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フリーランスになったのは、別に不労所得がほしいからではない

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フリーランスになったのは不労所得がほしいから?

時々聞かれることがあります。

ぼくはフリーランスになってからというものの、マルチ商法の人間だと思われることが定期的にあり、悲しい気持ちに。

新卒3年目でうつ病を患った会社を辞め、Webライターをはじめとしたフリーランスに転職後、明らかに距離を置かれた方もいます。

また「ウーバーイーツをメインにして車を守れ」とか「再就職した方がいいのでは?」とか定期的に言われます(家族・恋人からは不思議と言われませんが……)。

表立っては出してませんでしたが「自分のやり方が悪かったのかな?」と嫌悪することも、週に2回くらいあります。

本記事では、あえて葛藤を直球で書きます。

結論から言わせてください。

「月100万稼げるようになっても、文章を書き続けます」

筆者の自己紹介

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目次

フリーランスのぼくが不労所得だと思われる理由

フリーランスのぼくが不労所得だと思われる理由は3つあると考えています。

  • MLMと一緒だと思われている
  • やり方に関する誤解がある
  • 思いを伝えたい人と考えが真逆

理由①:MLMと一緒だと思われている

1つ目が最初にして最大の理由だと思います。

在宅でインターネットで仕事をするタイプのフリーランスは、どうしてもMLMとかマルチ商法とか思われるんですよね。

特にWebライター、ブロガー系のフリーランスは誤解されることが極めて多いです。

10月に主催したオフ会でも、ネットワークビジネスと言われました(実は帰ってからかなり落ち込んでました)。

3年ほど前、新卒1年目の私はマルチ商法に勧誘されたことはありますが(全力拒否してます)、改めて調べてみました。

マルチ商法の人と、たしかに誤解されるのも無理はないです。

  • 家で稼げる
  • 家族との時間が増える
  • 働かなくても、お金を増やせる

と並べてみると、悲しいかな似てるんですよね。

精神疾患と一緒で「知らないから怖い」というのもあるでしょう。

理由②:やり方に関する偏見がある

2つ目は、やり方に関する偏見です。

プログラマーとかデザイナーと違って、Webライターは敷居が低いと言われています。

しかし、実はWebライターにも「ライティング技術」が必要です。

プログラミングで言うとC言語を取得したから、より複雑なコードを覚えようみたいなイメージですね。

ライティング技術について書くとキリがないので割愛しますが、

方法を間違えると「マルチ商法の勧誘」もしくは「平日の午前にやっている健康食品の通販」みたいな感じになっているんですよね。

プログラミング言語ならコードが読める人にしかわかりませんが、ライティングは「誰でもわかる」ので、感じ方も人それぞれ。

そのためやり方を間違えると信用を失いますし、誤解も生みます。

ほんまにうつ病から這い上がろうとしている私からしたらいい迷惑ですが…。

この手のタイプ「ブラック企業でうつ病→月収100万に逆転」という人が多すぎます。

また、よく揶揄される「情報商材屋」も、ライティング技術だけを駆使して中身が薄いことから生じた結果ではないでしょうか。

理由③:思いを伝えたい人と考えが真逆

3つ目は人によりますが、ぼくの場合は大きく該当します。

ぼくの場合は「自分のうつ病の経験を通じて、悩める若者を救いたい」という目的があります。

じんとが成し得たいこと
  • 精神疾患は誰でもなる、甘えじゃないのを世間に発信すること
  • 生きづらさを感じている人をそっと後押しすること
  • 「不適性検査スカウター」のように、裏で発達障害や精神障害を淘汰させるのではなく、本当の意味でのダイバーシティや働き方改革をすること
  • 副業解禁と言われ、雇用が不安な若者に、稼ぐ以上に大切なものを伝えること
  • パワハラに悩み、自ら命を絶つ若者を減らすこと

