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最近タイピングが進まないときが増えた話。

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最近、タイピングが進まない時が増えた。

腕が痛い、とかじゃない。
文字書いてたら涙が出る、とかでもない。

書くぶんには楽しいんだけど、一方で不安がつきまとう。

Webライターの案件でも、以前より書くのが遅くなってしまった。

そしてたまにやらかしてしまう。

これも成長なのか、はたまた職業病なのか。

あるいは一種のトラウマか。

情報発信するうえでつきまとう2文字が、怖くなるときがあるから。

目次

短い文章は単語1つで意味が変わる

特に、短い文章を書くときに、この現象が起こりやすい。

具体的には、140文字で表現するTwitterという場所。

140文字なんて、伝えたいことを盛り込もうとすると、あっという間にオーバーしてしまう。

普段のツイートはSocialDogというツールを使っていて、1週間に1回まとめて考えるようにしている。

入念に確認できるし、反応を見て改善できるから、平和に読まれるツイートが多い。

例えば、このツイート。

フォロワーさんたちの共感を得たようで、結構大きな反響だった。

「思い」と「読みやすさ」のバランスが取れているからだろう。

一方で、あらぬ方向に読まれてしまうことも何度かあった。

短い言葉で思いを詰め込もうとした結果、やや煽り気味になったり、わかりづらい例えを使ってしまったり。

既に削除済みだが、思っていた意味と違うように捉えられてしまったツイートも2~3回もあった。

そして、この記事を書くに至った理由は今朝のこのツイート。
(2021年1月に新しく作った、恋愛の情報発信用サブアカウントです)

このツイートで1番言いたかったのは

浮気やモラハラは男女関係なく良くないこと

ということだったんですが……。

思いを140文字に詰め込むことに必死で、何が言いたいか分かりづらい文章になってしまった。

(なんなら、この140文字で書けなかった思いもたくさんある)

特に問題だったのは、「他に好きな人ができたから」というのが被害者側の発言だと思った人が結構数いたこと。

たしかに振り返ってみると主語が抜けてたので、確認不足を実感。反省してます。

一方で、ぼくに限った話じゃないと思う。

Twitterでは

  • 見出しが分かりにくい
  • ミスリードを生むタイトル

といったような、記者への批判がたびたびおきているのを見る。

今の仕事をしていて思うのは

短い文章で最大限に物事を伝えるのは、きわめて難しい

ということ。

成功すると大人気なるけど、失敗すると炎上や批判という博打勝負。

ある程度伝わる文章が書けるようになった今だからこそ、悩むのかもしれません。

ブログや記事執筆でも止まってしまう時がある

最近もう1つ問題として出てきたのが「短文勝負のSNSに限らず、文字数をある程度気にせずに済むブログやライターでも止まってしまう」ということ。

Twitterでの失敗があってから

  • この文章、こうも捉えられるな
  • なんかちょっと読みづらいな
  • 違った意味で読まれないかな
  • 結論と違う方向の説明なってないかな
  • 読み手が不快に思わないかな

なんて考えることがかなり増えた気がする。

特にセンシティブな内容や、人によっては不快に感じるかもしれない内容は、かなり慎重になってしまう。

正直、最近恋愛ブログで書いた【登録歴6年】ペアーズ(Pairs)の女性はレベルは?やばい女はいる?の記事も、言葉選びや表現にかなり気を遣いました。

また、書き終えたあとに1度見直しを行ってから投稿や納品するけど、書いてる途中でも気になったり、忘れるのが怖かったりする。

特に、忘れてしまうのが1番怖くて、都度考えることもしばしば。

こうした結果、以前より記事を書くスピードが確実に落ちたね。

勢いと見直しだけで書いていた頃と比べるといいのかもしれませんが……

以前より文章が冷めきってるな

と思うことが正直ある。

ときには、勢いよく思いを書けてたあの頃に戻りたいな、と思ったり。

ブログ記事を書いてるときとか特にね。

それともう1つ。

最近「切り抜き」が怖いと思う時がある。

切り抜きというのは「メディアの中のある1文だけ取り上げて批判すること」。

例えば

「ブログはクソ」

って書いたとしましょう。

結論が「ブログはクソだと思う人もいるけど、楽しいことの方が多いよ!」という内容で。

しかし、「ブログはクソ」という部分だけをスクリーンショットなどで切り抜かれて

  • ブロガーがこんなこと言ってるwwww
  • クソと思うならやめちまえよ
  • もう2度と更新すんな

みたいなコメントが寄せられることが結構ある。

とある1文だけ切り取られて炎上を生んでしまうのが怖くて、余計に慎重になってしまう。

Webライターでお世話になってるクライアントから

「じんとさん、そんなに気にしなくていいのに……」

と言われたこともある。

けど、自分の納品した記事が原因で炎上してしまったら、すごく申し訳ない気持ちになるから……。

……と、最後の方おセンチになってしまったけど。

ここ数か月、文章を書くのがうまくいかないと思っていた原因がわかって、ちょっとすっきりしたぼくでした。

一緒に前へ進もうね。

生きててえらい!

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