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dodaチャレンジから断られた人の評判と特徴【体験談あり】

dodaチャレンジから断られた人の評判と特徴【体験談あり】
  • dodaチャレンジから断られた人が多いって噂は本当?
  • お断りされたのは私だけ?
  • 実際に転職できた人いるの?

こんな悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。

結論から言いますと、dodaチャレンジはお断りが多く、実はぼくも断られたことがあります。

この記事を書いた人

筆者の自己紹介

とはいえ、全く紹介されないわけではありません。

以下の5つにあてはまれば、求人を紹介してもらえる可能性がグンと上がります!

  • 自分の障害特性を説明できる
  • 事務職、もしくはエンジニア志望
  • 首都圏在住、もしくは首都圏での就職希望
  • 社会人経験がある、もしくは第二新卒
  • 就労移行支援「ミラトレ」に通所する

この記事では、dodaチャレンジから断られた体験談や評判、断られる理由と対策について解説します。

dodaチャレンジに登録するか悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

ぼくがdodaチャレンジから断られた体験談

ぼくがdodaチャレンジから断られた体験談

まずは、ぼくがdodaチャレンジから断られた体験談を紹介します。

当時の状況

まず、ぼくが登録したときの状況から。

  • 登録は2020年5月ごろ
  • 社会人4年目の27歳
  • 大阪在住、近畿圏で就職希望
  • 国公立大の理系院卒(機械系)
  • 前職は自動車部品の設計と新卒採用
  • 2019年5月に適応障害で休職 → 1か月半後復職
  • 2019年11月にうつ病で再休職
  • 2020年5月に精神障害3級に認定
  • 事務・人事・人材志望

簡単に言うと……

外出自粛ムード真っ只中

でした\(^o^)/

いざ面談へ

2020年5月に登録手続きを済ませ、キャリア面談の日程調整の連絡が届きます。

面談時点で断られることはなかったので、ほっとしました。

早速回答したところ、面談のメールが届いた翌日の夕方に決定。

外出自粛が強いご時世だったので、オンラインでの面談となりました。

当日、ぼくのスマホに電話がかかってきて、優しそうな女性担当者さんと30分ほど面談。

  • 転職したい理由
  • どういう業界で働きたいか
  • 転職先に求める条件はあるか

といった、一般的な転職エージェントでよくある質問はもちろんのこと

  • 体調の波はどうか
  • どんな障害特性を配慮してほしいか
  • 通院の頻度はどれくらいか

といった「障害者雇用で働くために必要なこと」も聞かれました。

当時は

障害について聞いてくれるなんて優しい会社だ……

と感銘を受けていました。

本当の目的は

自分の障害との向き合い方や、配慮してほしいことを説明できるか

なんですがね(ぴえん)。

この日は約30分で面談を終え「お調べして、後日求人を紹介します」とのことで面談終了。

このときかなり転職活動でコテンパンにされていたのもあって、サービスの質の良さに感動を覚えました。
(当時の様子は【うつ病20代の転職活動#3】障害者枠も視野に入れ、1番波に乗ってた時期。しかしどん底も味わうの記事を見てね)

あるメールが届くまではの話ですが……。

「噂のお断りが……」1通のメール

面談から1週間、転職活動を進めながらもメールを待つ日々。

10日経っても来なかったら1度連絡してみよう。

そう思っていました。

しかし、予想に反して8日後にメールが届きます。

お!!求人きた!!新しい道の幕開け!!!

と思いきや……。

dodaチャレンジから届いたお断りメール
dodaチャレンジから届いたお断りメール

……ショックすぎて泣きました。マジで。

不況に入りつつある時期とはいえ、

求人ないとかある!?!?

と、メールが届いた日は1日中疑問に思ってました。

そして何よりつらいのが「担当者の連絡先が一切書かれていない」こと。

せめてもう1回面談させてくれよ……(´;ω;`)

と心から思った瞬間でした。

【独自調査】dodaチャレンジから断られた人の評判

【独自調査】dodaチャレンジから断られた人の評判

とはいえ、dodaチャレンジから断られた人は、ぼくだけではありません。

Twitterで取ってみたところ、以下のような声が寄せられました。

※ツイートの埋め込みをしている方については、事前に本記事への掲載許可をいただいております。

私はdodaチャレンジに紹介出来る職場がないと断られました。

Twitter

障害者雇用を扱っているdodaチャレンジに登録して、電話でカウンセリングみたいなのも受けた。

約1週間経ってからメールがくる。

「紹介出来るものはない」

私は大手企業が独自で障害者雇用を募集しているのをいくつか見た事あるが、基本「身体障害者」「大卒」等敷居が高いイメージだったので電話でも「敷居が高いイメージ」だと伝えた。

