怒鳴り声の響く職場がストレスなんだけど、私が甘えなのかな?
こんな悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
結論から言いますと、怒鳴り声の響く職場環境がつらいと感じるのは当然で、全く悪いことではありません。
だからこそ、怒鳴り声が響く職場環境で疲れてしんどくなる前に対策を取るのが大切。
この記事では、怒鳴り声が聞こえる職場環境がつらい理由と、取るべき行動について紹介します。
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怒鳴り声が響く職場にストレスを感じる理由

怒鳴り声の響く職場環境がストレスに感じる理由は、以下の3つです。
- 委縮してしまう
- 生産性が落ちる
- 優秀な人が辞める
委縮してしまう
1つ目は「委縮してしまう」ことです。
怒鳴り声が響いている職場環境だと
- 自分もいつ怒られるかわからない
- 何か少しでも違うことをしたら、攻撃されてしまう
- 失敗するのが怖い
といったふうに、一緒に働いている人が感じてしまいます。
いわゆる「心理的安全性が欠けた状態」で、心が休まる時間がありません。
この状態が続くと、本来の力を発揮できなくなるどころか、心身がすり減っていくんです。
また、怒鳴る人に委縮する人がたくさんいると
- 事なかれ主義になる
- 自分のミスを他人のせいにする
- 新しいことに挑戦するのをやめる
といったことが起こり、「風通しの悪い職場」のできあがりです。
そして、直属の上司やOJTなどの「身近な人が怒鳴る人」というケースだと最悪。
一緒に仕事をする人が怒鳴る人だと、常におびえながら仕事をしなければなりません。
そして心身が疲れてしまった結果、適応障害やうつ病になってしまうこともあります。

生産性が落ちる
2つ目が「生産性が落ちる」ことです。
怒鳴り声に気を取られて集中できなかったり、ストレスが溜まったりしますよね。
注意力散漫やストレスが原因で、ミスや失敗をしやすくなってしまいます。
そして「身近な人が怒鳴る人」だった場合、あなたのミスや失敗も例外なく怒鳴るでしょう。
すると、こんな悪循環に陥ってしまいます。
ミスや失敗について怒鳴られる
→上司に怒鳴られないように、上司のために努力する
→ストレスで注意力散漫になりミスをする
→ミスについて怒鳴られる
実は、僕が以前勤めていた会社の上司がこのパターン。
「上司に怒られないために」仕事をしなければといつしか考えていました。
じんと「上司のため」という内向きの仕事スタイルは、本当につらかったです。
本来、仕事はお客様と自分の生活のためであって、「上司のため」ではありません。
「怒られないため」に頑張る働き方にモチベーションを奪われるのは自然ですので、どうか自分を責めないでくださいね。


優秀な人が辞める
3つ目は「優秀な人が辞める」ことです。
優秀な人が辞めるのは2パターンあります。
- 転職先が決まって辞める
- 体調を崩して辞める
転職先が決まり、サクッと辞める人のほとんどは「優秀な人」です。
いまや、転職することが当たり前になった世の中。
「ガマンして体調を崩すぐらいなら、環境を変えよう」と判断できる人ほど、次のチャンスをつかんでいきます。
また、体調が崩して辞める人の多くは「真面目で責任感のある人」です。
自分の仕事を責任もってこなし、部下や後輩の気遣いもできる。
本来であれば「優秀な人」であるはずなんですが、怒鳴り声の多い職場環境では負けてしまいます。
そして、辞めた人の分の仕事を残ったメンバーで穴埋めをしなければなりません。
1人当たりの業務量や残業時間が増え、ミスや失敗も増えて上司がそれを怒鳴り……という悪循環にハマることに。
怒鳴り声が聞こえる職場環境は、まさに「諸悪の根源」。
悪循環から抜け出すためにも、「環境を見直す」ことが大切です。


