- 言い返すとモラハラしてくる人
といった場合はなかなか言えないですよね。
上司や同期だと社会人生活に悪い影響を与えかねませんし、モラハラしてくる人はますますエスカレートしてきます。
限界を迎える前に、異動や転職などで人間関係をリセットしましょう。
\「話して気持ちが軽くなった」と定評/
人間関係をリセットさせたほうが気持ちいい相手の特徴7選


ここまで読んで、「人間関係をリセットしてもいい」と思えてきたかもしれません。
でも、実際に「誰と距離を置けばいいのか」は迷いますよね。
そんなあなたに向けて、僕の経験や多くの相談を受けてきたなかで「距離を置いてもいい人に共通する7つの特徴」をまとめました。
以前、まとめたものをX(Twitter)で投稿して7,500以上のいいねをいただきましたが、この記事では具体例や経験談を交えながらさらに詳しく解説しますね!
何を言っても否定する人
1つ目が「何を言っても否定する人」です。
あなたが意見や提案、考えを言ったとしても「あーじゃない、こうじゃない」というタイプ。
例えば、遊びに行く場所をいくつか提案したときに、こんな返事が来て困ったことはありませんか?



そこはなんか違う



ここは面白くなさそう
加えて「じゃあどこがいいの?」と聞いたら答えが返ってきません。
こんな状態が続くと、イライラしますよね。
そんな彼らから肯定されることは一生ないので、時間のムダです。
リセットしましょう。
意見を言わずに文句だけ言う人
2つ目は「意見を言わずに文句だけ言う人」です。
いわゆる「察してちゃん」で、特に男性は困った経験があるのではないでしょうか。
例えば、一緒に旅行に行く人と計画を立てていたとしましょう。



どこか行きたいところある?



どこでもいいよ~
まぁここまでならよくある流れですが……。



なんで〇〇連れて行ってくれなかったん!!!(激おこ)



どこでもええって言ったやん……
めちゃくちゃ困りますよね!!
旅行以外にも、一緒に食べに行くお店を決めるときに経験した人も多いでしょう。
おまかせするのは良いと思いますが、あとから文句だけ言うのは勘弁してほしいです。
たまに当たることもありますが、超能力者でもない限りほとんど外れますからね。
可能な限り、リセットしましょう。
マウントを取ってくる人
3つ目は、ママ友で悩む人が多い「マウントを取ってくる人」です。
ママ友ではありませんが、ぼくも趣味である車にてこのような人と出くわしました。
彼らは会うや否や、こんな言葉を投げかけてきます。
- 旦那が30代で部長なって~
- 〇〇社長の名刺もらった!
- 高校時代に全国大会に出て、あの選手と戦ってん
誰でも承認欲求はありますし、ひとときの話題のタネにするのはいいでしょう。
しかしながら、会うたびにこんな話を繰り返したり、同じ自慢を何回もしたりする人がほとんど。
彼らに負けたくないからと言って、マウントを取り返そうとすると失敗します(経験談)。
戦わずに距離を置きましょう。
▼実際に失敗した経験談はこちら


不快ないじりをする人
4つ目は「不快ないじりをする人」です。
体育会系企業に多いタイプで、ぼくが以前勤めていた会社の同期たちはまさにこのパターンでした。
彼らは「いじり」と「いじめ」を勘違いしており、傷つくようなことを平気で言ったりします。
しかも、言った本人は「悪くない」と思っていることがほとんどで、怒っても直らないことが多いのがまた厄介。
加えて、一緒にいるといついじられるか不安になり、自分を出すのが怖くなります。
ぼくもその同期といたときは、なるべくいじられないように自分から話題を出さないようにしていました。
(本当はすごく話したがりなんですが……笑)
そうして、「偽りの自分」で居続けるのは想像以上にしんどいもの。
できる限り距離を置きましょう。


