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本気でおすすめしたい就労移行支援7選!選ぶポイントも精神障害の当事者が解説

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本気でおすすめしたい就労移行支援7選!選ぶポイントも精神障害の当事者が解説
  • 就労移行支援に通いたいんだけど、おすすめのサービスってあるの?
  • 自分に合った事業所を選ぶポイントを知りたい!

就労移行支援選びは、社会復帰の成功を左右するといっても過言ではありません。

だからこそ、自分に合ったサービスを選んで、納得のいく形で卒業したいですよね。

結論から言いますと、おすすめしたいのは今から紹介する7事業所。

なかでもatGPジョブトレは、障害特性別のプログラムで実践的に学べるのでイチオシです!

この記事で紹介するサービスまとめ
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ぼくのイチオシ!
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IT・Web
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ワークス
ミラトレココルポート
(Cocorport)
SAKURA
センター
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得意な
障害特性
精神障害
発達障害
聴覚障害
難病
精神障害
発達障害
精神障害
発達障害
身体障害
知的障害
難病
(精神・発達が9割)
精神障害
発達障害
身体障害
知的障害
難病
(8割が精神障害)
精神障害
発達障害
知的障害
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知的障害
難病
地域関東
関西
名古屋
関東
関西
四国以外関東
関西
名古屋
関東
関西
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福岡
関東
甲信越
北陸
福岡
東北
関東
名古屋
関西
九州
主な
プログラム
・障害理解
・ストレス対処法
・パソコンスキル
・ビジネスマナー
・就職準備

グループワーク
が多め
・Webデザイン
・プログラミング
・障害理解
・ビジネスマナー
・就職準備
・障害理解
・ビジネススキル
他200種類から選択
・疑似就労
・特別講座(月1)
・就職準備
・パソコン
・ビジネスマナー
・セルフマネジメント
・模擬就労
・就職準備
・運動
・リラクゼーション
など555種類以上
・ビジネスマナー
・パソコンスキル
・軽作業
・就職準備
・生活スキル
・Webデザイン
・プログラミング
・映像制作
・パソコンスキル
・ビジネスマナー
就職先の
主な職種
・事務職
・販売
・Webデザイナー
・事務職
・ITエンジニア
・事務職
・販売
・ITエンジニア
・フリーランス
・事務職
・軽作業
・販売
・事務職
・軽作業
・販売
・事務職
・軽作業
・販売
・Webデザイナー
・事務職
・ITエンジニア
イチオシ
ポイント
障害特性別のコース
悩みを共有し合える
ITスキルと
ビジネススキルの
両方が学べる
本人の希望に合わせた
プログラムで通所
事業所を
会社に見立てた
実践的なプログラム
リラクゼーションなど
独自のプログラム多数
ビジネススキルは
もちろんのこと
生活スキルも学べる
通所と在宅を
組み合わせられ
e-ラーニングで学べる
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
本記事で紹介する就労移行支援事業所まとめ
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難病

(精神・発達が9割)
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(8割が精神障害)
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主な
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・ストレス対処法
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・就職準備


グループ
ワーク多め
・Webデザイン
・プログラミング
・障害理解
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・就職準備
・障害理解
・ビジネススキル
他200種類から選択
・疑似就労
・特別講座(月1)
・就職準備
・パソコン
・ビジネスマナー
・セルフマネジメント
・模擬就労
・就職準備
・運動
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など555種類以上
・ビジネスマナー
・パソコンスキル
・軽作業
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就職先の
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ポイント
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両方が学べる
本人の希望に合わせた
プログラムで通所
事業所を
会社に見立てた
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ビジネススキル
はもちろんのこと
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通所と在宅を
組み合わせられ
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本記事で紹介する就労移行支援事業所まとめ

また、自分にあった就労移行支援を選ぶためには、以下の5つのポイントを押さえるのが大切。

  • 事業所がある場所
  • 得意とする障害特性
  • カリキュラム
  • 希望する職種への支援実績
  • 事業所や利用者の雰囲気

そう言い切れるのも、この記事を書いたぼく自身が精神障害の当事者。

うつ病からの社会復帰について発信するかたわら、就労移行支援事業所や障害者雇用の転職エージェントへ取材を行った経験があります。

この記事で詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活5年目┊X(Twitter):フォロワー1.3万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で140人以上の悩みを解決┊文春オンライン様に紹介いただいた経験あり┊さらに詳しい自己紹介

