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うつ病の人が退職代行を利用するのはあり?パワハラで休職経験のある人が解説

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うつ病の人が退職代行を利用するのはあり?パワハラで休職経験のある人が解説
  • うつ病の人が退職代行を利用するのはあり?
  • 退職を伝えるのすら怖いんだけど……

数年前から知名度がかなり上がった「退職代行」。

上司からのパワハラが原因でうつ病になった場合、退職代行を使って心身の負担を減らしたいですよね。

結論から言いますと、以下のように、うつ病の人が退職代行を使ったほうがいいケースはあります。

  • 上司と顔を合わせたくない
  • 上司が退職をさせてくれない
  • 退職手続きでも会社に行くのが怖い

とはいえ、退職代行を使う・使わないに限らず「いきなり退職」は避けたいもの。

「仕事を見つけなきゃ」と焦ってしまい、ブラック企業に転職して負の連鎖になりかねないからです。

この記事を書いた僕も、パワハラを受けてうつ病で休職。

1年後にフリーランスで社会復帰しましたが、すぐに退職しなかったからこその成功だと思っています。

この記事では、退職代行を使ったほうがいいケースや注意点について詳しく解説するのはもちろん、おすすめのサービスも紹介します。

最後まで読めば、あなたが退職代行を使ったほうがいいのかどうかがわかりますよ!

うつ病当事者が選ぶ、おすすめサービス

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目次

うつ病の人で退職代行を使ったほうがいいケース

うつ病の人で退職代行を使ったほうがいいケース

最初に紹介したように、うつ病の人で退職代行を使ったほうがいいケースは以下の3つ。

  • 上司と顔を合わせたくない
  • 上司が退職をさせてくれない
  • 退職手続きでも会社に行くのが怖い

詳しくみていきましょう。

上司と顔を合わせたくない

パワハラやセクハラを上司から受けていた場合、顔を合わせるのが怖いもの。

とはいえ、退職は上司に伝える必要がある……。

そうなれば、本当に苦しくなりますよね。

えらい人

こんなんで辞めるなんて根性がない!甘えだ!

なんて言われたときは、絶望でしかありません。

しかし、退職代行サービスに依頼すると、上司と顔を合わせずに退職することが可能。

「もう2度と会わなくていいんだ」という安心感は、代えがたいものではないでしょうか。

上司が退職させてくれない

まじめで成果も出しているあなたが、上司の期待に応えるべく休みも返上して働き、うつ病で倒れてしまった。

そんなときにありがちなのが「退職を認めない」ことです。

  • 上司:優秀なあなたに残ってほしい
  • あなた:心身ともに悲鳴をあげているから辞めたい

この板ばさみに苦しみ、退職交渉がなかなか進まないかもしれません。

とはいえ、退職代行サービスを使えば、その心配は無用。

あなたの代わりに手続きを進められるので、心身の健康を保つことができます。

退職手続きでも会社に行くのが怖い

会社に行くだけで動悸がする……。

うつ病に苦しむ人のなかには、こんな方も多いです。

「社員証を返せばいいだけなのに」とわかっていても、身体は動かない。

本当に苦しくなりますよね。

しかし、退職代行サービスを利用すると、以下のことを行なってもらえます。

  • 社員証や制服、健康保険被保険者証などの返却
  • 離職票、源泉徴収票、雇用保険被保険者証、年金手帳の受け取り

特に、下の4つは社会復帰する際に必要ですので、必ず受け取りましょう。

退職代行を使う前に!うつ病の人が心がけておきたい注意点

退職代行を使う前に!うつ病の人が心がけておきたい注意点

一方で、退職代行を使う前に、うつ病の人が心がけておきたい注意点が3つあります。

  • いきなり退職するのは避ける
  • 「労働組合」もしくは「弁護士」運営のサービスを選ぶ
  • 金銭的な余裕を持たせておく

こちらも詳しく紹介します。

いきなり退職するのは避ける

退職代行を使う・使わないに限らず、「いきなり退職する」のは避けたほうがいいです。

というのも、うつ病のときは判断力が鈍っていて、以下のケースが起こりえるから。

お金の不安があるのに退職
→「仕事が見つからないと生活できない」と焦る
→「採用さえされればいいや」と適当に応募して入社
→実はブラック企業でさらに苦しむことに……