しかし、「思いを伝えたい人」と「ともに成長したい人」のベクトルが真逆であり、発信内容に日々葛藤していました。

具体的には

  • 思いを伝えたい人…今は療養中休みたい
  • ともに成長したい人…継続!短時間睡眠!意識を上げろ

という感じで、本当に真逆なんですよね。

どっちに発信を寄せればいいのか、すごく悩んでいます。

ぼくがフリーランスを選んだのは、不労所得が欲しいからではない

長々と説明しましたが、ぼくがうつ病から立ち直ったものの転職活動で250社に落とされ、フリーランスになったのは「不労所得が欲しいから」ではありません。

自分が仕事を通じて貢献したいことを、自分のやりやすい方法で実現する。

意識高めの表現になりますが「自己実現のための最適な手段」としてフリーランスを選びました。

青春時代からブログ・SNS・ネット小説・ネトゲなど、ネットで情報発信を続けたことに加え、

サッカーに代表される体育会的なチームワークが苦手な自分にとって、今の仕事環境は以前よりストレスが減っています(元サッカー部ですけどw)。

今でも月1で(執筆当時)うつ病の治療を行っていますが

「今のじんとくんの働き方は、すごくじんとくん合ってると思うし、いいと思う」

と主治医の先生から言われます。

もちろん、お金はあるに越したことはありません。

ただ、お金以上に自分の存在意義や社会に対する貢献を見出せないことの方が、よっぽどしんどかった。

生き地獄のようにしか思えなかった、過去の時代を思い出しただけで涙が出ます。

極論、金に溺れて死ぬぐらいなら、餓死する方がマシです。

1度、死にかけたし。

若干話はそれますが……。

最近、ウーバーイーツをやっている話をすると「理系院卒が落ちぶれた」と言われたこともあります。

しかし、

  • 誰かの役に立っている、という実感
  • ありがとう、と言われる瞬間

は設計開発時代に見いだせなかった、仕事を通じた喜びです。

そもそも職業で落ちぶれたとか決めるのも、ひどい話ですけどね。

ぼくはフリーランスを通じて不労所得がほしいのではなく、社会貢献をしたいのです。

とはいえWebライターは堅調である一方「じぶんぽっく」の運営で伸び悩み、葛藤をしていました。

そんなときにTwitterにて予想以上に希望者が集まったので、一筆書かせていただきました。

色々なブログを見るたびに疑問を感じるようになったから書いた

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実は「じぶんぽっく」が伸び悩んでいた時に、Webライター業務での調べごとを含めて色々な方のブログや記事を読みました。

そんな時に、疑問に思ったことがあります。

「ブログ、だいたい一緒やん」と。

正直な話、有名ブロガーの記事を見ても思ってしまいました。

  • 誰よりも詳しく、誰よりも有益に。
  • Googleで検索して上位にサイトが載る書き方をしよう。

ブロガー同士で交流したりするのですが、上のような風潮が極めて強い。

体育会系の社風に合わずうつ病になったのに、また身を投じようとしたのです。

私も乗っかっていた時期は、正直ありました。

ただ、同時に心のどこかで葛藤している自分もいました。

「ブログを通じて、何がしたいんだっけ?」

ブログで稼ぐだけなら、たしかに検索上位に乗せれば飯は食えます。

ただ、自分の場合ブログの先に伝えたい想いや目標があって、目的が別であることに気づきました。

大学受験で例えると「旧帝大」と「早慶上智」でどっちが上かみたいなもんです。

どっちが悪いとかではありません、目的の違いだけですから。

そして何気ない思い出アンケートを取った結果。

意外と反響があったので、書かせていただきました。

私と同じように

  • 息の長いブログ運営をしたい
  • ブログを媒体にし、何か商品やサービスを売りたい
  • 個人事業や独立を考えていて、稼ぐより伝えたいものがある人

に読んでほしいという願いを込めて。

よく情報商材屋と揶揄されるのは「クオリティが値段に不相応」だからだと思うんですね。

たしかに、本屋で1500円で買える内容のものを3000円でnoteで売ったらクレームが出ます。

駆け出し執筆屋の私は、500円で販売することにしました。

その結果、このような読者の声をいただいています。

また、価格も良心的という声もいただきました。

もし、同じようなことで悩まれている方がいたら、手に取ってほしいです。

https://note.com/jibunpock/n/n974984ac384f

もし、不労所得並みの収入を得たとしても、書き続ける

長々と書きましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

私がもし事業が軌道に乗ったとして月収100万を得たとしても、何かしら書き続けるでしょう。

あるいは流行り病が収まれば全国を飛び回っているかもしれません。

ほんまに何もしなくなるのは、餓死するときか、寝たきりになるとき。

そのときまでは、動き続けます。

悩む人がひとりでも、日本のどこかにいるならば。

ではでは、今日も皆さま生きててえらい。

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