職場でフキハラする人がいてしんどい……。辞めたいと思う理由と対処法を解説

職場にフキハラ（不機嫌ハラスメント）をする人がいると、本当にしんどいですよね。

でも、安心してください。

あなたが感じている「辞めたい」という気持ちは、甘えではなく「心を守るための正常な反応」です。

上のようなことが毎日続くと、限界を感じるのも無理はありません。

実は、僕も新卒時代にパワハラ上司から「舌打ち」や「あいさつの無視」を筆頭としたフキハラも受けていました。

そして、辞めずにガマンし続けた結果、社会人3年目にうつ病で休職する事態に。

もちろん、転職したりフキハラする人を訴えたりはできますが……。

人間ですから、どの職場であっても「不機嫌な人というのを完全にゼロにする」というのは難しいものです。

だからこそ、以下のように「自分の心を守る行動」をとるのが大切。

もし、これらを行っても変わらなければ、倒れる前の転職活動をおすすめしたいです。

経験談を交えながら詳しく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

フキハラする人がいる職場を辞めたいと思う3つの理由

フキハラがある職場で「辞めたい」と感じる理由は、主に以下の3つです。

心身が疲れ切るのはもちろん、業務が進まなかったり不公平感が生まれたりするので、放置は危険。

それぞれ詳しくみていきましょう。

ピリピリした雰囲気ゆえに疲れる

不機嫌な人には、ピリピリした雰囲気があります。

いわゆる「HSP気質の人（繊細さん）」ほど感じやすく、帰宅した直後にグッタリ倒れるほど疲れるのではないでしょうか。

加えて、フキハラの厄介なところが「ひとりの不機嫌が周囲にうつり、不機嫌になる人が増える」ということ。

こうして「居心地の悪い職場」ができあがり、ストレスは爆増するでしょう。

報連相をためらって仕事が進まない

フキハラする人が上司だった場合は、もう1つ問題点があります。

それは「報連相（報告・連絡・相談）をするのが怖くなる」ことです。

フキハラする上司の部下だった新人時代の僕も、以下のように悩みました。

そして、口グセが「すみません」になり、自己肯定感は地の底に。

「報連相が怖くなり、仕事でのミスが増え、上司はますます不機嫌になる」という負のループにハマります。

特定の人だけをターゲットにする

フキハラする人の多くは、自分より立場の弱い人に八つ当たりします。

特に多いのは「部下」で、「自分のほうが立場が上だから、攻撃しても逆らわないだろう」と考えがちです。

加えて、「特定のひとりを除けば、普通に機嫌良く接している」なんていう人もいます。

「なんで自分だけ……」と思いつつも誰にも相談できず、気づいた頃にはうつ病や適応障害で倒れるかもしれません。

職場でフキハラする人がいる場合の対処法

とはいえ、「フキハラする人がまったくいない職場で何十年も働く」というのは難しいです。

異動や転職した先にいる可能性はありますし、数年経てば新しく入った人がフキハラするなんてこともあるから。

そのため、まずは「フキハラする人から自分の心を守る対処法を知る」のが大切。

以下の5つについて詳しく紹介しますので、できそうなものから試してみてください。

不機嫌は「相手の課題」だと考える

フキハラする人に疲れてしまったとき最初に心がけたいのは、「不機嫌は相手の課題」だということ。

あなた自身が、フキハラする人の気持ちを背負いこむ必要はありません。

あなたが変えようとしても、相手が変えようと思わなければ不機嫌なままですから。

また、不機嫌の原因はあなたではなく、下のいずれかのケースも多いもの。

これらを心がけたうえで、次の対処法に進みましょう。

物理的な距離を置く

フキハラする人からあなたの身を守るために、できるだけ物理的な距離を取りましょう。

少しの時間でもいいので、安心して働ける環境があるだけでも気持ちが楽になります。

今日からぜひ、試してみてくださいね。

自分に責任があることだけ謝る

フキハラする人から八つ当たりされたとき、毎回「すみません」と言ったらエスカレートします。

仕事のミスなど「自分に責任があることだけ謝る」のを心がけましょう。

特に「ミスを押し付けられた」「明らかに理不尽なことを言われた」といった場合は「言い返す」のもおすすめの方法。

「こいつはめんどくさい」と思われて、別の人にターゲットを変えるかもしれませんからね。

職場で話せる人を見つける

「フキハラがしんどくて辞めたい」と思う人の多くは、ひとりで抱え込んでしまいがち。

ですが、あなたの他にも「あの人のフキハラがしんどい」と思っている人がいるかもしれません。

ひとりでもいいので、職場で話せる人を見つけましょう。

これだけでも、かなり気持ちが軽くなりますからね。

職場以外で居場所を作る

職場で話せる人を見つけるのはもちろん、「職場以外での居場所」も心を守るには大切です。

「今の職場しか居場所がない」と自分を追い詰めなくて済みますから。

加えて、あなたが体調を崩す寸前だったときに「顔色悪くない？」と心配してくれるかもしれません。

家族や恋人はもちろん、社会人サークルや趣味のコミュニティなどもおすすめです。

ぜひ、自分に合った居場所を見つけてくださいね！

職場でフキハラする人にしんどくなったときの最終手段

しかしながら、職場でフキハラする人にしんどくなり、次のようになった場合は要注意。

甘えではなく「心が限界を迎えているサイン」です。

このまま無理して働き続けて倒れる前に、転職して早めに環境を変えましょう。

心身の健康あってこその、仕事ですからね！

そして、できるのであれば「今の仕事で働きながら少しずつ転職活動を進めておく」と、精神的にも安心できます

その際におすすめしたいのが「転職エージェントの活用」です。

僕自身、うつ病からの復職のあと転職活動をするときに利用しましたが、1人で抱え込んでいた頃よりずっと心が楽になりました。

「転職を成功させるためのツール」というより、「あなたの味方になってくれる存在」 だと思うと良いでしょう。

とはいえ、転職エージェントは数が多く、「どれが自分に合っているのか分からない…」と迷う人も少なくありません。

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まとめ：職場でフキハラする人への対処法を行い、自分の身を守ろう

この記事では、フキハラする人がいる職場を辞めたいと思う理由と対処法について紹介しました。

職場にフキハラする人がいると、自分ばかりが悪いように感じてしまいます。

ですが、それはあなたの弱さではなく、心が限界を訴えているサインですので安心しましょう。

そして、この記事で紹介した自分を守る行動を取ることは、逃げではなく「生きるための選択」です。

どうか、自分を責めずに、できることから試してみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい！

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