じんと

実は、僕も危うくこうなりそうでした。

まずは休職して、回復に専念する。

これを忘れないようにしましょう。

休職時のお金の制度を解説

「労働組合」もしくは「弁護士」運営のサービスを選ぶ

退職代行サービス会社の運営元は、大きく分けて3つあります。

  • 弁護士
  • 労働組合
  • 民間業者

しかし、できる限り民間業者は避けることをおすすめします。

というのも、以下のようなことを行なってもらえず、「単に退職の意思を伝えるだけ」になるためです。

  • 退職日の交渉
  • 退職金の支払い
  • 有給休暇の消化、買取

うまくいくこともあるかもしれませんが、うまくいかなければ自己責任。

自分をさらに責めないためにも、弁護士もしくは労働組合が運営するサービスを選びましょう。

じんと

特に、パワハラや残業代未払いなど「法律に関わるトラブル」があれば、弁護士運営のサービスがおすすめです。

金銭的な余裕を持たせておく

退職代行サービスは、決して安いものではありません。

先ほど紹介した3種類でも、大きく相場が異なります。

弁護士50,000円〜100,000円
労働組合25,000円〜30,000円
民間業者10,000円〜50,000円

傷病手当金があるとはいえ、収入は休職前のおおよそ3分の2程度。

退職代行の大きな出費が、思い詰めてしまう原因になるかもしれません。

そのため、「退職代行の費用を支払っても、2〜3ヶ月は生活できるか」という視点を忘れないようにしましょう。

うつ病の人が退職代行を使うメリット

うつ病の人が退職代行を使うメリット

ここまで紹介した退職代行について、うつ病の人が使うメリットは以下の3つ。

  • 会社や上司への連絡が必要なくなる
  • 希望すれば即日で退職できる
  • 退職以外の交渉ができる

会社や上司への連絡が必要なくなる

なんといっても「会社や上司への連絡が必要なくなる」のが1番のメリット。

「会社や上司のことを思い出すだけで怖い……」というあなたでも、安心できるのではないでしょうか。

「退職を言い出すだけなのにしんどい」というのであれば、退職代行に依頼するのも一手だといえるでしょう。

希望すれば即日で退職できる

即日対応しているサービスを選べば、依頼したその日に退職できます。

  • 1日でも早く、会社のことを忘れたい
  • 転職先が決まったし、1日でも早く辞めたい

こう思ったときでも、退職代行業者があなたの代わりにスムーズに手続きしてくれますよ!

万が一その日に退職できなかった場合でも、無期雇用であれば、労働者が退職の意思を伝えて2週間経つと退職できますのでご安心を。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

引用元:民法第627条「期間の定めのない雇用の解約の申入れ」

退職以外の交渉ができる

先ほど紹介したように、弁護士もしくは労働組合が提供するサービスであれば、退職以外の交渉もできます。

有給消化や退職日の交渉などもあなたの代わりに行なってくれますし、特に弁護士であれば会社ともめたときも有利に進められます。

じんと

心身ともに疲れているときに交渉をするのは、本当に大変ですから……。

その他、パワハラや残業代の未払いなどのトラブルがあったときも、泣き寝入りせずに戦えるのでありがたいですね。

うつ病の人におすすめしたい退職代行サービス3選

うつ病の人におすすめしたい退職代行サービス3選

とはいえ、今は退職代行サービスが数多くあり、どれにしようか悩みますよね。

そこで、以下の3つにもとづき、おすすめの3社を厳選しました。

  • 弁護士、もしくは労働組合が運営している
  • 費用が6万円以下
  • サポートが充実している

当事者おすすめ!紹介サービスいちらん

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退職代行oitoma

1つ目は、安心さとリーズナブルさのバランスが魅力の「退職代行oitoma」です。

おすすめポイント
  • 労働組合が運営している
  • 税込24,000円で依頼できてリーズナブル
  • 相談無制限で24時間対応、全額返金保証がついていて安心

退職代行oitomaは、労働組合が運営するサービス。

安心して依頼できるのはもちろん、退職日や有給休暇の交渉も行える点が魅力的です。

また、万が一退職に失敗した場合でも、全額返金保証がついています。

依頼料も24,000円とリーズナブルなため、まず選択肢に入れたいサービスだと言えますね。

一方で、パワハラの訴訟や残業代請求については「非弁行為」と違法になるため対応していません。

もしこれらを依頼するのであれば、次に紹介する「弁護士法人みやび」のほうがおすすめできますね。

弁護士法人みやび

2つ目は、弁護士が直接交渉を行い、かつ幅広い働き方に対応している「弁護士法人みやび」です。

おすすめポイント
  • 弁護士事務所が運営し、事務員ではなく弁護士が直接交渉
  • 正社員はもちろん、契約社員やアルバイト、公務員まで対応
  • LINEやメールでやり取りできて、サポート期間は無制限

