- ダブルバインドする人の心理が気になる
- パワハラ上司がこれなんだけど、かわし方ってあるの?
ダブルバインドを受けると「どうしたらいいのかわからない……」と悩みますよね。
特に良くあるのが、以下のようなものではないでしょうか?
上司「わからないことはどんどん聞いてね」
→わからないことを上司に確認
→上司「それくらい自分で考えろ!」
→自分で考えてやってみた結果、失敗
→上司「なんで聞かなかった?」
結論から言いますと、こうしたダブルバインドする人の心理には以下のものがあります。
- 自信がない
- 感情のコントロールが苦手
- 権力へのこだわりが強い
実際、僕の新卒時代のパワハラ上司がまさに「ダブルバインドする人」でした。
「自分で考えろ」と「なんで聞かなかった」が延々と繰り返され、自己肯定感は地の底。
その結果、社会人3年目にうつ病で休職し、1年近く働けませんでした。
あなたに、僕と同じ苦しみを味わってほしくない。
そう思って、以下の5つのかわし方を紹介します。
- 相手を観察する
- 前提条件を確認する
- 言い返してみる
- 第三者に相談する
- 転職活動をする
この記事を最後まで読むと、今より少し気持ちが軽くなりますよ!
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ダブルバインドする人の特徴的な心理

ダブルバインドする人の特徴的な心理は、主に以下の3つです。
- 自信がない
- 感情のコントロールが苦手
- 権力へのこだわりが強い
それぞれ詳しく紹介します。
心理①:自信がない
ダブルバインドする人の多くは、自信がありません。
- 部下の意見を従いたくない
- 部下がうまくいっているのを見たくない
- 自分の指示が間違っていたのを認めたくない
こうしたことから、自分の指示をコロコロ変えて正当化しようとします。
自分が無価値の人間だと思いたくない、一種の防衛行動だといえますね。
▼部下の行動を細かくチェックする「マイクロマネジメント上司」も同じです

心理②:感情のコントロールが苦手
ダブルバインドをする人は、感情のコントロールが苦手です。
特に、劣等感など「マイナスの感情」をうまく処理できない傾向にあります。
そのため、自分が劣等感を抱く人や反撃しなさそうな人対して、ダブルバインドで混乱させて攻撃。
自分が頑張るのではなく、相手をメンタルダウンさせる「不戦勝」を狙おうとします。

元上司も、僕に対して学歴コンプレックスを抱いてました。
心理③:権力へのこだわりが強い
ダブルバインドをする人は、権力に対するこだわりが強いです。
「上司や先輩の言うことは絶対」という環境で育ってきたのもあるでしょう。
苦しい思いをされたのかもしれません。
このとき、「自分が苦しい思いをしたから、部下に同じ思いをさせないようにしよう」と感じる人が多いものです。
しかし、ダブルバインドする人の場合は「自分が楽になるために、部下に同じことをしよう」と思います。
こうして「上」と「下」の関係ができ、権力を使って服従を求めようとするのです。



ダブルバインドする人が気分屋だと、なお悲惨なことに……
ダブルバインドする人に対するかわし方


ここまで紹介したダブルバインドですが、かわし方を知れば気持ちが楽になります。
以下の5つについて、この章で詳しく紹介しますね。
- 相手を観察する
- 前提条件を確認する
- 言い返してみる
- 第三者に相談する
- 転職活動をする
かわし方①:相手を観察する
ダブルバインドする相手の言動を、第三者になったつもりで観察しましょう。
例えば、「自分で考えろ」と言われてひとりでこなして失敗し、「なんで聞かなかった?」と言ったとします。
これには、以下のケースがあるのではないでしょうか。
- 身の安全につながるようなミスだから、早めに相談してほしかった
- 「自分で考えろ」にも限度があるだろ
- 聞いてくれたら、めんどくさいことにならなくて済んだのに
(「自分で考えろ」と言ったのを覚えていない)
1つ目のケースだとしたら、「注意されるのもやむを得ないな」と感じるでしょう。
けれど、2つ目や3つ目のケースだとわかれば、モヤモヤするのではないでしょうか。
そして、2つ目や3つ目のケースだとわかったら「自分が無能だから悪いんだ……」と責めないでくださいね。



自分責めが重なると、僕みたいにうつ病に……
かわし方②:前提条件を確認する
前提条件を確認することで、ダブルバインドを抑えることができます。
具体的には、以下のようなイメージです。
以前、わからないことは質問するようにおっしゃっていたので、自己判断で進めるよりお聞きしたほうがいいかと思いまして……
このとき「そういえば俺、前に『わからないことは聞いてね』と言ったな」と気づいてくれるかもしれません。
1度でもダブルバインドをされた経験がある人は、ぜひやってみてください。
それでも状況が変わらない場合は、3つ目以降の行動をとりましょう。
かわし方③:言い返してみる
ダブルバインドが何回も続いたときは、言い返してみるのもおすすめです。
というのも、ダブルバインドをする人は「何回やっても、この人なら折れてくれる」と思っているから。
単に論破するだけでなく、「どの段階で聞けばいいのか?」などの「基準」の話し合いを提案しましょう。
提案するときの例
以前、〇〇さんが「わからないことは質問して」とおっしゃっておりましたため、このような状況に私は困惑しております。手戻りなく仕事を進めたいので、どの段階で質問すればいいのかご相談したいです。



僕も言い返してたら変わってたのかもしれません。
とはいえ、このような回答が返ってくるケースも多いでしょう。



そんなの知るか!だからお前はダメなんだ!
このようなときは、次以降の行動をとりましょう。
かわし方④:第三者に相談する
ダブルバインドを受けていることについて、第三者に相談しましょう。
- 上司の上司や同僚
- 家族、恋人
- 会社以外で仲良い友人
誰かに話すだけでも気持ちが軽くなりますし、上司であれば配置換えや異動を考えてくれるかもしれません。
ずっとひとりで抱え込んでますますしんどい思いをする前に、勇気を出して話してくださいね。



「じんとのオンライン相談」にて、ダブルバインドを経験した僕が話を聞くこともできます!
かわし方⑤:転職活動をする
ここまでのかわし方をやったけど、以下のようになることもあるかもしれません。
- 上司の上司に相談したけど、配置換えや異動がなかった
- 社内で仲良い人がおらず、いじめのターゲットにもされた
- 微熱や胃腸炎で休むことが増えた
このようなときは、今の会社を離れることをおすすめします。
今の会社に居続けて状況は悪化し、うつ病や適応障害で休職だけは避けたいですからね。
そして、もし「転職活動しよう」と思ったのであれば、「転職エージェント」を使うのがおすすめ。
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- 書類の添削や面接対策などのサポートを受けられる
- 年収や入社日などの条件交渉も、あなたの代わりに行なってくれる
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ダブルバインドをする人の心理が気になる人からよくある質問


最後に、ダブルバインドをする人の心理が気になる人からよくある質問をまとめました。
まとめ:ダブルバインドする人の心理を知ってうまくかわそう


この記事では、ダブルバインドする人の心理とかわし方を紹介しました。
ダブルバインドする人の特徴的な心理
- 自信がない
- 感情のコントロールが苦手
- 権力へのこだわりが強い
ダブルバインドする人のかわし方
- 相手を観察する
- 前提条件を確認する
- 言い返してみる
- 第三者に相談する
- 転職活動をする
ダブルバインドされると本当にしんどいですが、観察してみると「理不尽なだけ」ということも多いです。
まずは観察してみるところから始めて、あなたの身を守りましょう。
とはいえ、以下のように悩む人もいるでしょう。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!
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