息を吐くように嘘をつく人
5つ目は「息を吐くように嘘をつく人」です。
言い換えると「自分を良く見せるために、都合悪いことは全て隠す」タイプ。
パワハラ上司やモラハラパートナーに多いと言ってもいいでしょう。
ぼくの知人にもこのタイプが何人かいて、多くの人とトラブルになっていました。
お金を借りたのに「取り立てに来た」と言ったり、放った言葉を「覚えてない」と言ったり。
彼らに共通しているのは、トラブルのことを追及されても「俺は悪くない」の一点張り。
あなたがその人と関係がこじれたときに、加害者に思われるかもしれません。
それに……良く見せようとばかりする人と一緒にいても、息苦しいことが多いはず。
被害に合う前にリセットしましょう。
同調圧力が強い人
6つ目は「同調圧力の強い人」です。
具体的には「周囲になじめない人を否定する」「空気を読むことを異常に求める」人たち。
これまた体育会系企業に多いタイプだと言えます。
- 〇〇さんおもんない、お前もそうなりたい?
- 残業2時間くらいで文句言うな、こっちは5時間やってんねん
- みんなゴルフやってるのに、お前だけやでやってないの
これ、全部ぼくが見聞きした内容です( ^ω^)・・・
言うだけならスルーすれば問題ないですが、彼らがタチ悪いのは「束になってかかってくる」こと。
「みんな同じなんだから」というのを理由にして、徹底的に潰してきます。
そんな光景を見ていると、いつ自分が仲間はずれの標的にされるかが不安。
素の自分を出すのが怖くなり、気疲れしてしまいます。
居心地が良ければそれでいいかもしれませんが……。
居心地が悪く、同調圧力の強い人たちからは距離を置きましょう。
体育会系企業の職場に多かったりします


一緒にいて落ち着かない人
ここまでの6つに当てはまっていなくても「一緒にいて落ち着かない人」とは距離を置いた方がいいです。
初対面ならまだしも、5回も6回も会っているのに以下のような感じの人いませんか?
- 一緒にいるといつも疲れる
- 何度も会ってるのに緊張する
- 解散したあと、疲れすぎて体調が悪くなる
この場合は、単にその人と相性が悪い可能性が高いです。
「合わないのは私が悪い」と自分を責めずに「こういうものなんだ」と割り切りましょう。
\「話して気持ちが軽くなった」人多数!/
人間関係リセット症候群についてよくある質問


最後に、人間関係リセット症候群についてよくある質問にお答えします。
まとめ:適度な人間関係リセットで気持ちいい毎日を過ごそう


人間関係リセットは決して、逃げでもサイコパスでもありません。
自分の心を守るための防衛反応であり、適度に行うことはむしろ健全です。
改めて、この記事の内容を振り返りましょう。
適度な人間関係リセットが気持ちいい理由
- 自分の時間を取り戻せる
- 自分の自信も取り戻せる
- 気を遣いすぎて疲れずに済む
リセットした方がいい人の特徴
- 何を言っても否定する人
- 意見を言わずに文句だけ言う人
- マウントを取ってくる人
- 不快ないじりをする人
- 息を吐くように嘘をつく人
- 同調圧力が強い人
- 一緒にいて落ち着かない人
居心地が悪くしんどい人間関係をずるずると続けるのはしんどいですし、心を壊してしまっては元も子もありません。
実際、僕もうつ病になる前の人間関係は、以下のように地獄でした。
- 体育会系の同期とパワハラ上司
- 自分のことを都合よく扱う知人たち
- ほぼ毎回、解散後に疲れがどっとくる恋人
会社の人間関係だけでもハードだったのに、プライベートでも嫌な人間関係を断ち切れず、リラックスできる時間がほとんどありません。
気づいたときには、身体が悲鳴をあげていました。
しかし、うつ病が良くも悪くも人間関係を見直すきっかけに。
この記事で書いたような特徴の人と距離を置くことで、かなり生きやすくなりました。
そして、もしあなたが人間関係でしんどい思いをしているのなら、適度にリセットすることをおすすめします。
たしかに、仕事や家族関係を切るのは難しいですが……。
それ以外は「居心地がいいこと」を大切にしましょう。
最後になりますが、これまで140人以上の悩みを解決した「じんとのオンライン相談」では、人間関係の悩み相談も受け付けています。
人間関係をリセットしたほうがいいか悩む人は、ぜひご検討ください!



誰かに話すだけで、気持ちが楽になることも多いですからね。
\「話して気持ちが軽くなった」人多数!/
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!


 

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