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出る杭は打たれろ!他人を打つくらいなら、自ら打たれる方が100倍いい

記事内に広告を含みます。

「出る杭は打たれろ」という言葉を提案します。

そもそも「出る杭は打たれる」とは、

  • 才能や実力がある人は妬まれやすい
  • 出過ぎた振る舞いをすると、非難される

といった意味ですが、そもそも「出る杭は打つ」人が現代社会ではあまりにも多いです。

そして「出る杭は打つ」風潮は、多方向でデメリットを生み出しています。

出る杭を抑えた側から、打たれる側に変わった自分は伝えたい。

「出る杭は打たれろ、出すぎると打たれなくなるから」

目次

「出る杭は打たれろ」でない世の中のデメリット3選

「出る杭は打たれろ」ではないことによるデメリットは、以下の3つです。

  • 消極的になる
  • 平均的な人間になる
  • 他人の目を気にする

デメリット①:消極的になる

1つ目のデメリットは「消極的になる」ことです。

会議や研修、講義で積極的に発言すると「空気の読めない人」や「意識高い系」と揶揄されることが多いです。

そして、自分が仲間外れにされないように「消極的」になります。

その結果、質問をしても静まり返り、進行役や講師が誰かを指名するまで回答しません。

「生産性のない会議」とよく言われますが、発言がなければ空白の時間が増えますし、

結果的に会議の生産性が落ちるのは当然ではないでしょうか。

デメリット②:平均的な人間になる

2つ目のデメリットは「平均的な人間」になることです。

平均的な人間を作る風潮は、そもそも学校教育からあります。

例えば、算数と理科がずば抜けて得意なたかしくん。

たかしくんは算数と理科が好きで、算数と理科は自発的に取り組んでいます。

テストの点数は算数と理科は90点ですが、その他は50点です。

この時、焦点をあてるのが「得意な科目」ではなく「苦手な科目」

先生から「来学期は国語の点数を上げましょうね」と言われます。

興味のあることを伸ばすよりも、ないことを引っ張り上げる傾向が強いです。

大人になってからも、スペシャリストよりジェネラリスト。

つまり平均的な人間を求める傾向にあります。

そして、将来的に出世して管理職なりやすいのは、ジェネラリストです。

さらにジェネラリストが上に立つことで、下の人に対し「出る杭は打つ」風潮を作り上げるでしょう。

以下、無限ループですね。

デメリット③:他人の目を気にする

意外かもしれませんが「出る杭は打つ」タイプの人は、他人の目を気にする人です。

なぜなら「自分がいつ、打たれる側になるかわからない」から。

そして、打たれる側に回らないように、出る杭にならない努力をしています。

「出る杭は打つ」という人は、声が大きいです(声量ではない)

声が大きい分、一見強そうに見えますが、内心はびくびくしている方も多いです。

※一部のサイコパスは別です。

「出る杭は打たれろ」ではない風潮が続いた結果…

「出る杭は打たれろ」ではない風潮が続いた結果、「生産性」が落ちてしまいます。

  • 静まり返り、進まない会議
  • 仕事が早く終わっても帰りづらい
  • 政治的なコミュニケーション

といったことが、よくある光景ではないでしょうか?

出る杭が打たれないようになるために

  • 会議で発言をしない
  • 残業をして仕事をしているふりをする
  • 嫌な上司でも嫌われたり、評価を落とされたりしないよう我慢する

といった行動をとる人が多いです。

その結果、製品や仕事の質が落ちるのはもちろんのこと、

閉塞感やストレスから、精神疾患を患う方が増えています。

「出る杭は打たれろ」になれず、無になる努力をした過去

実は僕は典型的な「出る杭」でした。

幼少期から変わった子でしたし、色々なところで打たれまくっています(笑)

学校では積極的に発言していましたし、会社でも新入社員研修までは積極性を発揮していました。

就活の面接でもバンドの経験や旅行の経験などを絡めて、積極性をアピールしていました。

一方でいじめも受けたことがありますし、バンドのボーカル時代にも「辞めろ」と言われたことがあります。

学生時代はそれでも何とかやってこれたのですが……。

社会人になってから「出る杭」にならないように努力してしまいました。

親戚や友人から社会人は「我慢」と言われてきたことを、うのみにしてしまったことが原因です。

そして、新入社員研修を終えてから、数カ月で様々な出来事が起こります。

会社の人間が信用できなくなり、自分を出すことを恐れ、1年経った頃にはパワハラを受けるようになります。

(詳しくは最後に紹介する、noteに書いています)

昔から好きか嫌いかどうかはさておき「キャラが濃い」と言われてきました。

しかし、会社で濃いキャラを出さずに、出る杭を打たれないように「透明人間」となろうとしたのです。

その結果、2019年11月、社会人3年目にしてうつ病を患いました。

うつ病を患うほどですから、出る杭を打たれないようにすることに「相当な負荷」がかかっていたのでしょう。

今はブログしかり、Webライターしかり、打たれるほどの出る杭を出しています。

そして「出る杭は打つ」人におびえる過去の生活より、遥かに生きやすくなりました。

一面見えないほどの濃いキリが、晴れたような感覚です。

前の会社で「出る杭」として打たれていたら、どのようになっていたかわかりません。

ただ、「出る杭は打つ」の風潮に合わせて、出る杭を抑える方が何十倍もしんどいことを経験しました。

社会人3年目でうつ病を患った経験があるからこそ、伝えたいです。

「出る杭は打たれろ、出すぎた杭は打たれなくなるから」と。

▼うつ病を患うまでの軌跡を紹介しています(別サイトに飛びます)。

関連記事:https://note.com/jibunpock/n/n4657e9df470b

「出る杭は打たれろ」を落とす適性検査もある

一方で「出る杭は打たれろ」を落とす適性検査が流行っています。

「出る杭は打たれろ」を落とす適性検査……。その名は「不適性検査スカウター」

  • 欲しくない人材を採らない
  • 精神面の問題を事前に察知する
  • 労働自体に適性があるかを見極める

といったことが公式ホームページに書かれています。

実は僕自身も「不適性検査スカウター」を2020年の転職活動で受験しましたが、

問題内容が「出る杭は打つ」質問だらけで、合わないと考えたので選考辞退しました。

当時担当だったリクルートエージェントの営業さんには、理解を示していただけて今でも感謝しています。

不適性検査スカウターはわずか数年で12000社以上に導入されていますので「出る杭は打つ」風潮はなかなか変わらないのかなと感じています(´・ω・`)

▼不適性検査スカウターを受けたときの記事です。

関連記事:【完全版】不適性検査スカウターの内容から問題点まで徹底解説【例題付き】

出る杭は打たれろ、打つ側になるな

出る杭は打たれろ 出る杭は打つ 不適性検査スカウター
かなづちだけリアルすぎるw

「出る杭は打たれろ」という考え方について紹介しました。

出る杭を持っている皆様は、何かと生きづらいと思います。

しかし出る杭を抑えたり、逆に出る杭は打つ側になったりすると、もっとしんどいです。

出る杭は打つ側に回るくらいなら、一緒に打たれましょう(`・ω・´)

出過ぎると、打つ側も打てなくなりますから。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

ではでは、皆さま今日も生きててえらい!

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