目次

僕が1番おすすめしたい就労移行支援は「atGPジョブトレ」

僕が1番おすすめしたいのは、精神障害・発達障害・難病の方の支援を得意とするatGPジョブトレ

特に精神障害や発達障害の人におすすめしたいサービスです。

おすすめポイント
  • うつ病や発達障害など、症状別の5つのコースを展開
  • 障害特性やストレスマネジメントのプログラム
  • 就職後の定着率は91%と高水準

特に、症状や障害別に5つのプログラムが用意されているのが、atGPジョブトレならでは。

具体的には以下の5種類を展開しています。

  • うつ病
  • 発達障害
  • 統合失調症(お茶の水事業所のみ)
  • 難病(お茶の水事業所のみ)
  • 聴覚障害(大手町事業所のみ)

ぼくもatGPジョブトレのプログラム体験しましたが、「障害特性に合わせた支援を受けられたり、同じ障害で悩む仲間と励ましあえたりするのがいいな」と感じました。

ぼくが受けたプログラムは、うつ症状コースの「ストレスマネジメント」

社会復帰後の再発を防ぐために、以下のように「うまくストレスを対処する方法」を学びます。

  • ストレスに感じやすいきっかけ
  • ストレスを受けたときに生じる、行動や心の変化
  • ストレスを発散する方法

これらについてプログラムを通じて考え、グループワークで発表していました。

じんと

僕も参考になるプログラム内容でしたし、何より70分が15分くらいに感じるほどあっという間でしたね。

atGPジョブトレで行っている無料体験見学で受けることもできますので、気になったら早速申し込みましょう。

一方で、注意点も2つあります。

  • 事業所が首都圏と大阪、名古屋限定
  • 個人ワークを希望する人には不向き

特に個人ワークを希望する人は、リタリコワークスのほうが合っているでしょう。

とはいえ、「社会復帰してからは、グループで物事を進めるほうが多い」です。

atGPジョブトレのプログラムを通じて、少しずつ慣らすのがいいのではないでしょうか。

atGPジョブトレの他にも!本気でおすすめしたい就労移行支援を一挙紹介

atGPジョブトレの他にも!本気でおすすめしたい就労移行支援を一挙紹介

続いて、atGPジョブトレ以外でおすすめしたい就労移行支援を6つ紹介します。

atGPジョブトレIT・Web

1つ目は、Webデザイナーやエンジニアとして社会復帰したい人におすすめのサービス「atGPジョブトレIT・Web」です。

おすすめポイント
  • ITスキルとビジネススキルの両方を学べる
  • 現役のWebデザイナーやITエンジニアからの個別指導
  • パソコンやソフトなどの必要な設備が無料で使える

atGPジョブトレIT・Webは「これからの時代、手に職が欲しいけどどうしたらいいかわからない……」と悩むあなたにぴったりのサービス。

未経験者ももちろん歓迎で、Webデザインやプログラミングのスキルはもちろん、安定して働けるために必要なスキルも得られて一石二鳥といえるでしょう。

一方で、「事業所が首都圏・大阪限定」なのがデメリット。

それ以外の地域に住んでいる人は、同じくデザインやプログラミングを学べるmanabyを利用しましょう。

LITALICOワークス(リタリコ)

2つ目は、四国以外の地域で展開しているのが強みのLITALICOワークス(リタリコ)です。

おすすめポイント
  • 150以上の事業所があり、四国以外に展開
  • 20代、30代や精神障害の支援が得意
  • 事務職以外の職種への支援実績が豊富

LITALICOワークスは「働きたいにこたえる」をテーマとした支援。

「自分がどのように社会復帰したいか」を一緒に考えてサポートしてくれます。

そのため、障害者雇用に多い事務職はもちろん、販売やIT、フリーランスなど、多種多様な職種での支援実績があるのがリタリコならではの強みです。

一方で「事業所によって雰囲気や口コミに差がある」といった声もチラホラ。

とはいえ、リタリコは多くの地域で複数の事業所を展開しています。

いくつか見学して、そのなかで合った場所を選ぶというスタンスでいくといいでしょう。

ミラトレ

3つ目は、当事者ならではの目線で寄り添ってサポートしてくれるミラトレです。

おすすめポイント
  • 特例子会社が運営するサービスならではの、当事者の気持ちに寄り添うサポート
  • 事業所を1つの会社に見立てた実践的なプログラム
  • 特例子会社とのつながりが強く、就職に有利