弁護士法人みやびは名前通り、弁護士事務所が運営するサービス。

未払いの給与や損害賠償の請求、自宅訪問の交渉にも対応しており、会社とのトラブルに悩むあなたでも安心して依頼できます。

それでいて、LINEやメールでやり取りでき、全国どの地域からでもサポートを受けられます。

料金は55,000円と退職代行oitomaの倍以上かかりますが、「安心感や交渉代を買っている」と考えれば納得できるのではないでしょうか。

損害賠償などの請求を会社が拒否し弁護士が交渉した場合、成功報酬の20%が別途発生するとのことです。

退職110番

3つ目は、同じく弁護士法人が運営するサービス「退職110番」です。

おすすめポイント
  • 正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトの退職に対応している
  • メールでやり取りでき、全国どこからでも申し込める
  • 退職できなかった場合には全額返金保証あり

退職110番の特徴として「全額返金保証がある」ことが挙げられます。

弁護士が交渉を行うため失敗する可能性は低いものの、万が一のことを考えると安心できますね。

また、ほとんどのケースで弁護士との面会する必要がないとのこと。

「会って話すのが不安だな」と感じる場合でも、安心できるのではないでしょうか。

料金も「43,800円」と弁護士法人みやびより安いですが……クレジット決済のみというデメリットもあります。

クレジットカードを持っていない場合は、銀行振り込みに対応している「弁護士法人みやび」を利用しましょう。

退職代行が気になるうつ病の人からよくある質問

退職代行が気になるうつ病の人からよくある質問

最後に、退職代行が気になるうつ病の人からよくある質問にお答えします。

うつ病で即日退職はできる?

医師の診断書によるドクターストップがあれば、即日退職できる可能性があります。

というのも、民法628条で以下のように定められており、「やむを得ない事情」だと判断できるためです。

雇用の期間を定めたときといえども、やむを得ない事由がある場合は、各当事者は直ちに契約を解除することができる。

引用元:民法第628条

とはいえ、何度かお伝えしたように「いきなり退職」は本当におすすめできません。

まずは「休職」を選択し、ゆっくり体調を整えましょう。

退職代行サービスはダメなのでしょうか?

ダメというわけではありません。

日本では「退職するときは直接お礼を伝えるのは当たり前」という風潮があります。

とはいえ、うつ病になるほど追い込まれている状況で、直接お礼を伝えるというのは難しい話です。

なぜか強くイメージされている「ノリで退職代行」という事情とはまったく異なるので、安心してくださいね。

うつ病で休職や退職するのがずるいと言われるんだけど……

そんなことはありません。

休職や退職に追い込まれるほど、ひと一倍頑張ってきたんですから。

もしそう思う上司や同僚が多いのであれば、「先に逃げやがった」という同調圧力強めのブラック企業の可能性が高いです。

ずるいという声を気にせず、体調の回復に専念しましょう。

じんと

むしろ、「ブラック企業に適応できなくてよかった」とすら思います。

まとめ:うつ病の人に退職代行という選択肢はあり

まとめ:うつ病の人に退職代行という選択肢はあり

この記事では、うつ病の人で退職代行を使ったほうがいいケースと注意点について解説しました。

この記事のまとめ

うつ病の人で退職代行を使ったほうがいいケース

  • 上司と顔を合わせたくない
  • 上司が退職をさせてくれない
  • 退職手続きでも会社に行くのが怖い

うつ病の人が退職代行を使うときの注意点

  • いきなり退職するのは避ける
  • 「労働組合」もしくは「弁護士」運営のサービスを選ぶ
  • 金銭的な余裕を持たせておく

うつ病の人が退職代行を使うメリット

  • 会社や上司への連絡が必要なくなる
  • 希望すれば即日で退職できる
  • 退職以外の交渉ができる

退職させてもらえないときや、上司や会社のことを考えただけで怖いときに、退職代行を使うのはひとつの選択肢。

ある程度体調が整ったうえで、辞めることを伝えられずにつらい思いをしているときは、退職代行を使って会社と縁を切りましょう。

じんと

選択肢が増えるだけでも、気持ち的に楽になりますからね!

最後に、おすすめの3社について改めてまとめました。

気になったサービスがあれば、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

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