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atGPジョブトレの評判はどう?精神障害の当事者が見学して感じたメリット

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atGPジョブトレの評判はどう?精神障害の当事者が見学して感じたメリット
  • atGPジョブトレの評判はどうなの?
  • atGPジョブトレではどんなことを学ぶの?
  • 就労移行支援に通ったら、本当に就職できるの?

このように考えている人もいるのではないでしょうか。

結論から言いますと、atGPジョブトレの評判は良いものが多く、特に症状別のコースや実践的なプログラム内容が高く評価されていました。

ぼくが実際に「うつ症状コース」「発達障害コース」「atGPジョブトレIT・Web」の3つを体験見学した時も

もう少し早く知っていたら通いたかったな

と強く感じたほど。

この記事を書いた人

一方で、「症状によっては通所を断られる」などの悪い評判も少なからずあります。

この記事では、そんなatGPジョブトレの評判や特徴を実際に見学した体験談を交えながら、精神障害当事者のぼくが紹介します。

atGPジョブトレに通おうか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

ざっくり評判をまとめました!

スクロールできます
良い評判悪い評判
・研修がしっかりしている
・グループワークが多い
・就職後に役立つ
 実践的なスキルが得られる
・利用者や支援員と
 性格が合わずに苦しんだ
・通所を断られた人も……

\気になった人は体験見学から(無料)

目次

atGPジョブトレの評判

atGPジョブトレの評判

早速ですが、Web上にあるatGPジョブトレの評判を見ていきましょう。

良い評判

良い評判は、研修内容に関するものが多く見られました。

6年以上うつ病で引きこもりでした、ここに通いはじめて生活習慣改善はもちろんマイナス思考をプラス思考に変えられました。

セルフマネジメントやビジネスマナーの他、PC研修など実践的な研修もしっかりしています。

現に私はPCに関しては初心者でしたし、事務経験もなく社会復帰も年齢的に諦めてましたが就職できました。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原(うつ症状コース)

うつ病などの精神ストレスに対して長く働く為のセルフマネジメントやグループワーク。PCスキルの再勉強等、長く働く為の基礎を作る為に学ぶのであれば私はここをお薦め致します。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原(うつ症状コース)

社員、利用者の質高く、就労に繋がる可能性は高いです。
プログラムも工夫洗練され運用も素晴らしいです。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原(うつ症状コース)

研修については、職業トレーニングのグループワークが印象に残っています。

リーダーを務めた際には良い報連相の練習もできましたし、チーム運営においてメンバーそれぞれの役割について考えることができました。

個人的に重視したのは、それぞれの処理できる仕事量を見て負担になりすぎない程度にうまくタスクを割り振ることでした。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原第2(発達障害コース)

自分の障害の事を学びながら、次の就職に繋げることができました。職員の方たちも優しかったです。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ横浜
じんと

ぼくも実際見学しましたが、社会復帰に役立つプログラムが多く、とてもいいなと感じました!

悪い評判

一方で、以下のような悪い評判も見られました。

体験の日付も決まっていたのに後から電話でお断りされました。パニック障害の発作に対応できる設備が無いそうです。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原(うつ症状コース)

利用者の数が多く、積極的にスタッフに関わっていかないとフォローは薄いです。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ秋葉原(うつ症状コース)

