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atGP(アットジーピー)とdodaチャレンジはどっちがいい?うつ病当事者が徹底比較

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【障害者雇用】atGP(アットジーピー)とdodaチャレンジはどっちがいい?うつ病当事者が徹底比較

障害者雇用の転職エージェントでも有名な「atGP(アットジーピー)」と「dodaチャレンジ」。

どっちがいいのか気になる人もいるのではないでしょうか。

結論から言いますと

  • 精神障害者雇用として初めての転職の人はatGP
  • 社会人経験のある人・第二新卒はdodaチャレンジ

がそれぞれおすすめです。

そう言い切れるのは、この記事を書いたぼくが精神障害の当事者だから。

今でこそフリーランスで働いていますが、障害者雇用で会社員として働くことを本気で考えた時期もありました。

この記事を書いた人

この記事では、そんなぼくがそれぞれのサービスの特徴や、対象地域、取り扱い求人数、職場定着率(短期離職の少なさ)などを簡単な表にまとめました。

以下の表について詳しく解説しますので、気になった方はぜひ最後までお付き合いください。

ざっくり比較してみた

atGPdodaチャレンジ
特徴充実の面接対策非公開求人多数
対象地域・首都圏
・関西
・東海
全国
(首都圏多め)
求人数1,200件
+非公開求人
1,200件
+非公開求人
定着率非公開96%
利用料金無料無料
こんな
あなたに
・精神障害の人
・はじめての転職
・社会人経験あり
・第二新卒

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目次

atGPとdodaチャレンジをサービス内容で比較

atGPとdodaチャレンジのサービス内容を比較しますと、以下の表のようになります。

atGPdodaチャレンジ
年齢制限なし制限なし
(第二新卒OK)
対象地域・首都圏
・関西
・東海
全国
(首都圏多め)
求人数1,200件
+非公開求人
1,200件
+非公開求人
利用料金無料無料
おすすめ
ポイント
充実の面接対策非公開求人多数

それぞれのサービスについて詳しく見ていきましょう。

atGPは面接対策が得意

atGPは「面接対策が得意」なのが特徴です。

障害者雇用で長く働くためには「障害への配慮」に合った求人への応募だけでなく、面接で相手にわかるように説明できるのも欠かせません。

具体的には

  • 1週間あたりの勤務日数
  • 通勤時間や勤務時間
  • 職場での配慮

といったこと。

伝わるように説明できなければ「どう配慮したらいいかわからない」と言われて落とされます。

しかし、atGPに登録すれば、担当者から以下のような面接アドバイスを受けることができます。

  • 面接の雰囲気(面接官の人数など)
  • 面接の想定質問
  • 企業研究で役に立つ情報

このことから、初めて障害者雇用で転職する人や面接が苦手な人には向いているサービスといえるでしょう。

dodaチャレンジは非公開求人多数

一方のdodaチャレンジは「非公開求人が多い」のが特徴。

atGPの1,000社に対して、dodaチャレンジは3,000社と3倍近くの近くの求人を持っています。

また、非公開求人といっても「怪しい」「ブラック企業」というわけではありません。

  • 一般公開すると応募が殺到する求人(大企業など)
  • 採用時期が限定されている求人

といった背景あってのことですので、安心してくださいね!

また、首都圏に住んでいる人限定ですが、dodaチャレンジに登録した人だけが申し込めるセミナーやイベントの参加者向け求人もあるとのことです。
(最近ではオンライン開催も増えています)

atGPとdodaチャレンジをサポートで比較

続いて、atGPとdodaチャレンジのサポートを比較しましょう。

atGPdodaチャレンジ
初回面談1~2時間30分程度
精神障害
向け求人
全体の
半数以上
7割前後
職場定着率非公開96%
得意業種・事務
(メーカー)
・ITエンジニア
・事務
(メーカー・金融)
・ITエンジニア

atGPは精神障害の実績多め

atGPは精神障害へのサポートを得意としています。

2024年4月現在、atGPで公開されている求人約1,200件のうち、精神障害を雇用した実績のある会社は以下の通り。

  • うつ病:約360件
  • 双極性障害(I型+Ⅱ型):約250件
  • 統合失調症:188件

ここでは代表的な3つを紹介しましたが、気分変調症やPTSD、パーソナリティ障害の方の雇用実績も多数あります。
atGP公式サイトにて、障害別の雇用実績を詳しく検索できます。)

