配属ガチャがハズレたら辞めるべきか悩みますよね。
「こんなので辞めるなんで甘え」と思ったり、親や友人、恋人の目を気にしてしまったり。
考えれば考えるほど、しんどくなるのではないでしょうか。
結論から言いますと、配属ガチャに外れたとき無理にガマンする必要はありません。
耐えることを頑張りすぎて、身体や心を壊しては元も子もないからです。
ぼくも、新卒時代に上司からのパワハラや仕事のつまらなさで悩み、社会人3年目にうつ病で休職。
1年以上働けなかった過去があり、「もう自分はダメなのか……」と絶望していました。
とはいえ「はずれた、辞めてやる!!」と勢いよく辞めても、次の会社で希望が叶うとは限りません。
焦って退職し、かえって後悔してしまうケースもあります。
そのため、辞める前にやっておきたい7つの対処法を知っておくことが大切です。
- 自分がやりたいことを明確にする
- 数ヶ月は頑張って続ける
- 将来的に異動できないか調べる
- 上司や人事に希望を伝える
- チャンスをつかむ下準備をする
- 第二新卒のうちに転職活動をする
- 身体や心を壊す前に逃げる
この記事では、これらのステップをひとつずつ解説します。
配属ガチャで悩んでいるあなたが「後悔しない選択」をできるように、ぜひ続きを読んでみてください。
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配属ガチャがハズレなら会社を辞めるべき?

最初に紹介したように、配属ガチャがハズレだったら無理にガマンする必要はありません。
というのも、ガマンし続けた結果体調を崩しては本末転倒だからです。
ぼく自身も新卒のころ、まさに「ハズレ部署」に配属されました。
- 上司からパワハラを受ける
- 職場の雰囲気が体育会系で合わなかった
- 住んでいる場所に友達がいない
- 機械設計の仕事が楽しくない
このような環境で毎日を過ごすうちに、次第に笑顔が消えていき、最終的にはうつ病で休職することになりました。
あなたが同じような状況なら配属ガチャに外れたといえますし、ガマンし続けることでうつ病や適応障害になる可能性もあります。
ハズレ部署に多い特徴
配属ガチャでハズレな部署の特徴をまとめました。
「自分の職場も当てはまるかも…」と感じたら、以下をチェックしてみてください。
- 残業が多く、休日出勤も当たり前
- 仕事を教えてもらえずに放置されている
- 上司のミスの隠ぺいを新人に強要する
- 採用時に聞いていた仕事内容とまったく違う
- うつ病や適応障害での休職者が2人以上いる
これらの特徴が複数当てはまる場合、あなたの努力ではどうにもならない職場の可能性があります。
すぐに辞めるのは早いケースもある
一方で、以下のような状況に当てはまる場合は、いったん立ち止まることをおすすめします。
- 入社する前に地方への配属が決まった
- いきなり出向で同期が誰一人いない
- やりたい仕事と違う部署への配属が決まった
このようなケースでは、「辞める選択自体はアリ」だけれど、「今すぐ」はまだ早いという状態です。
じんと転職や2回目の就活で希望が叶うとは限りませんからね……
次の職場選びで失敗しないためにも、次の章で紹介する対処法をもとに動きましょう。
辞める前に!配属ガチャがハズレたときの対処法


配属ガチャがハズレだったとしても、すぐに辞めるのではなく「準備をしながら動く」ことが大切です。
ここから紹介する7つの対処法を順番に実践すれば、「本当に辞めていいのか」「今の会社でできることはあるのか」を整理できます。
- 自分がやりたいことを明確にする
- 数ヶ月は頑張って続ける
- 将来的に異動できないか調べる
- 上司や人事に希望を伝える
- チャンスをつかむ下準備をする
- 第二新卒のうちに転職活動をする
- 身体や心を壊す前に逃げる
自分のやりたいことを明確にする
配属先が嫌だと感じる理由はさまざまですが、「じゃあ何がやりたいの?」と聞くと言葉に詰まってしまう人が多いです。
後ほど紹介する異動希望の面談や転職面接で、ほぼ必ずと言っていいほど聞かれますのでしっかり考えておきましょう。
紙に「やりたいこと」「やりたくないこと」をそれぞれ10個ずつ書き出してみるだけでも、モヤモヤが整理されるのでおすすめです。
ぼくの場合を例にあげると……
- お客さんから直接感謝されるような仕事をしたい
- 同じようにパワハラや生きづらさで苦しむ人を減らしたい
このように「どんな価値観があるか」「どんな環境で働きたいか」を知っておくと、ミスマッチを防げます。
数ヶ月は頑張って続ける
先に断っておきますが、決して根性論ではありません。
というのも「最初は嫌だったけど、半年やってみたら楽しかった」と思うことが普通にあるからです。
例えば、ぼくが新卒採用の仕事に携わったとき、最初は全く興味ありませんでした。
ですが、いざやってみると「感謝されることも多いし、やりがいのある仕事だな」と3ヶ月後には感じてました。
ただ、半年経っても楽しくないときは、この先楽しくなる可能性は低いと言えるでしょう。