短期間でしたが事業所内で他者批判とマウント行為や嫌がらせの類いを何度も目撃しました。

引用元:Googleレビュー atGPジョブトレ横浜

症状によっては支援を受けてもらいにくかったり、他の利用者や支援員と合わないと悩んだりすることもあるようです。

じんと

ただし、悪い評判はほとんどありませんでした。
多くの人が「atGPジョブトレを利用してよかった」と感じている証拠だといえるでしょう。

評判と見学でわかったatGPジョブトレのメリット

評判と見学でわかったatGPジョブトレのメリット

評判やと実際の見学でわかった、atGPジョブトレに通うメリットは以下の4つです。

  • 症状別5つのコースがある
  • 社会復帰に役立つプログラムを受けられる
  • 周囲に相談しやすい雰囲気がある
  • OB・OGとのつながりがある

詳しく見ていきましょう。

メリット①:症状別5つのコースがある

1つ目は「症状別のコース」です。

atGPジョブトレでは以下の5つのコースを展開しており、障害や症状に合わせて社会復帰へのサポートを受けられます。

クリックすると各コースの公式ページに飛べます

多くの就労移行支援事業所では、障害に関係なく1つのグループでプログラムを受けます。

しかし、atGPジョブトレでは障害別のコースを展開していることから、同じ障害に悩む人同士で会話できたり、障害に応じたサポートを受けたりすることが可能。

後ほど紹介する「プログラムの内容」や「相談しやすさ」もコースが分かれているからこそではないかと感じました。

余談ですが、IT業界で働きたい人向けのプログラムがある「atGPジョブトレIT・Web」も展開しています。

デザイナー、エンジニアとして社会復帰したい人や、将来フリーランスを目指したい人はこちらも合わせて検討ください。

メリット②:社会復帰に役立つプログラムを受けられる

2つ目は「社会復帰に役立つプログラムが多い」ことです。

atGPジョブトレでは自分の障害への理解や、社会復帰の成功には欠かせないスキルなど、かなり実戦的なプログラムが組まれています。

なかでも、うつ症状コースの利用者から人気だったのが「セルフマネジメント研修」です。

セルフマネジメント研修では、うつ病からの社会復帰に効果的な

といった内容を学ぶことができます。

うつ病は再発率が高いといわれており、長く働くためにはストレスを減らすだけではなく「ストレスとの向き合い方」も大切。

具体的には「人間関係のストレス」や「業務に対する不安」を正しく対応する方法を学べ、正直社員研修に欲しいくらいだと感じました。

また、グループワーク形式で学ぶことから「会社で誰かと一緒に仕事を進める練習」にもなっています。

atGPジョブトレの定着率(就職後半年以上続けている人の割合)が91%と高いのも、こうした実践的なプログラムのおかげではないでしょうか。

メリット③:周囲に相談しやすい雰囲気がある

3つ目は「周囲に相談しやすい雰囲気」です。

atGPジョブトレに通所すると、以下のような環境の中で社会復帰を目指せます。

  • 同じ「社会復帰」というゴールを目指す仲間
  • 就職アドバイザーやスタッフによる個別サポート

特に、うつ病で感じやすい「孤独感」を減らしながら社会復帰できるのは、本当に心強いです。

ぼくが転職活動してたころずっと1人で、かなりしんどかったですからね(´・ω・`)

また、プログラムを通じて「人にもっと頼っていい」と気づく人が多いとのこと。

ぼくもそうなのですが、うつ病を患う人の多くは

という経験があるでしょう。

「職場の人間=全員敵」みたいな。

そのため、研修を通じて相談しやすい環境に身を置くことで、

「相談することは、本来正しいことなんだ!!」

といった気づきを得て、社会復帰後に1人で抱え込んでしんどくなる可能性が低くなるはずです!

メリット④:OB・OGとのつながりがある

4つ目は「OB・OGとのつながり」です。

atGPジョブトレでは2週間に1度、自由参加の「サタデープログラム」が用意されています。

自習をしたり、みんなでゲームをしたりといった様々なプログラムがありますが、利用者から1番人気なのが「OB・OGとの交流会」です。

OB・OG交流会では精神障害や発達障害、聴覚障害、難病からの社会復帰に励み、無事採用された先輩たちから

  • 今、こんな仕事で活躍している
  • 職場の人と仲良くやっている
  • こういう配慮をしてもらえている

といった「ネット上にないリアルな情報」を聞くことができます。

特に、就活を始めたときやなかなか内定が出ないとき、入社する直前は不安を感じやすいもの。

こうしたときに先輩からの声を聞くことで、不安が少しでも和らぐ人が多いはずです。

また、atGPジョブトレを運営している株式会社ゼネラルパートナーズは、障害者向けの転職エージェントアットジーピー(atGP)も展開しています。

atGPは障害者の就職支援のパイオニアとも言われており、長年培った経験やノウハウを活かしたサポートを受けられるのも魅力の1つと言えるでしょう。

じんと

余談ですが、就職後も関係が続き、週末一緒に出かけたりする人もいるとのことです!

評判からわかるatGPジョブトレのデメリット

一方で、評判からわかるようにatGPジョブトレのデメリットも2つあります。

  • スタッフや利用者と合わないこともある
  • 関東、関西、名古屋にしか事業所がない

デメリット①:スタッフや利用者と合わないこともある

先ほど「周囲に相談しやすい雰囲気がある」と紹介しましたが、一方で「スタッフや利用者と合わない」と感じる人がいるのもまた事実です。

会社やクラスによって雰囲気が違うように、就労移行支援も事業所によって異なるから。

しかし、atGPジョブトレは「無料で見学」を行うことができ、通所する前にプログラムを受けている様子を確かめられます。

もちろん、その場で通所を強要されることはありません。安心してくださいね!