相手はそんな事ありませんよ〜!!って言っていたけれど…案の定な感じ。

Twitterで届いたDM(匿名希望)

ここで紹介した以外にも「断られた」との声がたくさん届き、みなさん困惑されていました。

一方で、以下のように「求人を紹介してもらえた!」「就職できた!」との声もチラホラ。

dodaの方が初回のヒアリングが滅茶苦茶丁寧でしたね。後、求人も直ぐに紹介されました。

Twitter

現在の職場を紹介してもらった所です。

初回の面談からその後のやりとりまで一貫して電話・メールのみでのやりとりなので対面が苦手でもキツくなかったです。

4回ほど求人の紹介があり、1回で10件〜20件くらいの求人をくれました。

Twitterで届いたDM(匿名希望)

ここまでの違いがある理由と、dodaチャレンジから求人を紹介してもらうためのポイントについて、ここから詳しく見ていきましょう!

dodaチャレンジから断られた人が続出している3つの理由

dodaチャレンジから断られた人が続出している3つの理由

dodaチャレンジから断られた人が続出している理由は、以下の3つです。

  • 断られる人の特徴に当てはまっている
  • 精神障害の受け入れが少ない
  • 勤務条件に合う求人がない

理由①:断られる人の特徴に当てはまっている

そもそも論にはなりますが「断られる人の特徴に当てはまっている」ケースが多いです。

具体的には、以下のような人が断られやすいとのこと。

  • 自分の障害特性を理解していない
  • 事務職、エンジニア以外の職種を希望
  • 社会人経験が極端に少ない

特に「自分の障害特性への理解」がなければ、お断りされる可能性がグンと上がります。

障害特性の例
  • マルチタスクが苦手
  • 職場で雑音があると集中できない
  • うっかりミスが多い

上司や同僚に説明し、配慮してもらうためにも、面接官が納得できるように説明できるレベルで理解する必要があります。

dodaチャレンジに登録する前に、自分の障害特性と対処法を伝えられるようにしましょう。

理由②:精神障害の受け入れが少ない

dodaチャレンジに限った話ではありませんが、精神障害の受け入れはまだまだ少ないのが現状です。

なぜなら、厚生労働省のホームページに書かれているように「精神障害が障害者雇用義務の対象となったのは2018年と、身体障害と比べて比較的新しい」から。

平成30年4月1日から、障害者雇用義務の対象として精神障害者が加わりました。

障害者の雇用により、共生社会の実現のほか、以下のようなことが期待されますが、更なる雇用促進と職場定着の推進を図るためには、行政や地域の関係機関に加え、民間企業などの社会全体が一体となった取組が求められています。

引用元:厚生労働省

加えて、精神障害は下のようなイメージを持たれがちです。

  • 職場となじめない
  • コミュニケーションが取れない
  • 再発してすぐ辞めそう

そのため「接し方や仕事の進め方がわからない」と採用をためらう企業も多いという事実。

このことについてdodaチャレンジへの取材(2021年7月)で聞いてみたところ、身体障害者向けの求人を10とすれば、精神障害は7割前後。

ただし、2022年7月に「1年前からの違い」をうかがったところ

dodaチャレンジ担当者

最近では採用・受け入れを行う会社が増えた

とのことでした。

そのため、求人数も2021年と比べて120%増えているのだとか。

じんと

少しずついい方向に変わってきているのは、間違いなさそうです。

理由③:勤務条件に合う求人がない

今回独自調査してわかったのが、「勤務条件に合う求人がない」というお断り理由です。

実は、dodaチャレンジからお断りされるタイミングには2パターンあります。

  • アドバイザーとの面談前にお断り
  • アドバイザーと面談した後お断り

後者であれば、理由の1つ目で紹介したように「障害特性の理解不足」や「事務職・エンジニア以外の職種希望」などがあります。

その一方で、以下のような人は「面談前に断られる」と今回の調査でわかりました。

  • 週3勤務など、フルタイムから遠い働き方を希望する
  • 首都圏以外に住んでいる(東京周辺の求人取り扱いが多いため)

当てはまる人は、アットジーピー【atGP】リタリコ仕事ナビといった別のエージェントを利用することをおすすめします。

じんと

indeedで求人を見つけ、採用が決まったという方もいました!

