20代の生き方

パワハラを転職先でも受けないかが怖い!理由と対策をうつ病経験者が解説

パワハラを転職先でも受けないかが怖い!理由と対策をうつ病経験者が解説

パワハラを転職先でも受けないかが怖い……。

こんな悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。

実は、この記事を書いているぼくも、2017年に新卒で入社した会社でパワハラを受けてうつ病を患いました。

今はフリーランスで働いていますが、その前に転職活動をしていて

  • またパワハラを受けたらどうしよう
  • うつ病が再発したらどうしよう

といった不安が頭から離れませんでした。

フリーランスになった今でも、ふとしたことが原因で思い出してしまうことがあります。

しかし、以前より思い出すことは格段に減りました。

時間が解決したのもあるとは思いますが、怖さと向き合ったり、居場所を見つけたりしたことが大きな理由です。

そこでこの記事では、パワハラを転職先でも受けないか怖い理由と対策を、経験談を交えながら解説します。

筆者の自己紹介

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じんと(@Jinto_Jibunpock

パワハラを転職先で受けないかが怖い理由

パワハラを転職先で受けないかが怖い理由

パワハラを転職先で受けないかが怖い理由は、以下の3つです。

  • 職場や上司に対してトラウマを持っている
  • 体調不良が再発しないかどうかが怖い
  • 転職回数をこれ以上増やしたくない

1つずつ見ていきましょう。

理由①:職場や上司に対してトラウマを持っている

1つ目は「職場や上司に対してトラウマを持っている」ことです。

特に、社会人経験が少ない20代に多い理由ではないでしょうか。

ある程度、社会人経験があると

  • たまたま上司がハズレだった
  • 以前の職場は平和だった

といったように「職場の成功体験」を持っていることが多いです。

しかし、新卒の配属先でいきなりパワハラを受けた場合は「上司は悪くない自分が無能なだけ」と追い込んでしまいがち。

ぼくも、パワハラを受けている間は

どうしたら、今週上司に怒られずに仕事を終わらせれるだろう

ということばかり考えてましたからね。

このことから仕事が『黒ひげ危機一髪』のように感じてしまい、

もうあの地獄を2度と味わいたくない……

と思ってしまいます。

理由②:体調不良が再発しないかどうかが怖い

2つ目は「体調不良が再発しないかどうかが怖い」ことです。

特にうつ病や適応障害などの精神疾患は、以下のように「再発率が極めて高い」と言われています。

いったん改善しても約60%が再発しますし、2回うつ病にかかった人では70%、3回かかった人では90%と再発率は高くなります。

引用元:厚生労働省

つまり、半分以上の人が再発するだけでなく、治っては再発の無限ループにおちいる人も。

こうなっては「働くことそのものが嫌い」になってしまいます。

加えて、「うつ病や適応障害の経験があるだけで不採用になりやすい」のもつらいところですね。

理由③:転職回数をこれ以上増やしたくない

3つ目は「転職回数をこれ以上増やしたくない」ことです。

たしかに、終身雇用が崩壊したことで、転職へのネガティブなイメージはひと昔前より減りました。

しかし、転職回数が多かったり短期離職が続いたりした場合

すぐに辞めるのではないか

と思われ、今でも面接で不利に扱われます。

特に、昔からある大企業や上下関係が厳しい「体育会系企業」では、この傾向がまだまだ強いですね。

パワハラを転職先で受けないかが怖いことへの対策

パワハラを転職先で受けないかが怖いことへの対策

パワハラを転職先で受けないかが怖い、と悩むあなたにできる7つの対策を紹介します。

  • 紙に書き出す
  • 仕事以外で居場所を作る
  • 自分の得意分野を見つける
  • ドライな職場を選ぶ
  • 通院に行っている人は継続する
  • 転職エージェントを使う
  • 悩み相談ができる場所を見つける

