HSPの人が「誰とも関わりたくない」と感じやすいのは、相手の言葉や空気の変化を過剰に受け取りやすいからです。
ちょっとした一言でも深く考えてしまったり、周囲の機嫌を常に察知しようとしたりするため、人間関係で疲れやすくなります。
僕自身もHSPで、社会人3年目に人間関係のストレスからうつ病を経験しました。
だからこそ、HSPの人が「どんな瞬間にしんどさを感じやすいのか」を痛いほど理解しています。
特に、次のような場面は、HSPの人が疲れやすい典型的な瞬間です。
- 何気ない一言がしんどいとき
- 他人に本音を伝えるとき
- パワハラを受けている人がいるとき
- グループで行動したあと
- 大人数のLINEグループ
- 乗り気がしないイベントに誘われたとき
- 職場そのもの
この記事では、僕自身の経験を交えながら「HSPが人間関係でしんどくなる理由」と「特に疲れやすい7つの瞬間」について詳しく解説します。
「人といるだけで疲れてしまう」という悩みが、少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
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HSPが誰とも関わりたくないと感じる3つの理由

HSPの人は、対人関係の中で起こる小さな負担が積み重なりやすく、結果的に人と関わること自体がしんどく感じやすくなります。
具体的な理由は以下の3つです。
- 気をつかいすぎてしまう
- 情報を拾いすぎてしまう
- 一人の時間が少なくて疲れ切ってしまう
気をつかいすぎてしまう
HSPの人は相手の感情にとても敏感なため、必要以上に気をつかいすぎて疲れてしまうことがあります。
HSPの良いところでもあるんですが、気遣いする状況が続くと、やはりしんどいものです。
例えば、職場の飲み会。
以下のような経験はありませんか?
- 上司のグラスが空いていないかが常に気になる
- 話に入れていない後輩が心配になる
- お酌やサラダのとりわけを率先して行う
このように気が張った状態が数時間続いて、家に着いた瞬間ぐったり。
場合によっては翌日も動けないことから、「人と関わりたくない」と感じてしまいます。
情報を拾いすぎてしまう
HSPの人は周囲の音や雰囲気の変化を一度に受け取りやすいため、必要のない情報まで拾ってしまい、心が休まりにくくなります。
- 上司の機嫌やちょっとした言葉づかい
- キーボードのタイピング音や誰かの怒鳴り声
- 都会の人混みやにぎやかさ
このように、人と関わる場にいるだけで、HSPの人は多くの刺激を受け取り続けてしまいます。
また、その日に言ったことについて脳内反省会をしがち。
「ああ言えばよかったかな」と落ち込み、眠れなくなることもよくあります。
じんとぼくも何人かで会ったあとにやりがちでした……。
一人の時間が少なくて疲れきってしまう
HSPの人は刺激を処理するための「ひとり時間」が必要なため、それが不足すると心のエネルギーが一気に消耗してしまいます。
HSPの人の多くは、誰かからの誘いを断るのが苦手。
「せっかく誘ってもらったし」と嫌な飲み会や接待に行ったり、めんどくさい友達とLINEでやり取りを続けたりしますよね。
とはいえ、自分が心から「楽しい!」と思える時間ではありません。
ついつい無理をして楽しいふりをしてしまうので、また誘われるという悪循環です。



自分から距離を置いたり、限界を迎えて怒ったりすると「え、なんで?」みたいなことを言われがち……。
これらのことが積み重なって、HSPの人は「人と関わりたくない」と感じてしまいます。
HSPが誰とも関わりたくないと感じる7つのシーン


HSPの人は、特定の状況が続くと、人との関わり自体が大きな負担になりやすいです。
では、具体的にどんな場面で「もう誰とも関わりたくない…」と感じやすいのでしょうか。
特にしんどくなりやすい、7つのシーンについて詳しく解説します。
- 何気ない一言がしんどいとき
- 他人に本音を伝えるとき
- パワハラを受けている人がいるとき
- グループで行動したあと
- 大人数のLINEグループ
- 乗り気がしないイベントに誘われたとき
- 職場そのもの
何気ない一言がしんどいとき
HSPの人は言葉の裏側まで深く読み取ってしまうため、他人のちょっとした一言でも強いストレスを感じやすくなります。
職場やゼミなど、気の合う仲間同士以外のグループで過ごしていると、以下のような人とも話す必要がありますよね。
- 高圧的な人
- 口の悪い人
- 乱暴な言葉を発する人(うざいなど)
このような人と一緒にいると、何気ない一言が気になって疲れてしまいます。



