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機械設計は未経験だと難しい?転職を成功させるコツとあわせて元エンジニアが紹介

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機械設計は未経験だと難しい?転職を成功させるコツとあわせて元エンジニアが紹介
  • 機械設計は未経験だと難しいの?
  • 転職を成功させるコツはないの?

こんな疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、未経験だと全くダメというわけではありません。

この記事で紹介する3つのコツを押さえれば、十分チャレンジできます。

  • 関連業務の経験があるか考える
  • 機械設計で必要なスキルを把握する
  • 転職エージェントからサポートを受ける

とはいえ、最初はたしかに難しいことの連続でした。

この記事を書いているぼくは、新卒で機械設計に携わった経験があります。

しかし、最初は部品の名前を覚えるだけでも一苦労しました……。

この記事では、機械設計は未経験でも難しくない理由と転職成功のコツを経験者目線で紹介します。

最後まで読むと、機械設計の仕事が「思ったより難しくない」と思えますよ!

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この記事を書いた人

大手メーカー(機械設計・新卒採用)→ うつ病 → 復活6年目┊X(Twitter):フォロワー1.3万人┊メンタル心理カウンセラー資格保持┊オンライン相談で140人以上の悩みを解決┊文春オンライン様に紹介いただいた経験あり┊さらに詳しい自己紹介

目次

機械設計が未経験でも難しいといえない3つの理由

機械設計が未経験でも難しいといえない3つの理由

機械設計が未経験でも難しいといえない理由は、以下の3つです。

  • 簡単なことから任される
  • 既存の製品に基づいて設計する
  • 大手だと分業化が進んでいる

簡単なことから任される

1つ目は「簡単なことから任される」ことです。

多くの企業では、製図で使うCADの講習や技術的な知識を得る「eラーニング」といったような教育制度が導入されています。

このような会社では教育カリキュラムも充実していることも多く、機械設計エンジニアとして順序良くステップアップできるでしょう。

ちなみに、ぼくが新入社員のころに初めてやった業務が「設変(設計変更)」。

製品の不具合や生産性などの事情で図面を一部変更する仕事で、初心者でも取り組みやすい業務だったと今になって思います。

既存の製品に基づいて設計する

2つ目は「既存の製品に基づいて設計する」ことです。

ぼくも新入社員のころ驚きましたが、設計といってもイチから作るわけではありません。

というのも、すでに世に出ている製品に基づいて寸法や強度を決める、「類似設計」がほとんどだから。

そのため「初心者でも設計者としてイチから作れるか不安」という人でも安心して働けるでしょう。

とはいえ全てパクリというわけではなく、顧客の要求を製品に織り込むことが求められます。

ある程度経験を積めば、顧客のスペックを満たすための材質や寸法、形状を決める「検討業務」も任されるようになり、ものづくりが好きな人はやりがいを感じられるはずです。

大手だと分業化が進んでいる

3つ目は「大手だと分業化が進んでいる」こと。

ぼくは元々大企業に勤めてましたが、入社前後でギャップを感じたことの1つです。

製品の評価や解析、製造に必要な部品の設計、ときにはCADでの製図業務まで他の部署の人にお願いしていました。

特に「設計=図面を描く仕事」と思っていたぼくは、CADオペレーターに製図をお願いすることになるとは想像もつかなかったです。

とはいえ、裏を返せば「設計業務の勉強に集中できて早く一人前になれる」といえます。

じんと

機械設計は覚えることが本当に多いですからね。

未経験者が機械設計への転職を成功させる3つのコツ

未経験者が機械設計への転職を成功させる3つのコツ

とはいえ、「機械設計のような専門職への、未経験転職は難しいのでは?」と感じる人もいるでしょう。

実は、コツさえつかめば、機械設計への転職は難しくありません。

実際、転職エージェントでおなじみのdodaの予測によれば、「団塊ジュニア世代の定年退職による人手不足」とのこと。

国内メーカーの主要産業である自動車や製造装置などの需要が堅調である一方で、少子高齢化による労働力不足の影響や、団塊ジュニア層の引退などの影響で、メーカーでは全体的に人手不足になるため、アウトソーシング(特定技術者派遣)企業への需要が高まります。それに伴い、若手や未経験者の採用ニーズも高水準になることが予測されます。

引用元:doda「転職市場予測2023上半期電気・機械(エンジニア)の転職市場動向」

とはいえ、何もせずに選考に臨むと落とされてしまう可能性が高いです。

悲しい事態を防ぐためにも、今から紹介する3つのコツを押さえてくださいね!