※特例子会社とは「障害者の雇用促進や安定を図るために作られた会社」のこと

ミラトレのプログラムは「事業所を1つの職場に見立てたもの」。

インタビューで訪問したとき、出勤表のホワイトボードがあったり3つの部署に分けて疑似就労を行ったりと、就職後のギャップが少ないのがいいなと感じました。

その影響もあってか、ミラトレの定着率は

  • 就職後半年以上続いた人:全体の90%
  • 就職後1年以上続いた人:全体の90%

といったように、社会復帰した後も同じ会社で働き続けられている人が多いのが魅力ですね!

一方で、以下の注意点もあります。

  • 事業所が首都圏・大阪・兵庫・名古屋のみ
  • 一部「ゆるい」と不満の声も

地方に住んでいる人や、厳しい環境で社会復帰の訓練をしたい人は以下のいずれかを利用しましょう。

ココルポート(Cocorport)

4つ目は、独自のプログラムやサポートが豊富なココルポート(Cocorport)です。

おすすめポイント
  • 首都圏・近畿圏・名古屋・福岡にて64事業所を展開
  • 独自のプログラムやeラーニングが充実
  • 交通費やランチ費用など「金銭面でのサポート」もある

ココルポートは、以下のように独自のプログラムが充実しています。

  • セルフマネジメント
  • ソーシャルスキルトレーニング
  • ダンス、ストレッチ、農業などのリフレッシュプログラム

いろいろなプログラムを楽しみながら、社会復帰に向けた通勤練習ができるのがいいですね!
(もちろん、パソコンスキルやビジネススキルを学ぶ講座もたくさんあります!)

一方で「事業所によって方針が異なる」のが注意すべきポイント。

そのため「高圧的なスタッフがいる」という悪い評判も少なからず見かけました。

ココルポートに通いたいのであれば、リタリコワークスと同じく複数の事業所を見学することをおすすめします。

SAKURAセンター

5つ目は、関東圏や甲信越で事業所を展開する「SAKURAセンター」です。

おすすめポイント
  • 首都圏や山梨・長野・富山・新潟・福岡に17事業所を展開
  • ビジネススキルはもちろん、生活習慣についてのプログラムもある
  • 精神障害のスタッフが多いことならではの、気持ちに寄り添ったサポート

なかでも「生活についてのプログラム」がSAKURAセンターならではの特徴。

社会復帰するうえで、ビジネススキルやパソコンスキルはたしかに大切ですが……。

生活が崩壊すると、再発してしまう可能性が高いです。

じんと

疲れから過眠してしまったり、ストレスから飲みすぎてしまったり……

しかし、SAKURAセンターに通所すると「WRAPを取り入れた自己管理」や「ソーシャルスキルトレーニング」といったプログラムも受けられ、生活習慣を見直すことができます。

WRAPとは「Wellness(元気)、Recovery(回復)、Action(行動)、Plan(計画)の頭文字をとったもの」です

うつ病などの精神障害のときは生活リズムが乱れがちなので、改善したい人はSAKURAセンターのプログラムがぴったりでしょう。

一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 関西や名古屋には事業所がない
  • 事業所によって雰囲気が異なる

通所してから後悔しないためにも、体験見学で自分と合うかどうか確かめましょう。

当事者のぼくが見学してきました!

manaby(マナビー)