特に、その場にいない人の悪口は、言われる側に共感してしまってしんどくなることが多いですね。目から汗が出たり……。


他人に本音を伝えるとき
HSPの人は相手の気持ちを過剰に想像してしまうため、本音を伝える場面で強い不安を感じやすくなります。
HSPさんの多くは、自分の意見をはっきり伝えることが苦手です。
思ったことや気になっていることを言葉にすると、「嫌われるのではないか」と不安になってしまいます。
以前はSNSが自分の意見を気軽に発信できる場所として役立っていましたが、最近では「炎上が怖い」と感じる人が増え、HSPにとってはさらに肩身が狭くなった印象があります。
パワハラを受けている人がいるとき
HSPの人は他人の痛みを自分ごとのように感じてしまうため、誰かがパワハラを受けている場面に強いストレスを受けやすくなります。
これは、ぼくも会社員のころに実感しました。
具体的には、職場で同僚が上司からパワハラを受けて怒鳴られていたときのこと。
怒られている側のつらさが自分のことのように伝わってきて、思わず涙腺がゆるくなってしまいました。
加えて、自分がいつ攻撃対象になるのかも不安になります。
パワハラする人に共通した特徴を紹介の記事で紹介したように、パワハラ上司はいじめる対象を選んでいますからね。
意見を言わなかったり、自信が持てなかったりする人は被害者になりやすい傾向にあるため、なおさら怖くなるのではないでしょうか。
グループで行動したあと
会社の飲み会やゼミ旅行など、大人数で長時間一緒に過ごすと、解散した瞬間に一気に疲れが押し寄せます。
刺激の多い空間で気をつかい続けた結果、キャパオーバーになってしまい、翌日まったく動けなくなることもありました。
ひどいときには発熱してしまい、仕事や学校を休んだ経験もあります。
「全員が楽しめるように気配りできる」という点では幹事向きではあるものの、楽しんでもらうために無意識に動き回りすぎてしまうんですよね。
ある程度楽しんでもらえているとわかってはじめて、自分が楽しめる瞬間が来るのもキャパオーバーしやすい原因かもしれません。
大人数のLINEグループ
2010年代前半にLINEが主流になってから、さまざまなグループチャットができました。
仲のいい友達同士ならまだしも、
- 職場やゼミ、研究室
- 趣味仲間の集まり
などで数十人が集まっていると、グループの流れを止めないか気になってしまいます。
その結果、自分の意見がいえないどころか、無難に「了解です」とだけ返しがちです。
乗り気がしないイベントに誘われたとき
特に社会人になれば、以下のような「めんどくさいイベント」が増えます。
- 行きたくない飲み会
- 休日のゴルフ接待
- 苦手な知人とのお茶
本当は行きたくないと思っていても、「せっかく誘ってくれたから悪いな……」と断れずに行ってしまいます。
もちろん「行ってみたら楽しかった」というケースも多いですが、そうでないときは断らなかった後悔に悩みがちです。
また、仕事もお願いも断れずにキャパオーバーし、体調を崩してしまうこともあります。
最悪の場合、ぼくのように心を壊してしまうかもしれません。


職場そのもの
「最後だけくくりが大きすぎるのでは……」と思った方もいるとは思いますが、HSPさんにとって職場という場所自体が大きなストレス源になります。
3つ目に紹介した「同僚がパワハラを受けているとき」はもちろん
- オフィス内の物音
- 上司からのプレッシャー
- 職場全体のピリピリした雰囲気
といった情報をキャッチして混乱してしまいます。
その結果、仕事に集中できずミスをして、上司から怒られますますしんどくなる「負のスパイラル」におちいることも。
そのため「正直リモートワークの方が楽だった」と感じる人が多いです。
ぼくも今はフリーランスとして自宅で働いていますが、会社にいたころと比べてストレスが激減しました。
HSPが誰とも関わりたくないと思ったときにできる5つの対処法