じんと

atGPジョブトレ梅田の施設長(2021年当時)にお話しをうかがったところ「むしろ2~3個見学してから決めてくださいと伝えている」とおっしゃってました。

デメリット②:関東と関西にしか事業所がない

事業所が関東と関西にしかないのも、atGPジョブトレのデメリットです。

2024年2月現在、展開している事業所は以下の通り。

  • 秋葉原(東京)
  • 大手町(東京)
  • お茶の水(東京)
  • 横浜
  • 梅田(大阪)
  • 名古屋(栄)←2023年9月OPEN!!

ご覧の通り、福岡、北海道に事業所がないのがatGPジョブトレのデメリット。

見学したときに聞いてみたところ「手を広げすぎて支援の質を落とさないため」とのことでしたが、最寄りに事業所がない人は残念に感じるかもしれません。

最寄りに事業所がないという人は、以下のサービスを検討しましょう。

一方、atGPジョブトレIT・Webはその他のコースと事業所が異なります。

  • 渋谷(東京)
  • 秋葉原(東京)
  • 船橋(千葉)
  • 大宮(埼玉)
  • 心斎橋(大阪)

詳しい場所はatGPジョブトレIT・Web公式サイトをご覧ください。

評判から見たatGPジョブトレがおすすめの人、おすすめしない人

評判から見たatGPジョブトレがおすすめの人、おすすめしない人

ここまで見てきた評判やメリット・デメリットから、atGPジョブトレがおすすめの人とおすすめしない人をまとめました。

atGPジョブトレがおすすめの人

atGPジョブトレは、以下のような人におすすめです。

  • 今、1人で就活してつまづいている人
  • 自己理解やストレスマネジメントを学びたい人
  • 同じ障害特性に悩む仲間と励まし合いたい人
  • 社会復帰して「長く働きたい」と思っている人
  • 首都圏、大阪・名古屋近辺に住んでいる人

このような人は、atGPジョブトレがピッタリだと言えるでしょう。

\社会復帰を成功させたい方必見/

※見学時のしつこい勧誘は一切ありません

atGPジョブトレをおすすめしない人

一方で、以下の人にはatGPジョブトレをおすすめできません。

  • 個人ワークでもくもくと学びたい人
  • 首都圏、大阪、名古屋にある事業所に通えない人

このような人は、以下のいずれかのサービスがおすすめです。

事業所名特徴
Cocorport
(ココルポート)
・3大都市圏に加え、福岡にも事業所あり
・体調に合わせて個別ワークも可能
リタリコワークス・四国以外の全国に事業所あり
・20代、30代の精神障害者のサポートが得意

下の記事で詳しく紹介していますので、気になった方は読んでみてください!

atGPジョブトレの評判を実際に確かめよう!体験見学までの流れ

atGPジョブトレの評判を実際に確かめよう!体験見学までの流れ

atGPジョブトレの評判を見て気になったら、早速体験見学を申し込みましょう。

3分でできますので、ぜひこの記事を見ながら進めてくださいね!

STEP
atGPジョブトレ公式サイトにアクセス

まず、atGPジョブトレ公式サイトにアクセスしましょう。

atGPジョブトレIT・Webは別のサイトになります。
IT・Webの見学予約をしたい方は、こちらにアクセスしてください。

STEP
「お問い合わせ・見学相談予約」をタップ

画面下側にある「お問い合わせ・見学相談予約」をタップしましょう。

atGPジョブトレ公式サイト
STEP
希望のコースと事業所を選択

先ほど紹介した5つのコースのなかから、希望するコースを選びましょう。

コースを選択すると事業所を選ぶ画面に移りますので、最寄りの事業所を選びましょう。
(画像はうつ症状コースを選択)

事業所選択①
事業所選択②
STEP
「見学・個別相談予約」を選択

以下のように「お問い合わせ」か「見学・個別相談予約」のどちらかを聞かれます。

右側の「見学・個別相談予約」を選びましょう。

予約フォーム①
STEP
フォーマット入力

見学方法や症状、氏名、電話番号などの必要事項を記入しましょう。

全部で4ページありますが、1分あれば全て入力できます。

予約フォーム②
STEP
完了!

