ぼくは、今年に入ってから「地方移住したい」と定期的に言っている。
まず、最初に断っておくと
「流行りに乗りたいから」
ではない。
今のご時世で『地方でリモートワークでのんびり』という暮らし方に憧れる人が増えたとは聞くけど、のんびりしたいわけじゃないし。
今の場所じゃダメなの?
一人で住むなら、今住んでる場所から車で数10分のところでいいんじゃないの?
いやいや、それじゃ意味がない。
じゃあなんで?
何度も考えた。
何日も考えた。
風呂場でも、便座の上でも考えた。
そして、行きついた1つの答え。
それは……
好きなことを犠牲にせずに、過去の自分とサヨナラするための、1番良い方法だったんだと。
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ヒントは「仕事」から得た
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実は、地方移住に行きついた考え方は「仕事」がきっかけ。
これまで「じぶんぽっく」を読んでくれてた人は知ってると思うけど、社会人3年目でうつ病を患った過去がある。
パワハラとか仕事に興味が持てない葛藤とか色々あったけど、1番は「社風(会社の雰囲気)と性格の不一致」。
例えるなら、「1人で過ごすのが好きな人が、渋谷のハロウィンに行く」という状況が週に5日といった感じ。
このことに関しては、29年間表に出せなかった「ウェイ系コンプレックス」について全部言おうと思うで詳しく解説したので、気になる方はぜひ。
そんなぼくやけど、Webライターとブログを筆頭としたフリーランスになって、自分らしさを取り戻した。
大きな案件も増えてきたし、任されることも増えてすごくやりがいを感じて働けてる。
何より、ここまでハマるとは思わなかったから、自分でも驚いてる。
この1年で、仕事に対する考え方が大きく変わり、状況が良くなったのは「以前いた会社を辞める」という決断ができたこと。
うつ病を患って、転職で250社落とされたからとはいえね。
マイナスの引力が強い「前の会社」を、自分で『決別』できたからこそ、今があるんだと思う。
もう1つ「必要な決別」がある
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しかし、ぼくにはもう1つ「必要な決別」があった。
それは「プライベート」。
正確に言うと「毒親との関係」だ。
- 親には感謝しなさい
- 家族は大切にしなさい
こういうことを言う人の気持ちは、わからなくもない。
ただ、自分にできるかと言われたら、正直無理。
どれくらいかというと
子供の泣き声を街中で聞くと、なぜか涙腺がゆるくなる
というくらい。
これは「子どもが嫌いだから」とかじゃない。
自分のことを思い出して、その子が虐待されていないか心配になってしまうから。
ぼくの実家は、ざっくり言うとこんな感じ。
- W不倫
- 父:典型的なモラハラ
- 母:アルコール依存
- 成績でしか評価しない
- 恋愛至上主義
そして、先ほど触れた「ウェイ系コンプレックス」にもつながる「恋愛至上主義」で。
- フラれてばかりのくせに
- 俺の子なのになんで彼女がいないの?
- 私の子なのにまだ結婚しないの?
こんな感じのことを、実家にいたときたびたび言われる。
こうした過去の背景もあって「愛着障害(常に心のどこかに寂しさを抱えている状態)」というのがあった。
▼愛着障害の詳しい説明はこちら(別ブログに飛びます)
関連記事:【つらい】愛着障害の人は恋愛依存になりがち?3つのパターンと乗り越え方を紹介
そんな愛着障害を乗り越えるには「没頭」が大事ですが……。
仕事をしている時は忘れるし、
友達と遊んでいる時も忘れるし、
趣味に打ち込んでいる時も忘れる。
けど、寝る前のふとした時に、人肌恋しくなる。
急に寂しがり屋が発動してしまう。
さらにややこしいのが「自分の恋愛パターン」で。
- 自分:ウェイ系でも硬派でもない、中間層が好み
- 相手:ウェイ系で押しの強い男性が好み
といったように「婚活市場」のような一方通行が続いている。
明らかにパリピな人はそもそも話す機会ないし。
硬派な人も話が盛り上がらないことが多い。
(もちろん、人によりますが)
言葉にうまくできないけど。
中間層が1番話が合うし、見た目も中身も好み。
ただ、中間層は「ウェイ系の男性」が好き。
そして彼らは押しが強いから、横取りされてしまう。
大学生の時から数えると、何回あったっけか。
そのたびに、自分の両親を思い出す。
見知らぬ異性を車に乗せている、瞬間を見たあの日を。
そんなこんなで、長い間悩んできた「愛に飢えている状態」の原因が、ここ数日でやっとわかった。
そして、この問題を解決するための糸口は、仕事と同じ「決別」。
ただ、趣味であるクルマを維持するには、東京は高すぎる。
道も混んでるし、昼間に気持ちよくドライブできる場所も少ない。
じゃあどうする?
地方都市だ。
といっても山の中の古民家とかではない。
昔住んでた、香川県高松市のようなイメージ。
今の家に住む直前に住んでた、奈良県大和高田市もちょうどよかったな。
ただ、関西出てみたい気もするから、奈良県はいいや。
今住んでる親族の家も実家とそこそこ近いし、たまに実家から電話かかってくる。
遠いようで、ちょっと近いね。
だからこそ、過去のトラウマを捨てるためには、毒親と物理的距離をとる「決別」が必要なんだと思う。
何かのしがらみに悩む人へ
![](https://www.jibun-pock.com/wp-content/uploads/2021/10/ブログ挿入用-5.jpg)
今、何かのしがらみに悩んでいる人も多いと思う。
ある人は、会社や上司。
ある人は、モラハラパートナー。
口では言えない何か、という人もいるだろう。
外出自粛や営業自粛も、ある意味しがらみかもね。
すごく気持ちはわかる。
次の会社は見つかるのか。
次のパートナーは見つかるのか。
不安になるよね。
ぼくもそうだった。
会社を辞めると決めたとき、当時の愛車を手放さないといけないのかなと不安になった。
実際、数か月後に手放したんだけど。
ただ、1年が経って分かった。
何年も悩むしがらみがあるなら、「決別」してみてもいいんじゃないかって。
ここまで違う景色が見えるものだとは、想像もしなかった。
ぜひ、同じ気持ちよさを味わってみてほしい。
そう思ってこの記事を書きました。
ぼくも、毒親との決別ができるように頑張るから。
お金の問題ややりたいこともあって、すぐにはできないけれど。
軌道に乗ってきた仕事をさらに乗せて、1年後には決別したい。
そのために、きょうもはたらこう。
みんなも、生きててえらい。
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