ここまで、HSPが誰とも関わりたくないと感じる理由と瞬間を紹介しましたが……。
全く人と関わりたくない、というわけではありません。



そうはいっても、しんどくなるのがつらい……。
こんなあなたに向けて、5つの対処法を紹介します。
- 穏やかな環境に身を置く
- 一人の時間をつくる
- 睡眠時間を多めにとる
- 苦手な人と距離を置く
- 職場が合わなければ転職を考える
穏やかな環境に身を置く
HSPの人は、周囲の空気や人の雰囲気に影響を受けやすいぶん、穏やかな場所にいると心がふっと軽くなります。
ピリピリした雰囲気ではなく、優しい雰囲気の場所だと「居心地いいな」と感じやすいもの。
そして、こうした「居心地のよさ」を察知して、安定した気持ちになれるのもHSPならではの強みなんです。



同じHSP気質を持っている人だったり、優しさのかたまりのような人と一緒にいると、リラックスできるのでいいですね!
一人の時間をつくる
HSPの人が誰かと一緒にいると、相手の感情や空気を読み取り続けてしまい、気づかないうちに心が消耗していきます。
だからこそ、「自分を大切にする時間」をきちんと取ることで、心がゆっくり回復していきます。
そうはいっても、こんな人もいるのではないでしょうか?



興味ないけど、ヨガとかアロマとかやったほうがいいの?
ぼくは「自分の好きなことをする時間だったらなんでもいい」と思っています。
自然のある場所へドライブに行くのもよし。
ゲームに没頭するのもよし。
イラストや小説、ブログを書くのもよし。
せっかくの「1人の時間」がストレスになったら、元も子もないですからね。
おすすめの過ごし方をまとめました


睡眠時間を多めにとる
HSPの人は、周囲の音や空気の変化に気づきやすいぶん、心と体の疲労が溜まりやすくなります。
だからこそ、他の人よりしっかり休息を取ることがとても大切です。
ショートスリーパーの人に嫉妬するかもしれませんが、「自分はこういう体質なんだ」と受け入れましょう。



ぼくも、1日7時間は寝るようにしています。
苦手な人と距離を置く
人間関係には相性があるので、どうしても「この人とは合わないな」と感じる相手は出てきます。
それでも、「距離を置くなんて申し訳ない」「嫌われたらどうしよう」と無理に関わり続けてしまう人も多いでしょう。
ですが、あなたの身体と心を守ることが最優先です。
苦手な人から少し離れるだけで、日常のストレスが大きく減ることもあります。
上司など簡単に切れない関係なら別ですが、そうでない場合はそっと距離を置きましょう。



人間関係リセット症候群には賛否ありますが、一緒にいて疲れるような人との関係を断ち切るのは個人的に賛成です!


職場が合わなければ転職を考える
HSPの人は、職場の雰囲気や物音、怒鳴り声といった刺激を強く受け取りやすく、そのぶん疲れも溜まります。
この状態が長く続くと、心身が限界に近づき、適応障害やうつ病で休職せざるを得なくなることも。



ぼくもこのパターンでした。本当につらかったです。
だからこそ、あなたには同じ状況に追い込まれる前に「環境を変える」という選択肢を持ってほしいと思っています。
そうはいっても
- 本当に転職したほうがいいの?
- 転職したら生きやすくなるのかな?
と悩む人もいるのではないでしょうか。
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誰とも関わりたくないと悩むHSPの人からよくある質問


最後に、誰とも関わりたくないと悩むHSPの人からよくある質問にお答えします。
まとめ:HSPの人は誰とも関わりたくないと感じる瞬間が多い


この記事では、HSPが誰とも関わりたくないと感じる理由と具体的な場面、対処法を紹介しました。
HSPが人と関わりたくないと感じやすい理由
- 気をつかいすぎてしまう
- 情報を拾いすぎてしまう
- 一人の時間が少なくて疲れ切ってしまう
HSPが人と関わりたくないと感じる瞬間
- 何気ない一言がしんどいとき
- 他人に本音を伝えるとき
- パワハラを受けている人がいるとき
- グループで行動したあと
- 大人数のLINEグループ
- 乗り気がしないイベントに誘われたとき
- 職場そのもの
HSPが人と関わりたくないと感じないための対処法
- 穏やかな環境に身を置く
- 一人の時間をつくる
- 睡眠時間を多めにとる
- 苦手な人と距離を置く
- 職場が合わなければ転職を考える
疲れる瞬間はたくさんあるし、つらいと感じるときも多いですよね。
しかしながら、洞察力の鋭さや気配り上手なところは、良い人間関係を築くうえで大きな強み。
この記事で紹介した対策5つはもちろん、「弱みの分だけ強みがある」ことを忘れないでくださいね!



どうしてもしんどくなったときは、筆者じんとへのオンライン相談で話聞きます!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!




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