理由と同じく、1つずつ解説しますね。

対策①:紙に書き出す

1つ目は「紙に書き出す」ことです。

「書くだけで効果あるの?」と思う人もいるでしょう。

しかし、紙に書くだけで気持ちが整理でき、想像以上に楽になれます。

例えば「パワハラを受けるのが怖い」と悩んでいる人なら、以下のようなことを書き出します。

  • どうして「転職先でもパワハラを受ける」と不安なのか
  • パワハラがトラウマになるほどつらいエピソードはどういったときか
  • どんなときに上司はパワハラをしてきたのか

ただし、この方法は心に負担がかかりやすいです。

比較的調子がいい時に考えることをおすすめします。

▼パワハラ上司との向き合い方についての講義を聞いた体験談です

関連記事:パワハラされやすい人には特徴があった!?対立したときの対策を就労移行支援で聞いた

対策②:仕事以外で居場所を作る

2つ目は「仕事以外で居場所を作る」ことです。

学生時代の友人や同じ趣味の友人など、会社以外の人間関係を持っておくとストレスをひとりで抱え込まずに済みます。

「会社で嫌われても居場所がある」と思えるだけで、安心して過ごせますからね。

それだけでなく、うつ病や適応障害の早期発見につながることもあります。

例えば、体調が悪いことに気づいた友達が「最近おかしいけど大丈夫?仕事で悩んでない?」と言って話を聞いてくれるかもしれません。

職場以外のコミュニティを、1つは持つようにしましょう。

一方で「プライベートでも気が合わない人と付き合う」のは逆効果です。

会社と違って無理に付き合う必要がないのに、無理に付き合った結果うつ病を患いましたし(経験談)。

もし、下の画像に当てはまる人がいたら、距離を置くことをおすすめします。

対策③:自分の得意分野を見つける

3つ目は「自分の得意分野を見つける」ことです。

パワハラを受けていると、自己肯定感が極めて低くなります。

ぼくも毎日「自分は無能だ……」と思ってましたから。

しかし、単に今の仕事が合ってないだけの可能性も十分にあります。

以前、【図解】好きな仕事と得意な仕事、あなたはどっちを選びますか?という記事を書きましたが、「好き→嫌い」に変わっても「得意→苦手」に変わることはほぼありません。

  • なんとなく続けていたこと
  • 他の人に「すごい!」と言われたこと

こんなことがあれば、活かせる仕事を見つけるとパワハラの嫌な思い出を忘れやすいでしょう。

例えばぼくの場合だと、高校~大学にかけて5年間、携帯電話で日記を書いていました。

何気なくやっていたインターネットに文章を投稿することや、物事を継続する力を活かして、Webライターやブログで生計を立てています。
(ちなみに以前は設計開発職。ほぼ真逆(笑))

もし「何も思い浮かばない……」という人は、体力と時間が許す限りいろいろなことにチャレンジしましょう。

新しい発見があるかもしれませんよ!

対策④:ドライな職場を選ぶ

4つ目は「ドライな職場を選ぶ」ことです。

パワハラが多い職場では「職場の人間関係が濃すぎる」ことが結構あります。

ぼくが以前勤めていた会社も、ほとんどの部署で休日のゴルフや接待がありました。

そして、精神疾患で休職している人もかなり多かったです……(´・ω・`)