6つ目は、2016年に誕生した東北発の就労移行支援「manaby(マナビー)」です。

おすすめポイント
  • 三大都市圏だけでなく、東北や九州にも事業所を展開
  • 在宅と通所の両方を組み合わせられる
  • デザインやプログラミングなど、1,500以上の動画から学べる

manabyの特徴は「在宅と通所の両方を組み合わせられる」こと。

体調や生活リズムに合わせて選ぶことができるので、「いきなり週数回通所できるか不安……」というあなたでも安心できるでしょう。

また、在宅の場合でも、以下のように在宅での社会復帰をイメージした訓練となっています。

  • 支援員に、訓練開始と体調をチャットで報告
  • e-ラーニングでの不明点は、チャットやオンライン通話で支援員に相談

そのため、在宅勤務で働きたいあなたには、ぜひおすすめしたい事業所です。

じんと

僕も長年在宅で働いていますが、報連相は出社以上に大切だと感じています。

一方で、比較的新しいサービスというのもあり、口コミが少ない点はデメリット。

とはいえ、悪い口コミも出回っていないため、最寄りの事業所を見学して自分に合うか確かめるのがいいでしょう。

【パターン別】おすすめの就労移行支援事業所

【パターン別】おすすめの就労移行支援事業所

続いて、おすすめの就労移行支援事業所を5つのパターン別でまとめました。

もしあなたに当てはまるものがあれば、事業所選びの参考にしてもらえたらと思います。

  • 東京周辺に住んでいる人
  • 大阪周辺に住んでいる人
  • 地方に住んでいる人
  • IT系職種で社会復帰したい人
  • 精神障害からの社会復帰を目指す人

東京周辺に住んでいる人

東京周辺に住んでいるのであれば、以下のいずれかがおすすめです。

atGPジョブトレは、東京・横浜に以下5ヶ所の事業所を展開しています。

  • 秋葉原
  • 秋葉原第2
  • 大手町
  • お茶の水
  • 横浜関内

自宅近く、もしくは電車で1時間以内で通える事業所があれば、ぜひ1度見学しましょう。

もし、近くにatGPジョブトレがなかったり、精神・発達障害でなかったりする場合は、LITALICOワークスのほうがおすすめですね。

大阪周辺に住んでいる人

東京と同じく、大阪周辺に住んでいる人にも以下がおすすめです。

atGPジョブトレは大阪梅田の事業所のみですが、通えるのであればぜひおすすめしたいサービス。

僕が見学したときも雰囲気の良さに感動しましたし、ぜひ1度あなたの目で確かめてみてほしいです。

一方の、LITALICOワークス大阪郊外や府外にも多く事業所を展開しています。

「梅田は通いづらい」というのであれば、最寄りのLITALICOワークスを見学しましょう。

交通費が気になる場合は、一定額支給してもらえる「ココルポート」もおすすめです。

地方に住んでいる人

地方に住んでいる人には、以下がおすすめです。

特に「LITALICOワークス」は、四国を除いたすべての地域に事業所を展開しています。

あなたの都道府県に事業所があるか、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

IT系職種で社会復帰したい人

続いて、IT系の職種で社会復帰したいあなたには、以下のいずれかがおすすめ。

あなたの住む地域にあわせて、さっそく見学してみましょう。

精神障害からの社会復帰を目指す人

最後に、精神障害からの社会復帰を目指すあなたにおすすめしたいサービスは、以下の2つ。

精神障害の支援実績が豊富な点から、この2つの事業所を選びました。

手厚いサポートを受けられますので、ぜひ1度見学してみてください。

おすすめの就労移行支援からピッタリの事業所を選ぶポイント

おすすめの就労移行支援からピッタリの事業所を選ぶポイント

おすすめの就労移行支援のなかから、自分に合うのはどれだろう?

そう思うあなたに伝えたい、5つのポイントを紹介します。

  • 事業所が遠すぎないか
  • 自分の障害を得意とするか
  • カリキュラムが自分に合っているか
  • 希望する職種への支援実績はあるか
  • 利用者やスタッフが自分と合うか

事業所が遠すぎないか

実を言いますと、「事業所がある場所」は就労移行支援選びで欠かせません。

なぜなら、「あまりに遠すぎると、通う気力を失ってしまう」から。

特に精神障害(発達障害の二次障害含む)の人は、発症する前より想像以上に体力が落ちているもの。

「毎日2時間かけて通う」というのは、難しいと考えていいでしょう。

「継続して通う練習」が就労移行支援の目的のひとつ。

電車で30分から1時間くらいの場所を選ぶことをおすすめします。

じんと

もちろん、徒歩や自転車で行ける範囲に事業所があればベストですね!