dodaチャレンジからお断りされないための5つのポイント

dodaチャレンジからお断りされないための5つのポイント

最後に、dodaチャレンジからお断りされないポイントを5つ紹介します。

  • 自分の障害特性を説明できる
  • 事務職、もしくはエンジニア志望
  • 首都圏在住、もしくは首都圏での就職希望
  • 社会人経験がある、もしくは第二新卒
  • 就労移行支援「ミラトレ」に通所する

ポイント①:自分の障害特性を説明できる

先ほど紹介したように、自分の障害特性を説明できることが大切です。

dodaチャレンジの初回カウンセリングで必ず聞かれますので、それまでにしっかり整理しましょう。

【例】ADHDの場合

【障害特性】
・ミスが多い

【対策】
・忘れないようにPCにふせんを貼る
・ささいなことでもメモを取って見返す

ポイント②:事務職、もしくはエンジニア志望

dodaチャレンジ担当者の話によると、事務職もしくはエンジニアの求人がほとんどだとわかりました。

  • 事務職:6割
  • エンジニア:3割

それ以外の職種だけを志望する場合は、紹介されない可能性が高いのでご注意ください。

じんと

エンジニアの求人が増えているので、パソコンが得意な人やプログラミングに興味がある人は、ぜひ候補に入れましょう!

ポイント③:首都圏在住、もしくは首都圏での就職希望

dodaチャレンジは全国でサポートを対応していますが、先ほども紹介したように「首都圏の求人が多い」です。

というのも、事務職が多い本社やエンジニアを募集するIT企業は、東京周辺が多いから。

dodaチャレンジの担当者も「首都圏以外でも求人はあるが、どうしても少なくなってしまう」とのことでした。

逆に首都圏の人は、dodaチャレンジからお断りされる可能性が低いと言えますね。

じんと

就職できた!という口コミをDMで送ってくださった方も、首都圏にお住まいでした。

▼関西圏の人は「atGPエージェント」との併用がおすすめです

ポイント④:社会人経験がある、もしくは第二新卒

dodaチャレンジに限った話ではありませんが、数年前からの不況により、障害者雇用も即戦力重視です。

そのため、社会人経験のある人の方がお断りされにくい傾向にあります。

ただし、社会人3年目以内の人を指す「第二新卒」は例外です。

じんと

「社会人経験半年だった20代の就職サポート」の実績もあるとのことです。

ポイント⑤:就労移行支援「ミラトレ」に通所する

実は、お断りされないためのコツはもう1つあります。

それは、dodaチャレンジと同じ「パーソルダイバース株式会社」が運営する就労移行支援事業所「ミラトレ」に通うことです。

ミラトレに通所すると、dodaチャレンジからサポートを受けられることはもちろん、

  • プログラムを通じて自分の障害特性がわかる
  • 毎日の「疑似就労」を通じて社会復帰の練習ができる
  • 就職後も定期的に支援員から連絡がきて、不安を解消できる

といったメリットもあります。

ミラトレも過去にインタビューしましたので、気になった方は下の記事もあわせてご覧ください。

まとめ:dodaチャレンジから断られたのは理由があった

この記事では、体験談と調査結果に基づいて、dodaチャレンジから断られた理由と断られないためのポイントを解説しました。

この記事のまとめ

dodaチャレンジから断られた人が多い理由

  • 断られる人の特徴に当てはまっている
  • 精神障害の受け入れが少ない
  • 勤務条件に合う求人がない

dodaチャレンジからお断りされないためのポイント

  • 自分の障害特性をわかりやすく説明できる
  • 事務職、もしくはエンジニア志望
  • 首都圏在住、もしくは首都圏での就職希望
  • 社会人をある程度経験している、もしくは第二新卒
  • 就労移行支援「ミラトレ」に通所している

dodaチャレンジからお断りされた」というまだまだ評判は多い一方で、「以前より求人数は増えている」とのことでした。

特にエンジニアの求人が増えており、パソコンやプログラミングが得意という人は希望職種に入れることで、紹介される可能性が上がるでしょう。

とはいえ

悩む人

断られたらどうしよう……

と不安になりますよね。

そんなあなたにおすすめなのが「他の転職エージェントとの併用」です。

なかでも、ぼくがおすすめしたいサービスは以下の3つ。

各サービスの特徴や評判は「うつ病の人への接し方で大切なポイント7選」の記事で紹介していますので、気になった方は読んでみてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

関連記事:【障害者雇用】atGP(アットジーピー)とdodaチャレンジはどっちがいい?うつ病当事者が徹底比較

関連記事:【当事者が解説】うつ病から社会復帰するまでのロードマップ【完全版】

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