また、atGPエージェント公式サイトにも、支援実績は身体障害と精神障害で半々と書かれていました。

Q. 候補者の障害種別割合は?
おおよそ、身体障害50%、精神障害50%の割合となっています。

引用元:atGPエージェント 公式サイト

このことから、精神障害者雇用で働きたい人はatGPエージェントに登録することで、求人を紹介してもらいやすいでしょう。

dodaチャレンジは職場定着率が高い

一方のdodaチャレンジは「職場定着率が高い」のが特徴です。

障害者雇用の中でも「精神障害」に該当するうつ病は、再発率が6割と極めて高いもの。

そのため、せっかく入社したのに短期間で辞めてしまう人も多いのだとか。

しかし、dodaチャレンジが支援した人の職場定着率は96%とかなり高め。

その理由は、dodaチャレンジを運営するパーソルダイバース株式会社が『特例子会社』だからです。

※特例子会社:障害者の雇用促進と安定を図るために設立した会社

つまり、dodaチャレンジに登録することで以下のようなメリットを受けられます。

  • 障害者の社員と働く実体験に基づいた知識や経験
  • 障害者を雇用する立場としての経験にも基づいたアドバイスやサポート
  • 働きやすい環境づくりに向けて、障害者本人と就職先の企業双方に対してアドバイス

精神障害の求人はatGPに比べると少なめですが、事務系職種のスキルがあったり、社会人経験が豊富だったりする方は長く働ける企業と出会いやすいでしょう。

atGPとdodaチャレンジを比較したうえで、どっちがおすすめ?

ここまでatGPとdodaチャレンジを比較した内容を踏まえて、それぞれおすすめの人を紹介します。

atGPがおすすめの人

atGPは以下のような人におすすめです。

  • 首都圏・関西・東海に住んでいる人
  • 初めての障害者雇用で面接が不安な人
  • 精神障害者雇用で働きたい人

atGPはサービスの対象地域が限られてはいるものの、精神障害求人が半数以上と多め。

加えて、面接対策が充実していることで、当日不安に襲われることなく自分の力を発揮できるでしょう。

一方で、以下のように「一部担当者が高圧的」という声もありました。

ここの人達は、自分たちのほうが、えらいとか、勝っているとおもっているようで、すぐ馬鹿にした言い方をする。

引用元:Googleレビュー ゼネラルパートナーズ

とはいえ、担当者の変更もできますし、変更したからといって不利益を被ることはありません。

もし、あなたが先ほど紹介したおすすめの人に2つ以上あてはまるなら、「登録してよかった!」と思えるはずですよ!

dodaチャレンジがおすすめの人

一方のdodaチャレンジは、以下の人におすすめです。

  • 求人をたくさん紹介してもらいたい人
  • 社会人をある程度経験している人(第二新卒も可)
  • 次の会社こそ長く働きたいと考えている人

dodaチャレンジは求人をたくさん紹介してもらいたい人や、長く同じ職場で働きたいと考えている人におすすめ。

以前、dodaチャレンジを取材しましたが、本当にきめ細やかなサービスだと感じました。

一方で、その素晴らしいサービスを全員が受けられるかといわれると、また別の話。

求人を紹介してもらえないこともあります。

ただし、第二新卒は支援実績があり、社会人経験半年だった人の転職をサポートしたという話もうかがいました。

社会人経験がある程度ある人、もしくは年齢が若い人はdodaチャレンジからサポートを受けて長く働ける職場と出会えるでしょう。

まとめ:atGPとdodaチャレンジを比較して、社会復帰への一歩を踏み出そう

この記事では、atGPとdodaチャレンジのどっちがいいのか悩む人に向けて比較しながら解説しました。

改めて、2社の違いを振り返ってみましょう。

atGPdodaチャレンジ
特徴充実の面接対策非公開求人多数
対象地域・首都圏
・関西
・東海
全国
(首都圏多め)
求人数1,200件
+非公開求人
1,200件
+非公開求人
定着率非公開96%
利用料金無料無料
こんな
あなたに
・精神障害の人
・はじめての転職
・社会人経験あり
・第二新卒

atGPは面接対策が強みで、なかでも精神障害者のサポートを得意としています。

サポート対象エリアが限られているのが難点ですが、初めての障害者雇用という人でも安心して転職活動を進められるでしょう。

一方のdodaチャレンジは、非公開求人の多さやサポートの細やかさが好評です。

ただし、評判のサポートを受けるまでのハードルが高く、ある程度社会人を経験している人か年齢の若い人でないと難しいといえるでしょう。

そして……「最後まで迷った」という人に朗報です。

atGPもdodaチャレンジも無料で利用できます!!
(無料で利用できる理由はこちらの記事を参照)

悩む人

どっちかに決めるのは難しい……

こんな人は両方とも登録し、面談を受けてから本格的にお願いするサービスを決めてはいかがでしょうか?

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

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