自分の障害を得意とするか

事業所によって、得意とする障害特性は異なります。

例えば、「精神障害の支援実績は豊富だが、身体障害の支援実績は苦手」という事業所もありますし、逆もまたしかりです。

また、「就労移行支援は一生に一度の2年間だけしか通えない」と決まっています。
(参考:厚生労働省「障害者総合支援法における就労系福祉サービス」)

入ってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、自分と同じ障害特性の支援実績があるか確認しましょう。

カリキュラムが自分に合っているか

「自分の受けたいカリキュラムがあるか」どうかも大切なポイントです。

受けたいプログラムがあると通うモチベーションになりますし、就職後も就労移行支援で学んだことを活かせるから。

事業所によって、以下のようなカリキュラムの有無が異なりますので、自分の受けたいものがあるか確認しましょう。

  • 障害特性の理解
  • ストレス対処法
  • 疑似就労、インターンシップ
  • パソコンスキル(Word、Excelなど)
  • ITスキル(Webデザイン、プログラミングなど)

希望する職種への支援実績はあるか

社会復帰するときにどのような職種に就きたいのか考え、その仕事への支援実績があるかどうかも判断基準となります。

というのも、障害者雇用の6割が「事務職」と言われているから。

ITエンジニアを目指すあなたが、事務職への支援を得意とする事業所に通っても、エンジニアのために必要なスキルが得られずに苦しみます。

一方で、最近ではITエンジニアやWebデザイナー、動画編集などの「専門職」への就職をサポートする事業所も増えてきました。

事務職以外を希望する人は、その職種への就職支援実績があるかを確認しましょう。

じんと

以前リタリコワークスへ取材に行ったとき、「フリーランスになる人をサポートするために、その人に支援プログラムも組んだことがある」と言っていました。面白い!

利用者やスタッフが自分と合うか

「利用者やスタッフが自分と合うか」も見ておきたいポイントで、ぼくが事業所選びで1番大事だと思っていることです。

というのも、会社やクラスの雰囲気になじめないのと同じように、就労移行支援でも自分と合わなければしんどい思いをするから。

じんと

社会復帰に向けて自信をつけるどころか、かえって自信をなくしますよね……

悲しい事態を防ぎ、自分に合った事業所を探すためにも、以下の3つを必ず行いましょう。

  • プログラムは「個人ワーク」か「グループワーク」かを調べる
  • 通いたい事業所を体験見学し、自分と合うか確かめる
  • 複数の事業所を見学して比較する

この記事で紹介した「ぼくが本気でおすすめしたい7つの事業所」は、すべて無料で体験見学できます!

見学したからといってしつこく勧誘されることはないので、安心してくださいね。

就労移行支援についてよくある質問

就労移行支援についてよくある質問

最後に、この記事でおすすめした就労移行支援に通うか迷っている方が感じやすい質問と答えをまとめました。

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

そもそも就労移行支援とは?

就労移行支援とは、障害者が一般企業で働くために必要な知識やスキルを提供するサービスのこと。

「障害者総合支援法にもとづいた、国の福祉サービス」となっています。

就職する前はもちろんのこと、就職後も「職場で困りごとがないか?」などを寄り添って聞いてもらえ、安心して社会復帰できるのが魅力です。

就労移行支援の利用対象者は?

以下のすべてに当てはまる人となります。

  • 18歳以上65歳未満
  • 一般企業で働きたいと思っている
  • 障害や難病を持っている
就労移行支援と就労継続支援の違いは?

以下のように、目的が異なります。

  • 就労移行支援:一般企業での就職に必要な知識やスキルを提供する
  • 就労継続支援:障害者が働く場所を提供する

つまり、就労移行支援は「就職するための学校」のようなイメージ。

就労継続支援と違い、賃金が発生しない点は注意しましょう。

利用するのに費用はかかる?