  • 関連業務の経験があるか考える
  • 機械設計で必要なスキルを把握する
  • 転職エージェントからサポートを受ける

関連業務の経験があるか考える

まずは「関連業務の経験があるか考える」ところからです。

というのも、専門職の機械設計は「機械やCADに関する知識やスキルがゼロ」という状態だと難しいから。

例えば文系大学の出身で、保険の営業から機械設計エンジニアへ転職というのはほぼほぼ不可能に近いでしょう。

とはいえ、機械やCADに関連した職種であれば、未経験転職は十分可能。

具体的には、以下のような職種です。

  • 機械メーカーの企画職
  • セールスエンジニア(技術営業)
  • ITエンジニア(IoT、AI関連)
  • CADオペレーター

ただし、工学部出身の第二新卒であれば無関係の仕事から転職できるチャンスありです。

そのため、「機械設計に興味があったのに違う部署に配属された……」という人は早めの転職をおすすめします。

機械設計で必要なスキルを把握する

続いて、機械設計で必要なスキルを把握しましょう。

CADや4力学(材料力学・流体力学・熱力学・機械力学)のスキルを活かした経験がない人がほとんどですよね。

そんなあなたには、機械設計に必要な「ポータブルスキル(職種が変わっても持ち運べる能力)」を知って、アピールすることがおすすめ。

実際に機械設計の仕事で働いていて、必要だと感じたのは以下の3つでした。

  • 粘り強さ
  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力

なかでも「コミュニケーション能力」は、ないと正直厳しいです。

機械設計の仕事は、顧客や他部署とのすり合わせが多く、特に上の立場になるほどその割合は大きくなります。

そんなときに相手の考えを汲み取りながら、自分の意見を相手に正確に伝えるスキルがなければ仕事が思うように進みませんからね。

よって、多くの人を巻き込んだ経験や、営業に携わった経験などあれば積極的にアピールしましょう。

転職エージェントからサポートを受ける

最後に、転職エージェントからのサポートを受けましょう。

未経験転職は一般的な転職よりも難しく、志望動機や職務経歴書をうまく書くことが重要だからです。

具体的には

  • なぜ機械設計エンジニアで働きたいのか
  • そのなかでも、なぜこの会社なのか
  • 機械設計エンジニアの仕事が本当に合っているのか

といったことが書類選考や面接で伝わらなければ転職は失敗しやすいでしょう。

しかし転職エージェントに登録すると、コンサルタントからの求人紹介はもちろん、履歴書や職務経歴書のアドバイス・添削までサポート。

機械設計エンジニアに必要なスキルや活かした経験を正しく使うことで、内定がグッと近づきますよ!

なかでもおすすめしたいのが、以下2つのサービス。

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どちらも無料で利用できますので、気になったほうから登録しましょう!

機械設計に未経験でチャレンジしたい人からよくある質問

機械設計に未経験でチャレンジしたい人からよくある質問

最後に、機械設計に未経験でチャレンジしたい人からよくある質問にお答えします。

機械設計はやめとけって本当?

向いていない人からは「やめとけ」という意見が多いです。

その理由は、主に以下の3つ。

  • 覚えることが多い
  • 業務が幅広い
  • 納期が厳しい

とはいえ、次に紹介する向いている人に当てはまっていれば、製品が世に出る達成感からやりがいを持って楽しく働けるでしょう。

機械設計に向いているのはどんな人?

以下のような人には、機械設計が向いています。

  • 新しい知識を得るのが好きな人
  • 複数のことを同時にこなすのが得意な人
  • コミュニケーション能力が高い人
  • チームで成果を出すのが好きな人
  • 年収が高く、将来性のある仕事に就きたい人

3つ以上当てはまれば、機械設計が天職に感じるでしょう。

機械設計で一人前になるまで何年かかる?

厚生労働省が提供する職業情報サイト「jog tag」によりますと、入社後5〜10年はかかるとのことです。

機械設計の年収はいくら?

先ほど紹介した「jog tag」によりますと、令和6年度の平均年収は669.4万円

世間全体の平均年収が478万円であることから、かなり高い部類だといえるでしょう。

30代から未経験で機械設計にチャレンジできる?

不可能ではありません。

とはいえ、大学や専門学校で機械工学を学んでいなければ、独学や講座などを受けないと難しいのが現状。

本気で目指すのであれば、まずは機械工学の基本を学びましょう。

まとめ:機械設計は未経験でも難しいわけじゃない

まとめ:機械設計は未経験でも難しいわけじゃない

この記事では、機械設計は未経験でも難しいといえない理由と、転職成功のコツを紹介しました。

この記事のまとめ

機械設計が未経験でも難しいといえない理由

  • 簡単なことから任される
  • 既存の製品に基づいて設計する
  • 大手だと分業化が進んでいる

未経験者が機械設計への転職を成功させる3つのコツ

  • 関連業務の経験があるか考える
  • 機械設計で必要なスキルを把握する
  • 転職エージェントからサポートを受ける

機械設計は未経験でも、難しくて歯が立たないわけではありません。

特に、教育制度の充実している会社を選ぶと、順序よくステップアップできるのでおすすめです。

また、機械設計への未経験転職は、コツさえつかめば十分可能。

特に技術営業などの関連業務に携わった人や、工学部出身の第二新卒は有利といえますね。

そして、転職成功にグッと近づくためには、職務経歴書や履歴書を添削してもらえる転職エージェントの利用がおすすめ。

特に以下2つのサービスは機械設計の求人を多く取り扱っていますので、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、今日も生きててえらい!

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