  • プライベートで上司とトラブルになる
  • 「誘われないやつ=おもんない」と言われる
  • 職場のイベントで悪口大会

こういったことから、仕事の人間関係をプライベートに持ち込む職場はおすすめできません。

見極めは難しいですが……「アットホームな職場」と書いてある会社だけは、最低でも避けましょう。

対策⑤:通院を行っている人は継続する

うつ病や適応障害などで通院している人に限られますが、転職後も継続して通いましょう。

なぜなら「転職先の良し悪し関係なく、心身共に負荷がかかる」からです。

転職は新しい仕事や人間関係、なかには新しい土地に引っ越す人もいるでしょう。

職場環境に恵まれるなど、良い変化であっても意外としんどいもの。

実際、結婚や転職がうつ病の原因になっている人も多いですからね。

このような悲しい事態を避けるためにも継続して通院し、体調を客観的に見てもらいましょう。

余談ですが、ぼくも転職活動を始める直前とフリーランスになった直後は、通院回数を増やしました。

対策⑥:転職エージェントを活用する

まだ転職活動を進めていない人、現在進行形で進めている人は「転職エージェント」を活用しましょう。

なぜなら「転職エージェントから紹介された企業に入社すると、アフターフォローをしてもらえる」から。

現実的な話になりますが、転職エージェントは以下のように「採用が決まれば報酬がもらえる」ビジネスモデルです。

転職エージェントの仕組み
転職エージェントの仕組み

ただし入社後すぐに退職すると、もらった報酬を返金しなければいけません。

そのため、転職エージェントとしても早期離職は避けたいもの。

このことから事前に職場の雰囲気を確認してから求人を紹介したり、内定後も「困ったことはないか」など定期的に連絡を取ったりとフォローしてくれることが多いです。

また、転職先でパワハラ上司にあたってしまい再転職することになったとしても、エージェントと1から関係を作る必要がないのも安心材料。

これから転職活動をする、という人はぜひ転職エージェントを活用しましょう。

対策⑦:悩み相談ができる場所を見つける

7つ目が「悩み相談ができる場所を見つける」ことです。

就職を機に地元を離れ、友達が近くにいなかったり。

会社でパワハラを相談できる人がいなかったり。

就職を機に孤独になる人はたくさんいます。
(ぼくもそのうちの1人でした)

誰かに話すだけでも気持ちが軽くなりますが、外出自粛の影響もあって話せる環境が減っているので余計でしょう。

だからこそ、悩みを話せる環境を自分で作ることが大切で。

先ほど紹介したように社外とのつながりを持っておくことはもちろん、カウンセリングを受けるのも1つの方法です。

とはいえ、「カウンセリングはなんだか抵抗ある」と悩む人もいるでしょう。

そんなあなたには、Web上の悩み相談を活用しましょう。

例えばココナラでは、電話やメールでの悩み相談を多くの人が受け付けていて、カウンセリングより安いことが多いです。
(ぼくもそのうちの1人です)

オンラインの時代だからこそ、誰かと話すだけでも気持ちが楽になりますよ!

まとめ:パワハラを転職先で受けないかが怖いのは、おかしいことじゃない

まとめ:パワハラを転職先で受けないかが怖いのは、おかしいことじゃない

この記事では、パワハラを転職先で受けないか怖いと感じる理由と対策を解説しました。

この記事のまとめ

怖いと感じる理由

  • 職場や上司に対してトラウマを持っている
  • 体調不良が再発しないかどうかが怖い
  • 転職回数をこれ以上増やしたくない

怖いと感じないためにできること

「転職先でまたパワハラを受けるか怖いという自分がイヤ!」と悩む人もいるでしょう。

しかし、怖くなるのはおかしいことじゃありません

毎日理不尽なことを言われて、ずっと耐えてきて、自己肯定感も日々下げられたのですから。

ただ、一歩踏み出すためには「自分で防御する力」もある程度必要。

不安を分析したり、会社以外で居場所や相談できる場所を作ったり。

少しずつトラウマを乗り越えながら、逃げ道を作っていきましょう。

もし、克服の仕方や相談できる場所に悩んだときはぼくへのオンライン相談も検討くださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も皆さま生きててえらい!

関連記事:リクルートエージェントはうつ病で休職してても登録できる?経験談を交えて解説

関連記事:【経験談】相談できる人がいないとしんどい!5つの理由と対策を解説

ABOUT ME
じんと
社会人3年目でうつ病になった経験をもとに、パワハラや毒親、キャリアに関する情報を発信。理系大学院卒業後、大手メーカーで設計開発と新卒採用に携わる。しかし、3年目にうつ病で休職。転職で250社から落とされたあと、フリーランスで社会復帰。Webライターで300記事以上納品するかたわら、ブログ「じぶんぽっく」を月間17,000PVのメディアに育てる。SNSフォロワー合計5,000名以上。オンライン相談で30人以上の悩みを解決。相談サブスクコミュニティ「おじんさんの相談室」オーナー。メンタル心理カウンセラー資格保持。
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