ほとんどの人が無料で利用できますが、以下のように「住民税を支払っている人」は有料です。

  • 住民税課税世帯(年収約600万以下):9,300円/月
  • 年収約600万円以上:37,200円/月

ただし、自治体によっては補助金が出ることもあります。

気になった方は、お住まいの1度問い合わせてみてください。

補助金があるココルポートSAKURAセンター(一部地域限定)を除き、交通費は自己負担です。
ただし自治体によっては補助が出ることもありますので、1度問い合わせてみましょう。

障害者手帳がなくても利用できる?

主治医の診断書や通院の有無などが証明でき、自治体から「受給者証」が渡された場合は利用できます。

詳しくは、利用したい事業所と住んでいる地域の自治体に問い合わせましょう。

休職中でも利用できる?

原則利用できません。

ただし、例外もありますので、気になった方は1度事業所に問い合わせてみましょう。

入所してからどれくらいで就職できる?

人によりけりですが、1年前後の人が多いです(ミラトレでのインタビューを参考)。

特に精神障害の人は、体調の波を安定させることが最優先。

「焦って復職し再発」という悲しい事態を防ぐためにも、長い目で見ることをおすすめします。

一般雇用での再就職はできる?

事業所の方針によります。

ぼくが取材したなかだと、ミラトレはあまり推奨していない印象です。

ミラトレ支援員

何人かは一般就労で再就職しましたが、そのうちのほとんどが離職して再通所します……

と言ってましたからね。

よって、各事業所を見学したときに相談することをおすすめします。

利用するまでに必要な手続きってある?

就労移行支援を利用するまでには、以下の手続きが必要です。

  1. 役所で「障害福祉サービス受給者証」を申請する
  2. 発行されたら事業所と利用契約を行う

受給者証が発行されるまでに1ヶ月前後かかる一方で、その間に最長2ヶ月の「暫定支給」が行われることもあります。

その場合は「体験通所」という形で利用できますので、安心してくださいね!

利用する施設が決まっていなければ「受給者証」の申請ができません。
ですので、まずは利用するサービスを検討するところからはじめましょう!

まとめ:就労移行支援のおすすめから、あなたにあったサービスを選ぼう

まとめ:就労移行支援のおすすめから、あなたにあったサービスを選ぼう

この記事では、精神障害の当事者である僕がおすすめしたい、7つの就労移行支援を紹介しました。

改めて、表で振り返りましょう。

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関東
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関西
九州
主な
プログラム
・障害理解
・ストレス対処法
・パソコンスキル
・ビジネスマナー
・就職準備

グループワーク
が多め
・Webデザイン
・プログラミング
・障害理解
・ビジネスマナー
・就職準備
・障害理解
・ビジネススキル
他200種類から選択
・疑似就労
・特別講座(月1)
・就職準備
・パソコン
・ビジネスマナー
・セルフマネジメント
・模擬就労
・就職準備
・運動
・リラクゼーション
など555種類以上
・ビジネスマナー
・パソコンスキル
・軽作業
・就職準備
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・プログラミング
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・パソコンスキル
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就職先の
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・販売
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精神障害
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難病
(8割が精神障害)
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・ビジネスマナー
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・プログラミング
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イチオシ
ポイント
障害特性別のコース
悩みを共有し合える
ITスキルと
ビジネススキルの
両方が学べる
本人の希望に合わせた
プログラムで通所
事業所を
会社に見立てた
実践的なプログラム
リラクゼーションなど
独自のプログラム多数
ビジネススキル
はもちろんのこと
生活スキルも学べる
通所と在宅を
組み合わせられ
e-ラーニングで学べる
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
本記事で紹介する就労移行支援事業所まとめ

就労移行支援とひとくくりに言っても、事業所ごとに得意とする障害特性やプログラムが異なります。

以下の選ぶポイントにもとづいて、あなたに合ったサービスを見つけてくださいね!

  • 事業所が遠すぎないか
  • 自分の障害を得意とするか
  • カリキュラムが自分に合っているか
  • 希望する職種への支援実績はあるか
  • 利用者やスタッフが自分と合うか

最後になりますが、この記事で紹介した6社はすべて無料で体験見学できます。

通所してから後悔しないためにも、ぜひ複数の事業所を見学しましょう。

この記事が少しでも、就労移行支援選びのヒントになれば嬉しいです。

ではでは、今日も生きててえらい!

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