「この内容で送信」を押せば申し込み完了です。

完了後メールもしくは電話にて見学日程についての連絡が届きますので、早めに対応しましょう。

見学後の流れは以下となります。

① 5日間の体験通所
② atGPジョブトレに通所するかを検討
③ 通所を決めた場合、市役所にて「障害福祉サービス受給者証」の申請・発行

atGPジョブトレについてよくある質問

atGPジョブトレについてよくある質問

atGPジョブトレについてよくある質問をまとめました。

ぼくがスタッフに直接聞いた内容もあるので、気になったものがあればチェックしてみてくださいね!

どれくらいの期間通所するの?

最大で2年間です。

ですが、これまでatGPジョブトレへ取材やインタビューを行った体感では、1年〜1年半の方が多い印象です。

障害者手帳がないと通所できないの?

自治体によりけりですが、障害者手帳がなくても通所できます。

判断材料は「主治医の診断書」や「定期的な通院」などがありますので、各自治体の福祉課に1度相談してみましょう。

利用料金はかかるの?

全員が無料、というわけではありません。

具体的には以下のように定められています。

  • 生活保護受給者:無料
  • 住民税が非課税の世帯:無料
  • 住民税課税世帯(年収約600万以下):9,300円/月
  • それ以外:37,200円/月

ざっくり「住民税を支払ってなければ無料、支払っていれば有料」と覚えておきましょう。

住民税の有無を問わず、交通費は原則自己負担です。
しかし、自治体によっては負担してもらえるケースもあるので1度問い合わせてみましょう。

昼食は提供されますか?

昼食の提供はありません。

「自宅で弁当を作るかコンビニ買って持ってくる人が多い」とのことです。

一般雇用での社会復帰はできるの?

できます。

大阪梅田の事業所を見学したときに聞いたところ、「何人かクローズ(一般雇用)で就職している」とのことです。

毎日通わないといけないの?

週3日以上であれば問題ありません。

最終的には週5日通うことが目標ですが、体調に合わせて段階的に調整できます。

また、体調がすぐれないときは個別ワークにしてもらうことも可能で、ぼくが見学した時にも何人かいました。

休職中でも利用できるの?

条件によりますが、利用できます。

自治体、もしくは最寄りのatGPジョブトレに問い合わせてみましょう。

発達障害グレーゾーンの人は通所できる?

診断書があれば通所できる可能性があります。

まずは主治医に相談しましょう!

見学に行ったら入所しないといけないの?

その場で決める必要はありませんし、強要もされません。

見学時に聞いたところ、atGPジョブトレとしても「他社も見学して比較するのをおすすめしている」とのこと。

社会復帰は人生のターニングポイント。

職場見学する気持ちで、安心して雰囲気を確かめてみてくださいね。

まとめ:atGPジョブトレの評判は良いものが多い

この記事ではatGPジョブトレの評判や特徴を、実際に見学した体験談を交えながら解説しました。

この記事のまとめ

【結論】atGPジョブトレの評判は良いものが多い!

atGPジョブトレのメリット

  • 症状別5つのコースがある
  • 社会復帰に役立つプログラムを受けられる
  • 周囲に相談しやすい雰囲気がある
  • OB・OGとのつながりがある

atGPジョブトレのデメリット

  • スタッフや利用者と合わないこともある
  • 関東・関西・名古屋にしか事業所がない

atGPジョブトレがおすすめの人

  • 精神障害や発達障害に悩んでいる人
  • 自己理解やストレスマネジメントを学びたい人
  • 同じ障害特性に悩む仲間と励まし合いたい人
  • コミュニケーションをとりつつ、グループワークで学びたい人
  • 首都圏、もしくは大阪・名古屋近辺に住んでいる人

atGPジョブトレは良い評判がほとんどで、特にプログラムの内容や雰囲気の良さが評価されています。

実際にプログラムを体験しましたが、社会復帰に役立つことはもちろん「和気あいあいとした雰囲気がいいな」と感じました。

一方で一部の症状では支援を受けにくかったり、関東・関西・名古屋以外で事業所が展開されていなかったりといったデメリットもあります。

「支援が難しい」と言われたり、関東・関西・名古屋以外に住んでいたりする人は、Cocorport(ココルポート)リタリコワークスなど別のサービスを検討しましょう。

とはいえ、障害別のコースやプログラム、転職エージェントatGPとの連携はジョブトレならではの強み。

この機会にぜひ、atGPジョブトレの事業所を見学してみませんか?

\障害特性に合ったサポート/

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

関連記事:【当事者が解説】うつ病から社会復帰するまでのロードマップ【完全版】

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