機械設計の仕事は、半年経っても1年経っても楽しくなかったです……。
数ヶ月は様子を見て、それでも苦しいなら別の選択を考える。
これが、後悔しないための現実的な判断基準です。
将来的に異動できないか調べる
「転職」以外にも、会社の中で環境を変える方法があります。
それが「異動」です。
いきなり辞める前に、次のことを調べてみましょう。
- 上司や先輩は何年ごとに異動しているか
- 希望の部署や仕事には異動できるのか
- 社内公募制度はあるのか
上司や先輩の動きを見るのはもちろん、転職会議やOpenWorkなどの口コミサイトで調べるのもおすすめ。
異動の可能性が少しでもあるなら、焦らずにそのチャンスを待ちながら準備しましょう。
上司や人事に希望を伝える
異動できる可能性が1%でもあれば、評価面談のタイミングなどで希望を伝える勇気を持つことが大切です。
ここで活きてくるのが、1つ目に紹介した「自分のやりたいこと」。
「今の仕事がつまらないから……」と言っても、異動希望が叶う可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
それどころか、上司から嫌われてボーナスの査定が下がることも……。
しかしながら、以下のような「前向きな理由」だと上司は納得しやすいです。
- 〇〇の仕事をしてみて、面白いと思った
- 将来は海外駐在したいと思っている
- スキルアップがしたいと思っている



「成長意欲がある」と評価されやすくなりますので、ぜひ心がけて見てください。
チャンスをつかむ下準備をする
異動がすぐに叶わなくても、チャンスをつかむための準備はできます。
- 興味のある仕事について学ぶ
- 社内公募がないか定期的に確認する
- 異動したい部署の人と仲良くなる
単に異動を希望するだけでなく、行動でも示せていると上司への説得力は上がります。



ユーキャン
とはいえ、5年も6年も異動を夢見て終わると、興味のある仕事へのキャリアが閉ざされてしまうかもしれません。
悲しい事態を防ぐためにも、異動があまりに通らない場合は次の対処法に進みましょう。
第二新卒のうちに転職活動をする
社会人3年目までの人のことを表す「第二新卒」のうちに転職活動することをおすすめします。
というのも、社会人4年目以降はポテンシャルや人柄以上に「今の仕事での実績やスキル」が見られるから。
特に、配属先と全く関係ない仕事に転職する「未経験転職」は第二新卒のうちにしかチャンスが多くない、というのが現実。



ぼくも、社会人4年目に人事・総務を目指して転職活動しましたが、不採用通知ばかり届きました。「もっと早く動いておけばよかった……」と痛感。
転職エージェントを使えば、忙しい人でも動きやすい
また、第二新卒の場合、転職エージェントを使うことで効率よく自分に合った求人を見つけやすくなります。
なぜなら、次のようなサポートが無料で受けられるからです。
- 若手を採用したい求人を紹介してもらえる
- 職務経歴書や履歴書を添削してもらえる
- 内定後の入社日といった企業との条件交渉を、キャリアアドバイザーが代わりにしてくれる
つまり「今の仕事で残業が多い人」や「はじめて転職活動をする人」にとって心強い味方だと言えるでしょう。
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とはいえ、



どの転職エージェントにしたらいいの?
と悩むかもしれません。
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身体や心を壊す前に逃げる
最後に伝えたいのは、無理をする前に逃げてもいいということです。
これは対処法というより、「自分を守るための最終手段」です。
- 仕事が全く楽しくないし、異動希望も聞いてもらえない
- 上司からパワハラを受けている
- 相談できる人が1人もいない
このような状況が続いてつらいのは、あなたのせいではありません。
決して「甘え」でも「根性が足りない」わけでもないんです。
社会人3年目、うつ病で1年以上休職したからこそ、心から伝えたい。
「元気なうちに逃げることを、全力でおすすめしたい」と。
一方で、以下のイラストのいずれかに当てはまれば、すでに身体が悲鳴をあげています。
「休職」という選択肢も考えながら、身体を休めることを優先してくださいね!


Xでも大きな反響を呼びました
自治体職員、精神疾患での休職1.8倍という悲しい現実。そんな今こそ改めて知っておきたい「倒れる寸前によくある行動」をまとめました。 pic.twitter.com/Ub3aFHRd01
— 後藤 迅斗(じんと)@じぶんぽっく (@jinto_jibunpock) February 17, 2024


配属ガチャについてよくある質問


最後に、配属ガチャについてよくある質問をまとめました。
まとめ:配属ガチャがハズレたら辞める前に準備しよう


この記事では、配属ガチャにハズレて辞めるべきかどうかについて解説しました。
結論としては、配属ガチャがハズレたとき、無理にガマンする必要はありません。
耐え続けて体調を崩してしまっては、元も子もないですから。
一方で、勢いで退職すると、次の職場でも同じような悩みにぶつかることがあります。
ハズレだとわかった瞬間にいきなり退職するのではなく、以下のようなできることから始めましょう。
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- 第二新卒のうちに転職活動をする
- 身体や心を壊す前に逃げる



とはいえ、身体が1番の資本です。限界が近いのであれば、早めに逃げることをおすすめします。
この記事が、配属ガチャに悩むあなたにとって、少しでもヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!



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