職場での怒鳴り声はパワハラ?判断基準を解説


そもそも、職場での怒鳴り声はパワハラになり得るのでしょうか?
結論を言いますと、怒鳴り声が指導の域を超えている場合、パワハラに当てはまる可能性があります。
例えば、次のようなケースで注意が必要です。
- 他の社員の前でしつこく怒鳴られる
- 人格否定ととれる言葉を何度も浴びせられる
- 「お前はクビだ!」など感情的に責められる
こういった場合にガマンをすると、あなた自身が心身を崩してしまうかもしれません。
以下のような行動を取り、早めに対策しましょう。
- 録音や録画、日記などで記録する
- 上司の上司やハラスメント相談窓口に相談する
- 体調を崩す前に転職活動をする



人格否定をされてまで、働いていい職場はありません。逃げではなく「勇気ある選択」です。
怒鳴り声が響く職場にストレスを感じたときの対処法


怒鳴り声が響く職場をストレスに感じているなら、次の行動をとるのがおすすめです。
- 誰かに相談する
- 異動願いを出す
- 転職活動をする
誰かに相談する
まずは、誰かに相談することから始めましょう。
1番理想的なのは「仲のいい先輩や同期に話を聞いてもらう」こと。
特に「同じ職場で過ごしている人」だと、あなたの状況を理解しやすく、味方になってくれる可能性もあります。
「苦しんでいるのは自分だけじゃない」と安心できることはもちろん、あなたの話を聞いた人が、怒鳴る人に注意してくれるかもしれません。
もし、会社での相談が難しかったら、学生時代の友人を筆頭とした「外部の人間」に相談しましょう。
職場は違えど、同じく怒鳴り声が響く職場環境に悩んでいるかもしれませんし、誰かに話すだけで気持ちが軽くなりますよ!


異動願いを出す
相談してもしんどい状況が続けば、社内での異動も検討したほうがいいでしょう。
怒鳴り声をあげる人から物理的に離れれば、心穏やかに仕事できますからね。
ただし、異動願いを出すうえで、注意してほしい点が2つあります。
- 「どんな仕事がしたいのか」をポジティブに伝える
- 怒鳴るのが当たり前の「社風」だと解決にならない
たとえば、「あの上司が嫌だから異動したい」ではなく、「〇〇の業務に挑戦してみたい」「別の部署でスキルを活かしたい」などの前向きな理由を伝えるのがポイント。
その方が上司の上司や人事にも受け入れられやすく、あなた自身の印象も良くなります。
ただし、体育会系企業やワンマン企業に多い「怒鳴るのが当たり前の社風」だった場合、異動しても環境が変わらない可能性が高いです。
その場合は、次に紹介する行動をおすすめします。


転職活動をする
最後の対処法が「転職活動」です。
「働きやすい環境に身を置くために転職活動をする」というのは、決して悪いことではありません。
むしろ、自分の健康を守るための大切な選択です。
ぼくの友人も何人か職場に限界を感じて転職しましたが、活き活きと働いています。
「ぼくも、うつ病になる前に転職したらよかったな……」とときどき思いますしね。
面接で注意すべきこと
ただし、転職活動の面接で1つだけ注意点があります。
それは「人間関係が転職理由だと、マイナス評価を受けやすい」ということ。
- うちの会社の人間とトラブルになるのでは
- すぐに辞めてしまうのではないか
といった不安を企業が持ってしまうからです。
とはいえ、無理に嘘をつく必要はありません。
大切なのは、ポジティブな転職理由に言い換えることです。
迷ったら転職エージェントに相談しよう
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ぼくも転職活動していた頃、お世話になりました!
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まとめ:怒鳴り声が響く職場はストレスでしかない


本記事では、怒鳴り声の響く職場環境がストレスな理由と、その対策を紹介しました。
怒鳴り声の響く職場環境は、
- 周囲を委縮させる
- ミスや失敗が怖くなるが、ミスが増える
- 優秀な人が辞める
といったようにデメリットしかありません。
いわば「人も成長も離れていくような環境」です。
そして、つらくなるのは、あなたが弱いとか悪いとかではありません。
怒鳴る上司や、怒鳴る職場環境を許す会社のほうに問題があります。
どうかひとりで抱え込まずに、誰かに相談したり、少しずつ行動を起こしたりしましょう。
あなたの心が落ち着く場所は、きっと別のところにもありますからね。



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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!



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