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大人の発達障害と分かり、安心感から泣いたあの日は一生忘れられない

大人の発達障害と分かり、安心感から泣いたあの日は一生忘れられない

今から2年半前。会社を休職した。

診断名は「うつ病」。

半年前に適応障害にもなってたから、まさか悪化するとは思わなかった。

身体が動かないという絶望。

夜中に目が覚めるのに、昼間は眠くなる。

気がつくと、泣きながら〇ぬことばかり考えている。

会社になじめなかった自分が悪い。

自分はこのまま腐っていくしかない。

本気でそう思っていた。

けど、療養と通院を進めていき、テストを受けてみてわかった。

「大人の発達障害」だったんだと。

そうわかった瞬間、安心感からか涙が止まらなかった。

目次

周りと違うことで悩んだ会社員時代

周りと違うことで悩んだ会社員時代

そもそもの話、ぼくは人付き合いが嫌いではない。

どのくらいかというと、バンドやってたり、イベントの主催したりするほど。

たしかに、1人の時間がないとしんどくなるけど、ずっと1人だとやっぱり寂しい。

一方で、会社員時代は人付き合いにたくさん悩んだ。

度重なる上司からのパワハラ。

接待のためにゴルフの練習をする同期たち。

協調性を求め、いじりといじめを勘違いする人たち。

「残業した人がえらい」と考える風潮。

空気を読むことを大事にする、典型的日本企業な社風。

同期から何度もゴルフに誘われたけど、1度先輩と打ちっぱなしに行った以外全て断った。

「付き合いのためなら仕方ない」と割り切る同期も何人かいたが、ぼくには無理だった。

休日に会社の人と会いたくないし、好きなことをしたい。

このこだわりの強さが、生きづらさのもとになってたんだと今となっては思う。

そしてゴルフ以外でも「その会社の社員の理想像」と「自分の思いや意見、こだわり」との板挟みにあった。

加えて「やる気あるのか」「お前とは合わない」といった言葉を上司から浴びせられる毎日。

モヤモヤしながらも「すみません」としか言えない自分。

そりゃ、倒れるよね。社会人3年目で。

「自分が無能なせい」だと思っていた休職中

「自分が無能なせい」だと思っていた休職中

うつ病で休職してもなお、自分が無能なせいだと思っていた。

病院からもらう薬は最大12錠まで増え「こんな自分なんかいなくなればいいのに」と本気で思っていた。

療養のために一人暮らしから親戚の家に引っ越したから転院することになったんだけど、これがなかったら今頃ぼくはこのブログを書いていないかもしれない。

転院先はカウンセリングメインで、1時間かけて話を聞いてくれた。

小さい頃の生い立ち、会社であったこと、心の奥底にあった「他人と違う」という違和感。

すると

「今度テストしてみませんか?」

と先生から一言。

不安ではあったが、同じ苦しみを味わらないためにも「受けます」と答えた。

後日テストを受け、「結果は診察のときに先生から聞いてください」とのこと。

正直、不安だった。

1~2ヶ月ほどだっただろうか。

診察を受けたときに結果を聞いた。

「ASD(自閉スペクトラム症)の傾向がかなり強いです」

これだったのか……!

こだわりが強いこと。
空気の読むのが苦手なこと。
会社で生きづらい思いをしていたこと。

障害特性だとわかった瞬間、自分の中のモヤモヤが晴れた気がして。

病院から家に帰って部屋に入ったそのとき、安心感からか涙が止まらなかった。

決して「甘え」じゃないと伝えたい

決して「甘え」じゃないと伝えたい

当時を思い出しただけで、今でも胸が締め付けられる。

この記事を書きながらも、目がウルウルしているほど。

職場や友人関係はもちろん、SNS上でも「甘え」「言い訳」といった意見が見られる。

けど、ぼくはそうじゃないと思う。

あの時自分がうつ病になったときのように、2次障害(障害を隠して会社に入りしんどい思いをすること)や大人の発達障害で苦しむ人はたくさんいる。

ブログやSNSで情報発信をしていて共感の声があるのはもちろん、リアルの友達でも悩む人が多い。

走るのが苦手な人が、いきなり「今度マラソンで1位を取れ」と言われるように。

走るのが苦手と知られたくないから、結果を出すために全速力で駆け抜ける。

けど、42.195km走る前に疲れてしまう。

ずっと全速力だと、脱水症状や足の痛みが出てくるから。

それに、そもそも走るのが苦手だから、走り方のコツを習得するのも人より時間がかかる。

だったら、「自分の得意分野で輝いたほうがいいんじゃないか」と思う。

ぼくが、大学院進学して携わった機械設計エンジニアのキャリアを捨て、文系職種である今の仕事に転職したように。

みんな、もっと自分の得意分野を大事にしてほしい。

そして、得意分野を見つけるためのサポートや配置決めなんかも必要だと思う。

生きづらさで苦しむ人が、ほんの少しでも減ってほしい。

そう思いながら、これからもブログやSNSで伝え続けます。

今日も1日、生きててえらい。

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