昨今、就活や転職活動において「カジュアル面談」が流行っています。
カジュアル面談とは、情報交換の場として面接よりフランクなものです。
就活で言う「OB訪問」的な位置づけでしょう。
私も先日初めて「カジュアル面談」を受けました。
本記事では、カジュアル面談に向けて何を準備すればいいのか、通常の面接と何が違うのか、私が実際に受けたカジュアル面談のケースを交えて紹介したいと思います。
カジュアル面談の導入は、画期的でいいなと感じました!
カジュアル面談で必要な準備3つ
服装はオフィスカジュアル一択
カジュアル面談の服装はオフィスカジュアル一択でしょう。
理由としては面接ではなく、面談だからです。
企業側からスーツと指定されたら別ですが、カジュアルとつけるくらいなので私服と指定するか、指定なしの企業が多いと思います。
とはいえ、企業との面談ですから、TシャツにGパン、サンダルはNGです。
話は逸れますが、オフィスカジュアルの服装を持っていないという方は、これを機に一式そろえると将来役に立ちます。
最近スーツでなくオフィスカジュアル指定の会社も増えてきていますし、街コンや婚活パーティーなど、仕事以外の場でも活躍しますよ!
商業施設やショッピングモールに入っているブランドでオフィスカジュアルのコーナーがありますし、最近ではスーツカンパニーなどの紳士服専門店でも販売してますので一度覗いてみてください!
転職理由や軸、学生時代頑張ってきたことなどの最低限は面接対策は必須
次にカジュアル面談の内容に対する準備ですが、最低でも就職・転職の軸、転職理由、学生時代頑張ってきたことなどの「面接で聞かれる基本的なこと」は答えられるようにしておきましょう。
冒頭で述べた通り、カジュアル面談は情報交換の場ですから、企業側もあなたの情報を知りたいはず。
このことから、自分のキャリアや経験に関する棚卸しは行っておく必要があります。
ホームページやインタビュー、社長ブログに目を通して応募理由を考えるとプラス要素に
最後に、カジュアル面談だからと言って、全くその企業について調べてこない応募者も多いとのこと。
そのため、企業ホームページは最低限、志望理由が高ければその企業のインタビューや社長ブログなどを目を通して、応募理由を答えられるようにすれば、他の応募者より一歩リードすることが出来ますよ!
カジュアル面談と通常の面接の違い
では、カジュアル面談と通常の面接の違いは何でしょうか?私は下記だと考えます。
- カジュアル面談…対等に情報交換し、マッチングしているか判断
- 通常の面接…一方通行(調べてきている前提)
面接では履歴書やエントリーシート(あるいは職務経歴書)を見て応募者について深堀して聞いてきます。
しかし、カジュアル面談は応募者のことはもちろん聞きますが、それだけでなく企業の事業内容や、中途採用であれば自分の受けるポジションに関する説明も面談時にしていただけます。
面接はどうしてもお互いに身構えてしまいますので、面談という形で対等な立場なので、お互いに本音を知ることが出来ます。
実際のカジュアル面談の例とその後(経験談)
では、実際に昨日私が受けたカジュアル面談について紹介したいと思います。
昨日私が受けた企業様は、ビズリーチという転職サイトでプラチナオファーを頂きました。
遠方の企業ですが、職種は人事とのことでしたので、一度お話を伺いたいと考え、返信しました。
すると「じんと様と電話で一度情報交換という形でお話したい。」とのことから、電話でのカジュアルとなりました。
余談ですがWeb面談ではなくカメラなしの通常の電話。
とはいえ寝間着ではなく着替えました。単純に気分の問題ですけど(笑)
どんな企業なのか純粋に気になったので、会社ホームページはもちろん、インタビューも拝見しました。
地元に密着した企業で、この先成長業界だと感じたので志望度が上がり、応募理由もしっかりしました(さすがに細かい情報は伏せます)。
また、改めて転職理由や転職の軸などを整理しました。
そして昨日の昼間に電話しました。担当の方はとてもハキハキとした感じのいい方で、第一印象はとてもよかったです。
まずは企業側から会社紹介、事業内容、今後私にお願いしたい業務についての説明がありました。
都度質問タイムがあったため、不明点は質問するようにしました。そして私の職務経歴書やこれまでの経験についての質問がありました。
普段通り回答しましたが……私はある違和感に気づきます。
「企業側の求める人物と自分の経験不一致していないか?」
具体的には企業側としてはガッツリ即戦力で固めたいということでした。そのため各部門でビズリーチでオファーを出していると。
しかし、私は採用立案から関わって尽力してきたとはいえ、設計と2軸で業務してきた人間です。気になったので正直に聞きました。
すると、やはり私の経験は不足していたようです。
とはいえ、志望度は高いので熱意は全力でアピールしました。
そうして逆質問含め、50分ほどのカジュアル面談は終わりました。最後まで熱意をぶつけましたが……フェードアウトという結果に。
悲しい結末でしたが、ミスマッチを事前に知れたことはいい経験になった、そう私は感じています。
さすがにショックでしたけどね(笑)
最後に
最近増加傾向にあるカジュアル面談は、画期的でいいなと感じました。
理由としては、面接という一方的で堅苦しい場ではなく、情報交換という対等な立場で接することで、深い部分でのミスマッチを早めに気づくことが出来るからです
ミスマッチによる新卒の離職率が多い今、カジュアル面談はミスマッチでお互い辛い思いをしない1つの手段となり得るでしょう。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
最後に、本日も皆さま生きててえらい(/・ω・)/
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